徹夜で2日通い、ホタルイカ2匹と蟹1匹
富山市内のつけ麺屋で腹ごしらえし、22時前、八重津浜に到着。到着後浜を偵察するが、まだ出ている気配はない。一旦車に戻り、1時間半アラ-ムをかけて仮眠。本日の満潮時刻は23:05。アラ-ムの音で目覚めるも、周囲の状況は寝る前と変わらない。更に30分、仮眠延長。周りは皆、車内待機で停戦モ-ド。浜に出なくても、大概状況は察し出来る。深夜0時、再度目を覚ますも、周りに変化なし。エンジンをかけたままテレビを観たり、スマホを眺めている。再び30分、仮眠延長。眠さが勝り、だんだんどうでもよくなってきた。0時半ようやく本腰を入れ、浜に偵察に出る。海に入る人こそ多かれど、ホタルイカの姿は皆無だった。

八重津(0:44) ※イカの気配なし
1時前、八重津を諦め四方へと移動。前回ゼロを防いでくれた縁起の良いスポットではあるが、埠頭の張り師達ですらバケツの中は空っぽだった。浜は波が高く、全く捕れる気がしない。直ぐに諦め、打出浜へと移動。しかしここも駄目。ならばと海老江へと車を走らせる。初めて訪れるスポットだったが、人は多かれど、ほとんどが車内待機。ここも全く駄目だった。

四方(1:00) ※イカの気配なし

海老江(1:34) ※イカの気配なし
3時前、再び八重津へ戻ってくるも、状況は変わらず。掲示板を見るに、おそらくこの夜はどこも捕れていなかった。望んでいたのは、ホタルイカの神秘的な青光。しかしこの夜目にしたのは、闇の中を彷徨う捕り師達のヘッドライトの明かり。それと、深夜の道路を徘徊する捕り師達の車の明かりだけだった。今日は完全なるボ-ズで、ウェ-ダ-すら履いていない。闘わずして負けた感は半端なく、5時、敗北の途に就く。今日は終始待機で終わったので、道具の手入れは必要ない。それに仮眠ばかりだったので眠くもない。

八重津(3:48) ※イカの気配なし
せめて富山らしい朝食を食べて帰ろうと、スマホで調べ、リストアップする。しかし本命のホテル朝食バイキング(ホタルイカの沖漬けなど、富山名物が味わえる)はコロナの為、宿泊客以外は利用出来ないとのこと。ならばと、市場の食堂で刺身定食でもと訪れるが、建て替え工事の最中らしく、店は解体されて存在しなかった。最近尽くついてないなと、運命を受け入れるしかなかった。

富山市公設地方卸売市場(5:45)
| ホタルイカ | 13:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑