fc2ブログ

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

どうしてもコシアブラが食べたくて

今年の春は本州縦断フットレ-スに出ていたので、山菜採りが出来なかった。しかしコシアブラは年に一度くらいは食べておきたいということで、仕事を抜け出し標高の高い笹の子山へと向かった。笹の子採りは今が旬で、ここまで標高を上げれば、辛うじてまだコシアブラも採れる。今日はコシアブラがメインで、笹の子はついでという位置付けだった。あいにく今年のコシアブラは少し大きくなり過ぎていたが、調理法さえ選べばまだまだ食べれそうだ。更についでにタラノメやウドも採取。旬を過ぎたタラノメなんか誰も採らないだろうが、これが意外といける。太い茎はソテ-に最高で、伸び切った穂先は天婦羅に最適。味はタラノメそのまんまで、採りたい放題、食べ放題。移動時間(往復1時間)含め、3時間でまずまずの収穫を得た。ちなみに本州縦断(5/15ゴ-ル)の疲れが中々取れず、この日の夕方、鍼灸院で治療を受けてきた。

IMG_E3787_convert_20230525173959.jpg
珍しく探さずして採れた
IMG_E3788_convert_20230525174053.jpg
ダブルは嬉しい

IMG_3790_convert_20230525174147.jpg
5/24の収獲  ※ネマガリダケ、コシアブラ、タラノメ、イタドリ、ウド 画像クリックで拡大
IMG_3792_convert_20230525174158.jpg
コシアブラ  ※少し伸びているが、普通に美味しい
IMG_3793_convert_20230525174206.jpg
タラノメ  ※伸びたものは誰も採らないが、まだまだ食用可
IMG_3796_convert_20230525174235.jpg
笹の子(ネマガリダケ)  ※どれだけでも採れたが、笹藪との格闘に力尽きた

≫ Read More

スポンサーサイト



| 笹の子 | 13:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

笹の子料理を味わう


・・前回の続き


IMG_3852_convert_20200525152333.jpg
笹の子と山菜料理(5/21夜)  ※画像クリックで拡大
IMG_3816_convert_20200525151346.jpg
茹で笹の子のマヨネ-ズ添え
IMG_3819_convert_20200525151400.jpg
混ぜご飯(リョウブ、油揚げ)
IMG_3822_convert_20200525151413.jpg
炊き込みご飯(笹の子、油揚げ、シ-チキン)  ※かなり美味い
IMG_3825_convert_20200525151434.jpg
味噌汁(ワラビ、笹の子)  ※味噌汁はワラビがベスト
IMG_3843_convert_20200525151839.jpg
自家製折り菜のお浸し
IMG_3829_convert_20200525151631.jpg
新玉ネギとジャガイモのサラダ
IMG_3836_convert_20200525151656.jpg
ワラビの煮物
IMG_3833_convert_20200525151643.jpg
天婦羅(ハリギリ、タラノメ、笹の子、コシアブラ、リョウブ)  ※時期的に最後かもしれない
IMG_3859_convert_20200525152534.jpg
コシアブラのバタ-炒め  ※簡単だし、酒のつまみにいい
IMG_3837_convert_20200525151707.jpg
笹の子の味噌和え(味噌、砂糖、みりん、すりごま)  ※この味噌は何にでも合う
IMG_3842_convert_20200525151827.jpg
笹の子の卵味噌(味噌、砂糖、青南蛮、シソ、ニラ)  ※味付抜群でご飯が止まらない
IMG_E3780_convert_20200525152547.jpg
末子(第7子)が一番山菜を食べてくれる

≫ Read More

| 笹の子 | 17:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

子供二人と笹の子採り

年に最低一度くらいはタケノコを食べておきたい。僕の地元飛騨では世間一般的に連想する普通の竹の子(孟宗竹)はあまり見かけないので(一応孟宗竹の場所も知っている)、飛騨でタケノコと言えば、竹の新芽ではなく、笹の新芽のことを指す。これが竹の子()ならぬ、笹の子である。ただ実際『ササノコ』と呼んでいる人は少ないように思うし、正式名称は千島笹(チシマザサ)、別名・根曲がり竹(ネマガリダケ)、姫竹(ヒメタケ)などと呼ばれることの方が大半だ。市販の缶詰なんかは、『姫竹』と謳うことが多い。しかしよくよく考えると、『何々笹』や『何々竹』といった呼称は成長したそれを指すのであって、やはり『何々の子』と呼んだ方が意味合いはしっくりくる。僕は採るようになって10年間『ササノコ』の呼称で通しているが、これは知るきっかけとなった御婦人の影響による。その時僕は当時小2の嶺花と里山を登山中、登山道脇で何かを採っている年配女性にたまたま出くわした。正月のお節料理や祭りなどのご馳走で何度も食べたことがあるタケノコが、こういう場所で採れ、それを『ササノコ』と呼ぶことをこの時初めて知った(ちなみにカンゾウについてもランニング中に別の御婦人から教わった)。そしてこの山行の下山時に1時間程採取をし、以来数年間この山にササノコ目的で入るようになった。そしてこの時から僕も御婦人にならい『ササノコ』と呼んでいる。
P1120230_convert_20200522180806.jpg
御婦人のバック  ※快く教えてくれて有難うございました
_convert_20200522180818.jpg
記念すべき僕らの初収獲(嶺花当時小2)  ※以上2枚は2011年・某山

そして今日(5/21)は木曜の平日だが、子供達の良い経験にもなるだろうと、半日事務所を抜け出し、子供二人を連れて山へと向かった。現地に近付くにつれ、軽トラを何台か見かけた。既に採り荒らされているのだろうかと心配になってきたが、想像に反し、出だしから絶好調だった。藪に入り僅か数秒で3本発見。今年はウコギ(タラノメ、コシアブラ等)が遅かったので、きっと笹の子も遅いのだろうなと予想していた。その為例年ならともかく、今年はまだ早いかもなと内心期待もしていなかった。しかし実際現地を訪れてみると、大きさも丁度良く、正にこの山の旬ピッタリだった。早速大声で子供を呼び、『オイお前ら、これが笹の子だぞ!』と自慢げに教え、採り方の手本を見せ、二人に採らせてあげる。『ポキッ!』と音を立て手に取ると、自然と二人に笑みがこぼれた。大志は今回が初めての笹の子採りだが、嶺花は僕の記念すべき初採取を小2の時一緒に体験しているし、小5の時にも一緒に笹の子採りに出かけている。しかし記憶に残っていないらしく、実質今日が初体験のようなもの。『あ~楽しい』と目を輝かせながら、何度も何度も呟いていた。
IMG_E3706_convert_20200521184823.jpg
大志、初めての体験
IMG_3708_convert_20200521184249.jpg
たいして探さずとも、目に入ってくる  ※たまに笹が物理的にも目に入る。この日も一度目をやられた
IMG_3711_convert_20200521184300.jpg
嶺花が特に喜んでくれた  ※ホタルイカ捕りより楽しいらしい

飛騨は日本一の山国なので、山菜にせよ笹の子にせよ、採らない手はない。自粛自粛で家で良い子にしていても、ただ太るだけで、得るものは何もない。世の中は便利なスマホ時代(或いはその先)を突っ走っているが、僕はスマホを避け、未だにガラケ-を使っている。休校措置が採られた3月からのこの2か月間、子供は毎日暇そうにスマホばかりしており、世間はここぞとばかりに『オンライン何々』の流れに乗り出した。しかし僕はそういうのが好きではないし、その他大勢的なことはしたくない。デジタル上で空想に酔いしれているくらいなら、山で食べれるものを探していた方が余程有益だと思うし、本来人間が備えておくべき生命力も付くと思う。
IMG_3714_convert_20200521184310.jpg
笹が太い方が子も太い
IMG_E3713_convert_20200521184834.jpg
これこそが山本来の遊び  ※ただ、総合格闘技並みにかなりハ-ド
IMG_3715_convert_20200521184320.jpg
コシアブラ  ※標高1500mでは今が旬
IMG_E3739_convert_20200522124815.jpg
山頂
IMG_3740_convert_20200521184705.jpg
今日の収獲は3時間で8kg止まり  ※子供が飽き出したので程々で終了
IMG_3744_convert_20200521184717.jpg
淡竹(ハチク)

≫ Read More

| 笹の子 | 18:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

笹の子山でコシアブラ

年に一度は笹の子(ネマガリダケ)も採っておきたい。知人へ配る分も確保する為、平日の昼休みに急遽事務所を抜け出した。さすがに笹山ともなれば、移動に時間がかかる。車で約30分山道を上り、ここ数年通っている山に到着した。今日は平日なので、見かけるのは軽トラに乗った地元の爺様くらい。まだ時期が早いのか、果たして採られた後なのか、笹の子の姿はほとんど目に入らなかった。汗が滝のように流れ落ち、Tシャツ姿の二の腕はいつしか傷だらけ。今年はズボンが破れなかっただけマシだが、正に総合格闘技の如く、滑っては転び、斜面を流され、行く手を藪に阻まれ、全身を容赦なく痛みつけられた。その気になって何時間でも居れば確実に収穫は見込めるが、あの凄まじい戦場で闘う気力は既に持ち合わせていない。他の山菜だったら、あるだけ採って帰るのがいつものことだが、笹の子だけは全部取り尽くす前にこちらからギブアップしてしまう。
DSC04558_convert_20180518123042.jpg
あった、あった

トボトボと車に戻り、ふと辺りを見回したらコシアブラが目に付いた。さすがは標高が高いだけはあり、この山のコシアブラは丁度今が旬のようだ。何度か車で場所を変え、コシアブラやリョウブを沢山採った。高級食材のコシアブラは、道の駅に行けば大概1パック500円程で売られている。林道沿いにこれだけあるのに、何故誰も採らないのか不思議だった。僕がまだタカノツメを判別出来ていないように、意外とコシアブラを分かる人は少ない。今回のお配り分はコシアブラに変更し、袋一杯採れたところでいざ下山。車で走っていてもコシアブラだけは瞬時に見つけることが出来る僕の目は、完全にコシアブラ仕様なのだろう。笹の子採りでコシアブラ・・。今日はどっちがメインだったのだろうか。
DSC04559_convert_20180518123053.jpg
天を貫くコシアブラ
DSC04561_convert_20180518123106.jpg
リョウブ
DSC04567_convert_20180518123124.jpg
笹の子少々と大量のコシアブラ  ※どっちがメイン?
DSC04569_convert_20180518123134.jpg
山の住人
DSC04572_convert_20180518123146.jpg
本日(5/16)の収穫分  ※移動含め3時間20分
DSC04579_convert_20180518123226.jpg
笹の子は美味しいんだけど大変
DSC04575_convert_20180518123205.jpg
丁度食べ頃のコシアブラ

≫ Read More

| 笹の子 | 14:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

攻略この山、もう大満足です

笹の子の採れるこの時期、休日を跨ぐと収穫量に雲泥の差が出てくる。どうせ採りに行くなら、どれだけでも多く採りたい。ここは自営業(自由業)の特権を生かし、本日(5/20)金曜、早朝から正午にかけ再度あの山を目指した。僕の性格上、やり出したら止まらない。2日前にまずまずの収穫を得ていたが、どこか心に満足出来ない部分が残っていた。今日は納得のいくまで、思う存分採る気でいる。だから少しはない頭を絞り、戦略を立てる必要があった。

無限にステ-ジのある稀な笹山ではあるが、狩人の辿る道筋はだいたい似たり寄ったりとなってくる。それは安全上(遭難防止上)、ある程度はやむを得ない。しかしそれでは前客の採り残しか、その後に成長した笹の子くらいしか期待出来ない。結局は先手必勝の闘い。しかし今回僕が目指したのは、まだ誰も踏み入れていない聖域。そんな藪の楽園に出会えさえすれば、探す手間は一気に省け、ひたすら機械的に笹の子をへし折るだけの単純作業で済む。誰も行かない場所・・。それは危険な場所であり、遭難の可能性が極めて高い場所。そうでなくても周囲一帯はどこも藪、藪、藪で、方向感覚はまるでない。
006_convert_20160520175624.jpg
これくらいが丁度よい↑↓
002_convert_20160520182350_2016052018394906a.jpg
※画像クリックで拡大

前回は一般的な斜面で採っていたが、今回は少し勝負に出た。かと言って、一か八かの賭けではなく、地形を充分念頭に置いた上での、石橋を叩いて渡る作戦である。・・結果、見事大当たり。僅か1時間半で、早くも前回の収穫量を超えた。まだ時間はあるし、これで終わる訳にはいかない。車で移動し、場所を変えた。ここは複雑そうなのであまり無理はせず、そこそこの収穫で良しとする。これで既に杭バックには入り切らなくなっているが、まだ満足はしていない。再び車で移動し、更に場所を変えた。
009_convert_20160520175639.jpg
直ぐにこれくらい

そして、僕が追い求めていた楽園がこんな所にあった。確か2日前、僕は同じ場所に車を停めているが、こっちに進むという発想はなかった。誰しも見通しの利く斜面を一旦下り、道路に向けて笹の子を探しながら登り返してくる。この楽園の地形は単純で、奥へ奥へと進んでも不安は全くない。しかし簡単にどれだけでも採れることで、欲が溢れ、潮時を定めるのが一番辛かった。今シ-ズンまだ誰も入っていないことは明らかで、片手で持ち切れなくなるのに1分とかからなかった。ズボンの両ポケットに入れた袋は直ぐに一杯になり、背中のバッグもみるみる重たくなってきた。久々に右肩の脱臼が1回、ズボンは無残にも切り裂かれた。しかし久々にスカッとする大収穫に、貪欲な僕もようやく満足出来た。
017_convert_20160520175921.jpg
本日4時間での収穫  ※笹の子多数、缶6本、ペットボトル1本、ゴミ少々
021_convert_20160520175949.jpg
そらズボンも破れるわ
002_convert_20160520181412.jpg 015_convert_20160520181446.jpg
ゴ-グルは良し悪し                      楽しかったな

≫ Read More

| 笹の子 | 19:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT