| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

初めての沖漬け

平成29年4月28日(金)未明、今シ-ズン3度目となるホタルイカ捕りは平日なので一人で出陣。日中の天気は良く、新月は2日前。満潮の時刻こそ4時25分と遅いが、今月行くなら今日しかないだろうと、急遽平日徹夜の強行策に出た。いつもの海岸は平日ということで、明らかに人出が少ない。屋台の姿もなく、地元ナンバ-の常連が大半のようだ。トイレ横に駐車し、長靴を履いて早速偵察に出る。海に入っている人はまだ少なく、誰もまだ捕れていないようだった。しかし波打ち際を歩いて戻る途中、ゆらり浮かぶホタルイカを1匹発見!素早く手で捕まえた。一旦車に戻り、テレビを見て少し時間を潰す。相手は自然界なので、じっと辛抱することも大切だ。周りの動きに合わせ、僕も車を出る。今度はタモを持っての偵察だったが、ここで数匹捕まえた。ヨシ、時は来た!遅れをとらまいと、急いでウェ-ダ-に着替え、ク-ラ-ボックスとバケツを持ち、いざ戦闘開始。
001_convert_20170428174115.jpg
今日は捕れそうな予感  ※0時16分
003_convert_20170428174125.jpg
プロ級捕り師や思い出作りの若者など  ※今夜は波が無く、最高のコンディション

今日の満潮時刻から、湧くなら3時頃だろうと、素人ながらの目星は立てていた。今夜の海はとても穏やかで、何もかもが好都合。前回は波が異常に高かった。その為、開始早々海の中で転倒してしまい、ウェイダ-内に浸水を許すという苦い思い出を作ってしまった。ヘッドライトはまだ買い替えていないが、今日は波が無い分、海底まで透き通って見えた。従って今日はプカプカ浮かぶ鈍感なイカよりも、海底に沈む警戒心の強いイカをたくさん捕ることが出来た。プロ級の方は常々こういう捕り方をしていて、一度タモを海に入れたものなら、連続して海中をかき回している。0時からの出だし1時間で、170匹前後とまずまずの捕獲量を得た。今日は初めて沖漬けに挑戦してみる。持参したタッパに昆布つゆを注ぎ、その中にイカを無造作に入れていく。本当にこんなんでいいのかは、僕自身まだよく分かっていない。
005_convert_20170428174138.jpg
約1時間で沖漬け用のタッパ3個が満杯になった  ※0時56分

腰カゴを空にしたら、直ぐに海へと戻る。初体験の若者らが、奇声を上げてこの富山の春の風物詩を楽しんでいた。スマホ片手に僅かな光を灯し、100均の虫取り網を手に持ち、手は素手で、足元はたぶん裸足。ズボンをまくり上げて海に入っているが、パンツまでビショビショだと嬉しそうに叫んでいた。そんな彼らでも多少は捕れているようで、誰もがこの一時を楽しんでいた。次第にイカの姿は消えていき、一先ずここで最初の潮時を迎えた。この1時間も、先程と同じくらいは捕ることが出来た。開始2時間でこれだけの量。目論み通り3時過ぎに爆湧きが来れば、今回こそ1000の大台はいくな・・。そんな気がしていた。
007_convert_20170428174148.jpg
急にいなくなったので一度退散  ※1時43分
008_convert_20170428174205.jpg
遥々深海から産卵に来たというのに、ホント申し訳ない  ※たぶん全てメス、故に富山産は高い

近くのセブンイレブンまで車を走らせ、コロッケパンとスナック菓子、それにホットコ-ヒ-を買い込む。脱ぐのが面倒なのでウェ-ダ-は履いたまま店内に入った。再び車を走らせ海へと戻り、車内でワンセグを見ながら小休憩。今回も明るくなるまで闘う覚悟でいる。遥々時間をかけて来ているので、時間は目一杯使いたいし、諦めて帰った後の爆湧きだけは絶対に避けたいところだ。30分程休んだ後、海へと戻る。波は相変わらず穏やかだが、ホタルイカの湧きが戻ることは結局最後までなかった。それでも何とか、ポツリポツリ1匹づつ捕まえ、休憩後の1時間半で44匹捕まえた。4時を過ぎると次第に東の空が明るくなってきた。海で迎える朝。普段の生活では絶対に有り得ない僕の徹夜だが、ホタルイカ捕りではいとも簡単に徹夜してしまう自分が怖い。
012_convert_20170428174217.jpg
『北斗の拳』を見ながらしばし休憩  ※2時18分
014_convert_20170428174229.jpg
結局期待した満潮の湧きは来ず、1時間半で44匹だけ  ※4時9分
016_convert_20170428174238.jpg
今回もしぶとく朝まで海に居た  ※4時10分
021_convert_20170428174300.jpg
片付けを済ませ、海にお別れ  ※4時31分

今回の収穫は386匹。前回の377匹を抜き、僅かながら自己記録を更新した。海に入っていたのは実質3時間半だが、最初の2時間で340匹近く捕っていた。眠くて家まで運転が持たず、細入の道の駅で堪らず2時間仮眠。今日はこのまま仕事に行くので、実家に寄り、後の調理は母に任す。朝食も作ってもらい、早速捕れたてのホタルイカを味わった。むっちりとした富山産のメスは最高に美味い。何とも贅沢な朝食は、まるで自分が漁師にでもなった気分だ。初めてトライする沖漬けには全く自信がない。果たしてこんなんで、本当に食べれるようになるのだろうか。解凍後、もしやばそうだったら、最悪茹でて食べればいいだろう。今夜も湧きそうな気はするが、2夜連続出向く根性は僕にはない。しかし折角のこのゴ-ルデンウィ-ク。いつも惨敗の娘に、一度くらいは爆湧きの体験をさせてやりたいとも思う。
025_convert_20170428174312.jpg
今日の収獲は386匹と自己記録更新  ※0時から4時の間の、実質3時間半
027_convert_20170428174330.jpg
いつも喰ってばかりで申し訳ない
034_convert_20170428174346.jpg
早速朝食で頂いた
040_convert_20170428174357.jpg
なんでこんなに美味いんだ
043_convert_20170428174409.jpg
昆布つゆで沖漬けしたものは
047_convert_20170428174538.jpg
しばらく冷凍  ※本当にこんなんでいいのかな
スポンサーサイト

| ホタルイカ | 20:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

初めての爆湧き

平成29年3月25日(土曜日)の夜、今シ-ズン2度目となるホタルイカ捕りに行ってきた。目指すは日本海、富山湾。こんなにも寒い夜にも関わらず、某海岸は多くの客で溢れていた。今回は行く気満々だったナナに加え、急遽姉の嶺花も連れてきた。駐車場は既に満杯で、路肩に敢え無く駐車。岐阜、飛騨、名古屋、尾張小牧、金沢・・。県外ナンバ-の車が大半で、パトロ-ルするパトカ-の姿もあった。休日の夜ということもあるが、子供が春休みに入った為か一家総出の家族も何組かいた。新月は2日後だが、週間天気予報ではその日は芳しくない。今月行くなら今日しかないだろう・・。ピンポイントでこの日に狙いを定め、夢の爆湧きを期待してやって来た。時間的な問題はあるだろうが、今日はこの海岸だけに賭けている。コンビニでビ-ルを買い、早々に移動の手段を捨てた。空には星が多く、月の姿はない。日中の天候を考慮しても、爆湧きの可能性は極めて高い。2時間程で海に到着。早速長靴を履いて、偵察に出る。しかしホタルイカはまだ出ていないようで、海に入る人は少なかった。一旦車に戻り、映画を見ながら宴会をする。今夜の満潮は0時半。海に入るなら22時半頃だろうと見込んでいた。そして丁度その時間になった頃、周りも動き出した。急いで僕らも出陣スタイルに着替え、荷物を持ち海に出た。
002_convert_20170327100255.jpg
夜店が出現

海には既に多くの人が集まり、ライトが群がるその光景は、一種異様な世界だった。波はいつもより高く、充分注意していないと水の浸水を許してしまう。すぐさま一匹ゲット。これは幸先いいスタ-トだと喜んだ。しかしそれも束の間、直後強い波に足をすくわれ、体勢を崩してしまう。右半分が海と平行になり、ウェ-ダ-の中は一気にズブ濡れ。手袋も濡れ、不運な幕開けとなった。それにしても、プロ級の捕り師とのライトの明かりが違い過ぎる。附随して捕獲の差も歴然だった。ホタルイカはどこだ・・。こちらがキョロキョロ探している直ぐ横で、プロ級の捕り師らは網を頻繁に動かし捕獲しまくっている。何とか僕も奮闘し、少ないなりには捕れていた。今日は浅瀬にはホタルイカは現れず、波の高さもあって、娘の調子は全くだった。おまけに嶺花の長靴には穴が開いており、ナナも早々に胴長靴に入水を許してしまう。2人ともチェアで寛ぎ、靴下を脱ぎ既に戦意喪失モ-ド。うたた寝を始めた娘を余所に、最低限の捕獲量は得ようと一人海に出る。そして1時前、娘2人を車へ戻す。ここまで2時間程海で共に闘い、2人の結果は生憎のゼロ。完全に濡れ損だった。

海は満潮の時刻を迎えている。僕の頭には娘の分も併せ、2つのヘッドライトが付いている。しかしどれだけ数を増やしても明るさの向上はなく、プロ級の方の明るさの足下にも及ばなかった。それでも少しずつは湧き出した感が。あのライトさえあれば捕り放題だろうなと、経験の差を肌で感じた。場所を移動してみる。そこで驚愕!人が集まっているのには訳があったのだ。目の前に現れるホタルイカが急に多くなり、一度の網入れで複数匹捕れることもあった。次第にホタルイカが湧き出し、まるで網で金魚掬いをしているような、俄に信じ難い光景に目を奪われた。これが、噂の『爆湧き』というやつか。確かにこれは凄い。海には一体どれだけのホタルイカがいるのだろう。しかしこの湧きもいつ果てるか分からない。やっけになり、捕って捕って捕りまくった。腰に付けたカゴは次第に一杯になり、この場面で転んだら全て台無しだなと先程の悲運が脳裏を過る。カゴも重くなってきたことだし、ここは一旦浜辺に戻りバケツに移し替えておくことに。しかしその後、湧きは弱まってきた。寒くもなってきたし、ここらで打ち止めとする。滅多にお目にかかれない爆湧きの時、どんな理由だろうとその場を離れることは今後は避けたいと思う。バケツに戻ったあの数分だけで、ざっと50匹は捕り損ねただろう。

3時15分にホタルイカ捕りを終え、4時には寝る体勢に入った。しかし寒くてほとんど眠れず、6時に堪らず睡眠を切り上げた。夜中あれだけ停まっていた車は、朝起きると僕らの車の他に2台しか残っていない。帰宅後、早速ホタルイカを数えてみる。1000は間違いない!と電話で妻に豪語していたが、数は思うように伸びず、不甲斐無い結果に終わった。あの状況なら、確実に1000は捕っておきたいところだ。ライトをもう少しどうにかし、次の出陣に備えたいと思う。お世話になっている2家族にお裾分け。富山産のホタルイカは兵庫産と比べ値段が倍と高額で、かなりの高級食材だと言える。富山産のホタルイカは産卵しに深海からやって来たもので、ほとんどが成熟したメス。兵庫産のホタルイカは深海で直接捕獲するのでオスもかなり混じっており、メスは未成熟のものが大半らしい。味の違いも明確で、一度でも富山産を食べたことのある人は兵庫産は食べれないのだという。茹でると半分くらいに縮むホタルイカ、次の爆湧きに備え、海での沖漬けの方法も学んでおきたい。

002_convert_20170327100321.jpg
戦果約3kg  ※果たして目標の1000匹に届いたか・・
010_convert_20170327100336.jpg
しかし結果377匹と撃沈  ※一応自己新は出したが、あのライトでは戦えない
018_convert_20170327100412.jpg
前夜は波が高く、娘2人は捕獲ゼロに終わった
021_convert_20170327100426.jpg
かなり高級な富山産ホタルイカ
027_convert_20170327100455.jpg
ホタルイカと淡竹のパスタ  ※自然の恵みに感謝して

≫ Read More

| ホタルイカ | 14:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

どうしても捕りに行きたくて

002_convert_20170306115146.jpg
プロ級の捕り師はライトからして違う  ※まるで街灯のように眩しい

今年もホタルイカの季節がやって来た。昨年この道楽を覚え、これで2年目のシ-ズンとなる。数日前に新月(2/26)は過ぎていたけど、WEBの掲示板で前夜の爆湧き情報なんかを見ていると、行きたくて行きたくて仕方がなくなった。しかし僕は富山県民ではないので、遠路遥々向かうことになる。そうなると当然時間やお金(ガソリン代)のロスは避けたいので、可能性がないのに無駄に出陣する訳にはいかない。前回(昨年最終)の結果が散々だっただけに、そこは慎重にならざるを得ない。そうして迎えた3月4日(土)の夜、嶺花を引き連れ海へと向かった。ナナも行きたがっていたが、翌日ソロバンの大会(・・結果、読上算2位、総合惜しくも4位)がある為今回は諦めてもらう。自宅から1時間で富山市内、そこから30分で某海岸。海岸を目指している途中、綺麗な三日月が出ていた。ホタルイカと月。その相性はイカ自身にとっては好都合なのかもしれないが、ホタルイカを狙う僕ら人間にとってはこの時ばかりは月に用はない。新月の暗闇で身動きが取れないところを捕獲する。そんな卑怯な手法が、その理由としてある。『やべぇ!三日月が出とるし。そんな話聞いとらんぞ。なんで数日であんなにデカくなるんよ。今日は厳しいな・・』。一人ブツクサ言いながら、置かれた事態を逸早く飲み込み、状況の悪さに滅入ってきた。

某海岸には22時前着。時期的には少し早いかなと思っていたが、意外と人は多かった。しかしウェ-ダ-を着て海に入っている人は少なく、大概は海辺での偵察に呈していた。この月明かりではホタルイカがいるはずもない。それくらい、素人の僕でも分かっている。偵察を早々に切り上げ、一旦車へと戻る。今夜もし海に入るとしても、それは明け方だろう・・。最初からそう見込んでいただけに、躊躇わず直ぐに仮眠体勢に入った。ほとんど眠れないまま、0時起床。嶺花はそのまま眠らせ、一人海に偵察に出る。海に入る人は増えているような気はする。そして月は消えていた。海に入っている人の動きを観察しつつ、皆の捕れ高を横目で確認しながら浜辺を歩く。2時間で1匹・・。良くて、それくらいだった。しかし実際ホタルイカを1匹見れたことで、これから湧いてくるだろうと少しは期待が持てた。しかしこんな状況では、とてもじゃないがまだ海には入れない。だがこの海岸で朝を迎えることを、この時決意。車を走らせ、最寄りのコンビニへビ-ルとお菓子の買い出しに向かう。嶺花もちょうど目を覚ました。

海岸へと戻り、車内でワンセグ(ガラケ-)の深夜番組を見ながら宴会を開始。山登りなどで朝早いことはあっても、それを夜として迎えたことはまず記憶にない。しかしこれだけでも中々楽しい一時となった。そして2時半、意を決し出陣。ちょうど隣の車から若者グル-プも出てきて、皆考えることは同じようだ。ウェ-ダ-に着替え、ク-ラ-ボックスやバケツ等を手に取り海辺へ。入水後、1分かからず1匹目をゲット。これは幸先がいいかもと一瞬期待したが、それはやはり偶然だった。波はやや高く、僕が捕ったものは波打ち際で打ち上がる直前のものが大半。さすがに嶺花は眠いらしく、キャンピングチェアでうたた寝をしていた。結局僕らは最後まで海にいて、結果は13匹。数字だけを見れば惨敗に思えるが、1年ぶりの光る感触は楽しめたし、嶺花自身もそれを味わえた。全く獲れなかった人が多い中ではマシな方だろう。駐車場で着替えていると、空が明るくなってきた。朝だ・・。とても不思議な気分に包まれた。
008_convert_20170306115159.jpg
人は多いが、ホタルイカはいない
010_convert_20170306115218.jpg
やっと1匹捕れたよ!
009_convert_20170306115209.jpg
嶺花初物
013_convert_20170306115239.jpg
だけど眠い
015_convert_20170306115251.jpg
前回(昨年最終)のように捕獲ゼロだけは免れた

≫ Read More

| ホタルイカ | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

惨敗も楽しき思い出かな

ホタルイカ捕りは、産卵に合わせた3月から6月にかけてがシ-ズンと言われている。その中でも身投げが発生しやすい4月から5月にかけてがハイシ-ズンとなり、6月は捕れなくはないが可能性的には低くなる。このまま初シ-ズンを終えるのは余りにも寂しかったので、6月の新月を狙い、いつもの海岸へと向かった。当初は前回と同じナナと嶺花を連れていく予定だったけど、嶺花は直前に機嫌を損ね、急遽姉の穂乃花を連れて行くことになった。6月4日土曜日、新月前日。行きたい気は満々なのだけど、出発間際まで行くべきか見送るべきか随分と迷っていた。それは、ラジオの天気予報が今一だったから。しかしWEBの掲示板を見て、前夜の爆湧きを知り驚愕。当初金曜の夜に出陣しようと思っていただけに、その悔いは計り知れない。予定通り金曜の夜に行っていれば、千や二千の捕獲は容易かっただろう。しかし今日の方が新月に近いし、まだ日中の天気も良かったはず。今日も絶対に爆湧きは間違いない。又も妙な自信を抱いたまま、浮足立って家を出た。

まずは、いつも(と言ってもまだ2回しか行ったことがないが・・)の某海岸へ。普段はトイレ前の路上に車がびっしり停まっているのに、今夜は1台2台しか見当たらない。ウェ-ダ-を履く前に、海辺へと偵察に出る。波打ち際に立ちホタルイカの有無をじっと見つめる、常連風の中年男性。ウェ-ダ-を着込み海に入る青年と、海辺で見守る連れの女性。昨夜のように爆湧きしてくれれば、この海のホタルイカは僕等だけのものになるはずだった。しかし自然の神秘はそこまで甘くはないようで、結局は皆1匹も捕れず、諦めてこの海から去って行った。全く予想していなかったこの展開に一気に落ち込むも、次の手を打つべく、早速別の海岸へと車を走らせた。
027_convert_20160606171800.jpg
いつもの某海岸  ※人出数人、ホタルイカ皆無

ここには昔来たことがあるような気がするが、ホタルイカを求めて夜に来たのは初めてとなる。広い駐車場には、偵察を終えた若者アベックが丁度引き上げて来るところだった。彼曰く、ここも全然ダメらしい。期待はその一言で儚くも消えてしまったが、娘2人を引き連れ海に出る。海は駐車場から遠く、先程の某海岸のように浅瀬ではないように見える。若者が奇声を発し、花火をしていた。波打ち際を歩き、海面の様子を探る。しかしホタルイカの姿は全くなかった。駐車場の青年が言っていたように、死にかけたホタルイカが1匹、辛うじて砂浜に上がっているだけだった。6月だというのに、海水はまだ冷たかった。今日は子供は水着で捕らせるつもりでいたが、結果としてこの冷たさでは厳しかったかも。
031_convert_20160606171823.jpg
近場の別の海岸  ※人出ほぼ皆無、ホタルイカ皆無
032_convert_20160606171832.jpg
海岸に打ち上げられていた、この日唯一のホタルイカ

このまま家に帰る訳にもいかないので、もう一度某海岸へと車を走らせた。先程とはメンツは変わっている。海に入るも結局は諦め、引き上げる男性。砂浜に座り込みひたすら爆湧きを待つ、ウェ-ダ-姿の男性。時間は経っても状況は全く変わっていないようだ。捕れるとしたら絶対にこの海岸だろうし、後はタイミングの問題だな・・。一旦車に戻り、しばし仮眠をとる。時刻は23時半。子供達は完全に目が覚め、泳ぎたいと言っている。そして翌朝2時、腕時計のアラ-ム音が鳴った。熟睡から目覚め、半分嫌々海辺に偵察に出る。この時間帯なら絶対に湧いているだろうと期待したが、人出はおろか、ホタルイカも全く姿を現さなかった。ホタルイカを一人占め出来るチャンスは無残にも散り、再び運転席で眠りへと就いた。

≫ Read More

| ホタルイカ | 10:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

娘二人と新月の海へ

5月7日(土)新月の夜、娘二人を引き連れて富山県の海へと向かった。目指すは先月訪れた、某海岸。僕は2度目、娘達にとっては当然これが初めてのホタルイカ捕りとなる。遥々車で1時間半かけて向かうのだから、絶対に捕獲ゼロだけは避けたいところだ。従って捕れそうにない日は避けた結果、天候不順の前日から一日先延ばしとなった。しかし今日は新月だし、日中の天気もまずまずだった。満潮は4:17と遅いが、深夜0時から2時頃にかけて絶対に湧いてくる。初心者ながらも、不思議と確信に近い自信を抱いていた。だから今日は最低でも1000匹、出来ればその倍。ク-ラ-ボックスを満杯にして帰ってくるぞ!と妻に豪語し、自宅を後にした。
007_convert_20160509112040.jpg
さすが新月かつ週末の夜  ※人はかなり多かった

今回の出陣に備え、僕も色々とアイテムをネットで調達していた。まずはウェ-ダ- 防水釣り用ス-ツ。これが無いと海の奥へと入って行けず、まずもって話にならない。実際初めて使用してみて、使い心地は文句なしに良かった。頼れる防水機能に、防寒もばっちり。胴部は胸下まであるので、ある程度の所までは入って行けた。ただ腰上の深い箇所で海面が大きく揺れると、つま先立ちでないと危うい場面もあった。次に必要なのが玉網 (タモ)。100均グッズでも対応出来るが、これがあればより広範囲をテリトリ-とすることが出来る。この商品も使い勝手が良く、大正解だった。そして、ヘッドライト。これも必須のアイテムだが、より照度の高いものがないと捕獲高に影響が出てくる。上州屋でも勧めていた高照度のライトを買ったつもりでいたが、やや不満の残る商品だった。前回使用した登山用のヘッドライトよりは明るかったが、海奥に詰め寄る捕獲師達はより明るいライトを持っていた。明らさの次元がまるで違う。中には水中にライトを沈ませ、海の中から照らす強者もいた。ライトの意味合いは大きく、要検討だなと痛感した。
001_convert_20160509111915.jpg
娘二人、初めての体験に大興奮
005_convert_20160509112022.jpg
100均で揃えた掬い用のザルと腰カゴ

ナナ(小3)は長靴を履いて、波打ち際で流されてくるホタルイカを探している。あいにく長靴は直ぐに浸水し、下半身ずぶ濡れになり大変そうだった。しかし先月のように寒さ、冷たさは感じず、5月の新月辺りが時期的には最適なのかも知れない。ズボンを膝までまくり、裸足姿で海に入る若者も多かった。ナナは泳いでいるホタルイカを一度目にしただけで、結局はそれすら捕り損ねてしまい残念だった。嶺花(中1)には前回僕が使用した膝長靴を履かせたが、勝手が悪く、長靴よりはかろうじてマシなレベル。一度予想外の高波が来れば、余程気を付けていないと浸水は時間の問題。100均で買った手桶のザルは子供達のタモ代わりには充分だった。嶺花は数匹(片手程)捕まえたようで、その神秘的な青の光にも感激していた。
006_convert_20160509112031.jpg
ナナ撃沈、そしてズブ濡れ
002_convert_20160509111925.jpg
嶺花は見事数匹ゲットし、少々ご満悦

21時半頃から僕達は海に入っている。絶対に今日はたくさん捕れると期待していたが、そこは自然界、そう甘くはなかった。やはり相手は、海のホタルイカ。自然を相手にする勝負だけに、条件が揃ったからと言って、そう易々と期待通りにならないのが現状のようだ。前回のように面白い程は捕れないが、それでもポツリポツリ程度は捕れている。腰に付けたカゴにはそこそこのペ-スでホタルイカが溜まっていった。ある程度溜まってくると砂浜の基地に戻り、バケツの中に移し替えておいた。プロ級の捕獲師達は皆、自作の大きな容器を海に浮かばせている。一度海に入ったら、そう簡単には陸には戻らない覚悟のようだ。

思うように捕れないながらも、最悪の事態だけは免れている。深夜0時以降が勝負だと予想しているだけに、これからの爆湧きを信じて疑わなかった。疲れてきた子供達と一旦車に戻り、娘二人はそのまま眠らせた。深夜0時、ここからが僕の本場だ。気合いを入れ直し海に戻るが、何故か急にホタルイカの姿は消えてしまった。1時間海の中をうろつき、見つけたのがやっと1匹。それさえも、網のからみで捕り損ねてしまうという大失態。これ以上は無理だ・・と一旦海を上がるも、男としてこのままでは引き下がれない。もう一度海に入り、納得のいく終わり方を探る。そして根性で1匹捕まえ、満潮への期待は仕方なく諦めた。なかなかホタルイカ捕りも難しいな。僕等は最初の時間帯に少しは捕れていたからまだいいが、夜遅くに来た大概の客は1匹捕れればいい方だった。今回の惨敗はすごく悔しい。明日こそは絶対に爆湧きが来ると又もや根拠のない自信を持っていたが、2日続けて遠路出向く気力はなかった。しかし結果、爆湧きがあったようだ。

≫ Read More

| ホタルイカ | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT