十二ヶ岳でBBQ
快晴の休日、展望の良い十二ヶ岳へと向かった。今日一番の目的は、山頂で行うBBQ。やる気満々の年少大志を筆頭に、毎週嫌でも付き合わされる小3ナナ、それに今回は珍しく、山の嫌いな嶺花もついてきた。国府方面から丹生川へ入り、恵比須之湯にて右折。大規模林道をしばらく走ると、右手に空地が現れた。ここが折敷地登山口となるが、ここに至るまでにも幾つか登山口らしき看板が存在した。山側に延びる急な林道が、十二ヶ岳の山頂へと繫がっている。空地に駐車し、歩行開始。何の変哲もないただの林道歩きがしばらく続く。ラジオを流して気を紛らわせながら、大志にも何かと気を払う。今日は標高を稼ぐと言うよりも、時間を稼ぐことを念頭に置いた。

折敷地登山口 ※登山口は他にも多くある

今日はほぼ林道歩き
以前何度か歩いたル-トは沢沿いのワイルドなコ-スだったが、今日は最も無難な林道使用の単純往復とした。瓜田を登山口とすれば山頂近くまで車で入れるようだが、それでは楽しみはない。まずは目指した山道分岐に到着。折敷地沢ル-トの場合、ここで林道ル-トに合流する。少し休憩し、大志の英気を養う。今日は歩行時間も短いし山頂でのBBQがメインなので、道中は飴とガムくらいで我慢してもらう。ここから山道に入ったが斜面は結構な急尾根で、幼児の大志にはかなり辛かったようだ。我慢の一登りで林道に合流するが、先程の林道の延長なのかは定かではない。突如左の視界が開け、樹木越しに北アの白い峰々が輝いて見えた。

小休止 ※朴葉の葉がたくさん落ちていた

一度山道に入る

あれが山頂か
ふわふわの落葉の絨毯が秋を彩り、落葉した大きな朴葉の葉が食欲をすすってくれる。飛騨と言えば今も昔の、朴葉味噌。飛騨の代表的な家庭料理で、赤かぶ、漬物ステ-キと並ぶ郷土料理の代表格だ。瓜田方面への分岐道標を過ぎ、鳥居をくぐる。そして急な階段を上った先が、目的地終点十二ヶ岳の山頂となる。鳥居の右手には幅広の道も続いており、ナナはそちらの方を通っていた。快晴の山頂はさぞかし賑わうだろうと思っていたが、運よく貸し切りのようだ。まずは展望台に上り、周囲一帯を見渡す。今日は眺望用に双眼鏡を持参したが、この展望台にも立派な望遠鏡が備え付けてあった。快晴ではあるが大気が霞んでいるせいか、先週のような完璧な眺望とまではいかなかった。それには位置的、標高的な要素も関係しており、やはり眺望は天蓋山の方が一枚上手だろう。

瓜田方面分岐

ふと思い浮かぶ懐かしき光景 ※2011.4.17 嶺花(小2)、ナナ(年少)、岳登(小6)

みんな大きくなったな ※2016.11.12 ナナ(小3)、大志(年少)、嶺花(中1)

山頂直下の鳥居 ※ナナ、ここで何故か転倒

急階段を上った先が

展望台のある十二ヶ岳山頂

展望台

乗鞍連峰

焼岳(左)

穂高連峰

槍ヶ岳(左)

笠ヶ岳

黒部五郎岳

薬師岳

白山

御嶽山

京都大学飛騨天文台(大雨見山)
展望を楽しんだ後は、お待ちかねのBBQの始まりだ。ミニコンロを組み立て、早速ヤシガラ炭に点火。しかしマッチでは上手く火が移らず、ライタ-は今一燃料がない。落葉や紙を燃やして一応工夫はしてみたが、一向に炭の色は黒いまま。万事休す!僕一人焦っているが、ソ-セ-ジは生だって食べれるよ・・。子供のそんなポジィティブな発想に慰められた。こういう時こそ、まずは落ち着いて・・。1点集中で狙いを定め、火が手に到達するまで意地でマッチを持ち続けた。その執念が勝り、何とか無事着火成功。こういう場面で男の力量が試されるんだなと痛感。牛肉、豚肉、地鶏レバ-、味付けして持ってきた鶏肉、バイエルンの高級ソ-セ-ジ・・。それに自家製のシシトウ、カボチャ、ニンニク。燃焼時間は限られているので、狭い網に目一杯広げ、隙間を作らず忙しなく焼き続けた。固形燃料はもう一つ持っていたが、一つを使い切りBBQは終了とする。具材もノンアルビ-ルもまだ残っているが、これでも充分楽しめた。

中々火が点かず焦ったが

何とか無事、BBQ開始

肉(牛、豚、鶏)やソ-セ-ジ、

それに、自家製野菜(カボチャ、シシトウ、ニンニク)

ノンアルビ-ルも最高!

広い山頂部は本日貸し切り

十二ヶ岳(標高1327m)

山名看板 ※画像クリックで拡大

日時計 ※実際その山の石が埋め込まれている
BBQを終え、もう一つの展望所に行ってみる。こちらの方は前に遮るものがない分、乗鞍から槍穂高方面に関しては眺めが一段と良かった。その上テ-ブルもあり一瞬後悔したが、日当たりは悪く、やはりあちらでBBQして正解だった。帰路は来た道を引き返す。年少の大志は午後になると、かなりの確率で睡魔に襲われる。保育園では昼寝の時間があるくらいだからそれも仕方ない話だ。しかしここは山、眠かろうが自分の脚で歩いてもらわなければならない。弟に同情した嶺花はおんぶしたいようだったが、絶対にそうはさせない厳しい父。姉の嶺花と手を繋ぎ、何度も眠り転げながらも、しぶとく進み続けた。そして毎度の如く終盤復活し、元気な表情でゴ~ル!!今日は結局、終始登山者は皆無だった。それにしても山頂での焚火跡、その始末の悪さが印象に残った。

近く(別ピ-ク)にある展望所 ※右は乗鞍岳

午後は睡魔との闘い ※大志大泣き、これを可哀そうととるか試練ととるか

登山口駐車場(空地)
折敷地登山口 9:42
山道分岐 10:39、10:48
十二ヶ岳 11:27、14:11
折敷地登山口 15:10
平成28年11月12日 天候晴れ 大志(年少)、ナナ(小3)、僕

折敷地登山口 ※登山口は他にも多くある

今日はほぼ林道歩き
以前何度か歩いたル-トは沢沿いのワイルドなコ-スだったが、今日は最も無難な林道使用の単純往復とした。瓜田を登山口とすれば山頂近くまで車で入れるようだが、それでは楽しみはない。まずは目指した山道分岐に到着。折敷地沢ル-トの場合、ここで林道ル-トに合流する。少し休憩し、大志の英気を養う。今日は歩行時間も短いし山頂でのBBQがメインなので、道中は飴とガムくらいで我慢してもらう。ここから山道に入ったが斜面は結構な急尾根で、幼児の大志にはかなり辛かったようだ。我慢の一登りで林道に合流するが、先程の林道の延長なのかは定かではない。突如左の視界が開け、樹木越しに北アの白い峰々が輝いて見えた。

小休止 ※朴葉の葉がたくさん落ちていた

一度山道に入る

あれが山頂か
ふわふわの落葉の絨毯が秋を彩り、落葉した大きな朴葉の葉が食欲をすすってくれる。飛騨と言えば今も昔の、朴葉味噌。飛騨の代表的な家庭料理で、赤かぶ、漬物ステ-キと並ぶ郷土料理の代表格だ。瓜田方面への分岐道標を過ぎ、鳥居をくぐる。そして急な階段を上った先が、目的地終点十二ヶ岳の山頂となる。鳥居の右手には幅広の道も続いており、ナナはそちらの方を通っていた。快晴の山頂はさぞかし賑わうだろうと思っていたが、運よく貸し切りのようだ。まずは展望台に上り、周囲一帯を見渡す。今日は眺望用に双眼鏡を持参したが、この展望台にも立派な望遠鏡が備え付けてあった。快晴ではあるが大気が霞んでいるせいか、先週のような完璧な眺望とまではいかなかった。それには位置的、標高的な要素も関係しており、やはり眺望は天蓋山の方が一枚上手だろう。

瓜田方面分岐

ふと思い浮かぶ懐かしき光景 ※2011.4.17 嶺花(小2)、ナナ(年少)、岳登(小6)

みんな大きくなったな ※2016.11.12 ナナ(小3)、大志(年少)、嶺花(中1)

山頂直下の鳥居 ※ナナ、ここで何故か転倒

急階段を上った先が

展望台のある十二ヶ岳山頂

展望台

乗鞍連峰

焼岳(左)

穂高連峰

槍ヶ岳(左)

笠ヶ岳

黒部五郎岳

薬師岳

白山

御嶽山

京都大学飛騨天文台(大雨見山)
展望を楽しんだ後は、お待ちかねのBBQの始まりだ。ミニコンロを組み立て、早速ヤシガラ炭に点火。しかしマッチでは上手く火が移らず、ライタ-は今一燃料がない。落葉や紙を燃やして一応工夫はしてみたが、一向に炭の色は黒いまま。万事休す!僕一人焦っているが、ソ-セ-ジは生だって食べれるよ・・。子供のそんなポジィティブな発想に慰められた。こういう時こそ、まずは落ち着いて・・。1点集中で狙いを定め、火が手に到達するまで意地でマッチを持ち続けた。その執念が勝り、何とか無事着火成功。こういう場面で男の力量が試されるんだなと痛感。牛肉、豚肉、地鶏レバ-、味付けして持ってきた鶏肉、バイエルンの高級ソ-セ-ジ・・。それに自家製のシシトウ、カボチャ、ニンニク。燃焼時間は限られているので、狭い網に目一杯広げ、隙間を作らず忙しなく焼き続けた。固形燃料はもう一つ持っていたが、一つを使い切りBBQは終了とする。具材もノンアルビ-ルもまだ残っているが、これでも充分楽しめた。

中々火が点かず焦ったが

何とか無事、BBQ開始

肉(牛、豚、鶏)やソ-セ-ジ、

それに、自家製野菜(カボチャ、シシトウ、ニンニク)

ノンアルビ-ルも最高!

広い山頂部は本日貸し切り

十二ヶ岳(標高1327m)

山名看板 ※画像クリックで拡大

日時計 ※実際その山の石が埋め込まれている
BBQを終え、もう一つの展望所に行ってみる。こちらの方は前に遮るものがない分、乗鞍から槍穂高方面に関しては眺めが一段と良かった。その上テ-ブルもあり一瞬後悔したが、日当たりは悪く、やはりあちらでBBQして正解だった。帰路は来た道を引き返す。年少の大志は午後になると、かなりの確率で睡魔に襲われる。保育園では昼寝の時間があるくらいだからそれも仕方ない話だ。しかしここは山、眠かろうが自分の脚で歩いてもらわなければならない。弟に同情した嶺花はおんぶしたいようだったが、絶対にそうはさせない厳しい父。姉の嶺花と手を繋ぎ、何度も眠り転げながらも、しぶとく進み続けた。そして毎度の如く終盤復活し、元気な表情でゴ~ル!!今日は結局、終始登山者は皆無だった。それにしても山頂での焚火跡、その始末の悪さが印象に残った。

近く(別ピ-ク)にある展望所 ※右は乗鞍岳

午後は睡魔との闘い ※大志大泣き、これを可哀そうととるか試練ととるか

登山口駐車場(空地)
折敷地登山口 9:42
山道分岐 10:39、10:48
十二ヶ岳 11:27、14:11
折敷地登山口 15:10
平成28年11月12日 天候晴れ 大志(年少)、ナナ(小3)、僕
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| '16山行記録 | 18:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑