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雨の焼岳周回と12時間の宴

4年前に走った、焼岳周回コ-ス。この周回コ-スは岐阜県と長野県を跨ぎ、ロ-ド26km、登山7時間(標準タイム)の総距離36.3kmから成り立っている。内容的には少し物足りないが、シ-ズン前の足慣らしにはもってこいのコ-スと言えるだろう。そんな北アルプスの入門コ-スに、低山しか知らない仲間の波ちゃんを誘った。低山しか知らないとは言え、シ-ズン問わず山には入っているようだし、100㌔ウルトラも普通に走り切る彼女。ただ単に、せっかく飛騨に住んでおきながら行く機会がないというだけであり、そんな彼女に是非とも里山以外の景色を見せてやりたいと思っていた。

朝6時前、中尾橋をスタ-ト。同じく仲間のホッちゃんも急遽現れるが、脚の故障で走れないらしく、『いいことを思いついた!』とニコニコし、一人焼岳へと向かっていった。今日は雨に当たる覚悟でいるが、何とか午前中は持ってくれそうな予報ではある。1時間以上淡々と走り、先ずはクマ牧場に到着。国道向かいの空き地に腰を下ろし、おにぎりの朝食を食べる。その後も上り一辺倒の国道を走り切り、ようやく平湯温泉街へと到着。波ちゃんに温泉卵を勧めるが、生憎まだ茹で上がっていないようだった。ここで水筒を満タンにし、いよいよ本日のロ-ド核心部へと向う。
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奥飛騨の名水 山椒水
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奥飛騨クマ牧場前
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平湯温泉街  ※この時間、温泉卵はまだ茹で上がっていなかった

さて、ここからが本番だ。安房峠へと至る8kmもの長い上り坂は高低差533mとなっている。車の往来はほぼ皆無で、新緑眩しい中、小鳥のさえずりがやけに心地良かった。安房平辺りから小雨が降り出してきたが、これくらいの雨なら逆に気持ちいいくらいだ。いつも決まって一人で山に入っているが、やはり相方がいると気が紛れ、峠までの道のりは意外と楽しく進めた。随分前に建物は取壊され峠の印象はガラリ変わったが、この裏手へと藪を漕いだ安房山が心に残る。正面に見えるはずの穂高の山並みも今日は見えないが、後は下るだけだから、ロ-ドは終わったも同然だ。
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国道158号線
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安房平
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小雨舞う山中ロ-ド
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安房峠  ※ここから長野県(松本市)

そして難なく、長野県側の”新中の湯登山口”に到着。中尾を同時に発ったホッちゃんはまだ来ていないようだ。ロ-ドを走り終えそのまま入山しようとした矢先、かなり勢いのいい熊鈴の音が上の方から鳴り響いてきた。明らかにホッちゃんだろうなと察し、僕と波ちゃんは待ちくたびれた振りをして、しらじらしくホッちゃんを迎えた。見るからにくたばっているホッちゃんは、自分でひらめいた”いいアイデア”を既に後悔していた。疲れているホッちゃんには悪いが、休憩も程々に早速3人で入山。最後尾を追っていたホッちゃんだったが、いつしか熊鈴の音は聞こえなくなっていた。
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新中の湯登山口  ※ここでホッちゃん合流

天気のいい日であれば、広場まで来ると目の前に焼岳が聳えて見える。しかし今日は予想通り展望は全くなかった。更に高度を上げると右手の斜面に雪が残っていたが、登山道には一切雪は残っていない。今日はどの方向も眺望は叶わず、ただひたすら上を目指すしかすることがなかった。僕の登りのペ-スはかなり早い方だと思うが、波ちゃんは多少遅れながらも頑張って後ろを付いてきた。時折、高山植物のイワカガミに癒されながら、終に稜線らしき目標物を見つけた。周囲には硫黄臭が漂い、焼岳に来たんだと実感する。稜線に出ると、直ぐ下にあるはずの火口も火口湖さえも確認することは出来なかった。
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広場
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眺望は何もない
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波ちゃん初めての北ア

右に回り込み肩に出て、そこから一登りで焼岳北峰に立つ。こんな悪天候の中、韓国人を含め先客が数人いた。山頂は寒く、ゆっくり寛ぐことなく早々に下山にかかる。先程も感じていたが、焼岳の噴煙が無くなっているように思えた。以前はよく噴煙箇所に卵をセットし、温泉卵ならぬ硫黄卵をよく作っていた。しかしこの状態ではそんな楽しみ方すらも出来なくなってしまう。肩に戻るとホッちゃんの姿があった。思ったより差はなかったようだ。この先3人で中尾を目指し、一気に下山する。
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焼岳北峰(標高2444m)
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中尾峠

さすがは僕と違ってトレイルランナ-の二人だけはあり、下りは僕より余程強そうだった。ヒカリゴケは見損ねてしまったが、濡れた登山路で転ぶことなく、何とか本降りになる前に山を抜け出した。走れないホッちゃんはそのまま直進し山の中を進むが、僕らは舗装路へと迂回。その後しばらくして、遠越しに登山者駐車場で下山届を出すホッちゃんを発見。僕らの方が早いと思っていたが、ホッちゃんもムキになって走ってきたようだ。中尾集落手前でホッちゃんを捉え、抜き去り一足先にゴ-ル。本降りになる前に、無事山行を終えられた。今日は雨なりにも周回コ-スを存分に楽しむことが出来た。対してホッちゃんは、焼岳を二度登る(中尾~焼岳肩~新中の湯~焼岳肩~中尾)という、ただの修行のような辛い山行となったようだ。
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この先舗装道へと迂回  ※登山道は直進
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中尾温泉口  ※着替えていると土砂降りが始まった


中尾温泉口(標高970m) 5:57
奥飛騨クマ牧場(1054m)  7:10、7:18
平湯温泉(1257m) 7:47、7:52
安房平(1500m) 8:31
安房峠(1790m) 9:00
新中の湯登山口(1620m) 9:24、9:34
合流広場(2000m) 10:14
焼岳北峰(2444m) 10:56、11:05
中尾温泉口 12:39

令和元年6月29日 天候曇りのち雨 僕、波




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常念岳(3)~お猿さんに迎えられ

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やったね、常念岳登頂だ!


・・前回の続き


ほぼ貸し切りの山頂に腰を下ろし、しばし休憩とする。昼食におにぎりを食べ、お菓子をつまむ。他に登頂者は入れ替わりに数人いる程度だった。アンテナを立て、FMラジオを流す。山の上で聴く音楽は贅沢な気分に浸れて好きだ(昔はよく山頂でハ-モニカを吹いていた)。先程まで残っていた槍穂高の眺望は、いつしか雲に隠れ既にない。今日は雨が降らないだけでも良しとしたいが、折角の常念でパノラマが望めないのは多少残念ではある。時間を管理する僕的には、山頂で1時間くらいゆっくり過ごしてもいいと思っていたが、大志の希望により、休憩も程々に早速下山へと向かった。
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山頂で昼食
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蝶ヶ岳方面  ※稜線で堰き止められる積雲

山頂直下の岩場は確かに急で、小さな子供には難しいようだった。大志は怖がり、直ぐに泣き出した。幸い泣きは直ぐに治まったが、尻を付け両手を駆使しないと安全には下りれなかった。その後は僕が先行することなく、大志の直ぐ後ろに付け、アドバイスを送りながらゆっくりと下らせた。結局山頂での早発ちも、大志が自ら便通を感じたからだったようだ。さすがにこんな植物の無い場所でキジ撃ちする訳にもいかず、漏れそうだとキバリながらも何とか堪え、無事テント場のトイレにて大志用を足す。相変らず誰一人いない寂しい乗越に別れを告げ、稜線を後に。
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下山開始
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常念山頂への稜線も境雲   ※山でよく見かける現象だが正式名は不明
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乗越を後に

もう登らなくてもいいんだ・・という安堵感からか、大志の足取りは実に軽かった。急な階段や岩場は子供の短い脚では、かなりの危険がつきまとう。転倒してハシゴの鉄柱や針金にぶつかったものなら、出血を伴う大怪我は免れない。ただ実際はそういう箇所では余程注意しているので意外と事故は起こらない。逆に一見何のことはないただの下りで転倒し、どこか痛めることが多いように思う。実際大志はこの山行中、幾度となく転び、全身痣だらけになっていた。
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ベンチでお菓子
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原生林
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イワカガミ

最終水場の先、先ず一つ目の雪渓下りが始まった。この雪渓二つが帰路の要所と身構えていたが、思った程危うくなく、大志一人でも問題なく下ることが出来た。胸突八丁を終え、再び雪渓に出る。こちらの方が急勾配な為、ここは大志の手を握り、隣で何度も転びかける大志の支えとなった。後にソリを持った下山者と擦れ違ったが、仮にソリで勢いよく滑れたとして、止まりたい場所で制止は効くのかなと疑問に思った。
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最終水場から雪渓を下る

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滑落注意の危険箇所  ※もちろん手を繋いで歩く
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胸突八丁を終え、再び雪渓

さすがは子供。登りは弱いが、下りは強い。この法則に大志もピタリ当てはまった。意外と弱音は吐かず、休憩もほとんど取らないまま、ひたすら下り続けた。その為僕のザックのお菓子はほとんど減っておらず、折角なので沢辺に荷物を下ろし、しばしお菓子タイム。こういう何気ない休憩の一コマも、後に大切なシ-ンとなって心に刻まれていくのだろう。ゴ-ルも差し迫った頃、大志が野生の猿を見つけた。猿は目がいいようで、僕がカメラを向けた瞬間、どこかへ飛び去ってしまった。プロトレックが示す標高のアップダウンは+100mを切り、ゴ-ルも間もなくと思われた。しかしここからが意外と遠く感じ、+-0に戻っても山行は尚も続いていた。DSC00873_convert_20190625170436.jpg
笠原沢
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猿の群れが現れた
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山の神様、今日一日有難うございました

後何分だ!と大志を励まし続け、終にヒエ平に到着。予想通り15時半には山行を終えることが出来た。よく頑張ったな大志、これはとても凄いことだぞ!姉のナナ(年長児)の時と比べ、1年大きいこともあり、時間にして3時間は早かった。車中泊宴会、山行、移動・・。その全てが大志にとってはとても新鮮で、終わってみれば全てが楽しかったようだ。次回はおそらく八ヶ岳にしようと思う。その際には是非、僕お勧めのシャトレ-ゼにも寄るつもりだ。
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日帰り完結

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常念岳(2)~遠かった山頂


・・前回の続き


ようやく登り上げた常念乗越の稜線だったが、写真を数枚撮っただけで、休むことなくそのまま山頂へと向かう。目の前に大きく立ちはだかる常念の山容に大志の闘志は失せかけているが、必死に最後の力を振り絞る。僕らの前後に登山者の姿はなく、朝からほぼ貸し切りの状態が続いている。右手に従えた槍穂高の稜線に励まされながら、しばらく頑張って登る。小屋から山頂までの標準コ-スタイムは1時間だが、実際そこまではかからないだろう。振り返ると小屋はもうあんなにも小さく見えている。途中、山頂からの下山者が点々と数人下りてきた。
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いざ山頂へ
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右手に槍穂高を従え
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振り返れば、常念小屋と横通岳
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尚も奮闘は続く
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大喰岳(左)、槍ヶ岳(右)
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鷲羽岳(左)、水晶岳(右)

先程まで調子よく登っていた大志だったが、僕が先行するといつしか後ろですすり泣いていた。後何mだ!と励ますが、一向に辿り着かない山頂に嫌気が差しているようだ。そして、終に山頂らしきシルエットを確認。人が立っているようにも見えるから、おそらく山頂で間違いないだろう。さぁラストだ!と最後の頑張りを促すが、子供の目にはこの距離さえも遠く感じていたようだ。後何分で山頂だ!と言葉を送り続け、ようやく最後の岩場へと張り付く。小さな両手を駆使しその岩場をよじ登り、その先で終に山頂を捉えた。大志、よく頑張ったな!ここが常念岳の山頂だ。もう登らなくていいんだ・・。大志にとっての登頂の感想はきっとそんなとこだろう。
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頑張れ、大志!
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頂上が見えたぞ
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岩場の先が
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常念岳(標高2857m)


つづく・・


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100-100への軌跡

100名山、100名城、100名水・・。日本人はどうやら100という区切りが好きなようだ。確かに大変分かり易いし、目標とするにも丁度いいのかもしれない。2015年3月から走り始めた僕、どうせならウルトラ(100㌔以上)を100回完走してみたい。長男岳登(当時小学生)と100高山を目指したのも、そんな分かり易さに魅了されたからだった。この先年間4本を25年続ければ、充分達成は見込めると思う。それに何年か走ればさすがに慣れてくるだろうし、その頃には250㌔の練習程度にしか思っていないだろう。25年後、僕は67歳。初めて走った能登では70代のランナ-が何人かいたし、最高齢(ゼッケン1番)の男性は77歳だった。いっそのこと、日本最高齢完走、最多完走・・なんて目指してみようかな。


以下、100-100(100㌔-100回)達成までの軌跡を随時更新していきます。


1第4回能登半島すずウルトラマラソン 2015.10.18(42歳) 102㌔ 13時間42分完走    235位/403人 完走率68.9%  ※初めての100km挑戦で見事完走
2第26回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 2016.4.24(43歳) 100㌔ 12時間21分完走       498位/1363人 完走率74.1%  ※目標の13時間切りを大幅にクリア
3第5回飛騨高山ウルトラマラソン 2016.6.12(43歳) 100㌔ 12時間39分完走       582位/1708人 完走率71.6%  ※第2組最前列に並んだ末に自滅
4第4回白山白川郷ウルトラマラソン 2016.9.11(43歳) 100㌔ 12時間44分完走       215位/711人 完走率78.1%  ※復路の上り返しに完敗、この借りはもう返せない
5第5回能登半島すずウルトラマラソン 2016.10.16(43歳) 102㌔ 12時間53分完走       109位/289人 完走率70.2%  ※目標11時間半、最低11時間台と挑むも撃沈


走り始めて2年目のシ-ズンが終わった。100㌔という距離にも少しは慣れ、年4本完走の当初目標はクリアした。しかし後味が悪過ぎる。100㌔くらい屁でもない・・。富士五湖の快走で僅かに感じたこの感覚は、今年最後の能登すずで見失ってしまった。この先100㌔程度なら間違いなく完走は出来るだろう。しかしそれでは次へと進めない。何せタイムが遅過ぎる。来年は最低6本と決めた。タイム狙いは4月の富士五湖のみ。後は連戦を重ね、『中何週間』というこの情けない表現を早く取り除きたい。走れば走る程、さくら道ランナ-の凄さが身に染みて分かってくる。


6第27回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 2017.4.23(44歳) 100㌔ 11時間48分完走     408位/1508人 完走率72.4%  ※一応12時間は切ったけど何か物足りず
7第23回八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 2017.5.21(44歳) 100㌔ 13時間12分完走     532位/1953人 完走率50.6%  ※膝痛を抱えながらも猛暑の野辺山を走り切った
8第6回飛騨高山ウルトラマラソン 2017.6.11(44歳) 100㌔ 12時間9分完走        548位/1831人 完走率75.2%  ※風邪、膝痛とコンディションは最悪だった
9第12回佐渡島一周エコ・ジャ-ニ-ウルトラ遠足 2017.9.16(44歳) 208㌔ 38時間19分完走              42位/156人 完走率80.7%  ※超ウルトラ初挑戦、無事完走するも1週間病院送り
10第6回能登半島すずウルトラマラソン 2017.10.15(44歳) 102㌔ 13時間14分完走              194位/432人 完走率70.6%  ※佐渡以降瀕死状態だったので完走だけで満足
  

3年目のシ-ズンが終わった。これまでは100㌔サブ11くらい(まだ達成していないが・・)でのさくら道エントリ-を目指していた。しかし今年さくら道に100㌔実績で選ばれたのは、たった2名。それもサブ9(1人はサブ8に迫る)。これでは俺には一生無理だ!一瞬、目標を見失ってしまった。しかし参加者名簿を見ていて、同時に目に付いたのが、『佐渡一周208㌔』の文字。スピ-ドのない僕は、実績作りの目標を100㌔から佐渡へと切り替えた。人生初となる月400㌔を走り込み、台風に合わせるかのように佐渡へと海を渡る。そして迎えた、初めての超ウルトラ。意外にも190㌔までは脚は動いてくれた。しかし超ウルトラの世界はやはり厳しかった。無事ゴ-ル出来たのはいいが、その後1週間瀕死状態が続く。来年何とかリベンジ(目標32時間、かつ大会後の打上参加)を果たした暁には、是非とも翌春のさくら道にエントリ-したいと思っている。
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超ウルトラ初完走(佐渡一周208㌔)  ※南さん、又どこかで会いたいな

11第28回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 2018.4.22(45歳) 100㌔ 12時間4分完走                          394位/1689人 完走率61.2%  ※初めて50㌔5時間を切るも終盤大失速  
12第24回八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 2018.5.20(45歳) 100㌔ 12時間43分完走                        558位/1986人 完走率71.2%  ※『要はハ-ト』の応援メッセ-ジが心に響き復活
13第7回飛騨高山ウルトラマラソン 2018.6.10(45歳) 100㌔ 12時間27分完走                  580位/1887人 完走率74.2%  ※予期せぬ応援幕の期待に応えられず無念   
14第13回佐渡島一周エコ・ジャ-ニ-ウルトラ遠足 2018.9.22(45歳) 208㌔ 36時間54分完走          23位/164人 完走率75.6%  ※ゴ-ル後の宴会まで楽しめたが目標の32時間は程遠く 
15第7回能登半島すずウルトラマラソン 2018.10.21(45歳) 102㌔ 12時間54分完走              132位/333人 完走率73.8%  ※佐渡で痛めた右膝の激痛に耐え無事完走


4年目のシ-ズンが終わったが、あまり進歩がないような、収穫の少ない1年だった。昨年の自分に対して辛うじて勝ち越したのがせめてもの救いとなるが、100㌔の記録は更新出来なかった。仮眠なしで挑んだ佐渡も目標の32時間とは程遠く、辛うじて36時間台をキ-プするので精一杯。目指すさくら道には40㌔及ばず、この差はかなり大きいものと痛感した。今の僕にはさくら道を走るイメ-ジが全くつかない。来年は是が非でも練習で名古屋~高山(160㌔)の24時間走をやり、何とか佐渡へとつなげたい。今の僕の一番の目標は、取りあえず24時間で最低160㌔。これくらい楽に出来ないと、間違いなく僕に未来はないだろう。


16第29回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 2019.4.21(46歳) 100㌔ 11時間40分完走                          377位/1667人 完走率71.1%  ※最後5㌔だけは納得の走りだった
17第25回八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 2019.5.19(46歳) 100㌔ 13時間12分完走                              799位/1956人 完走率70.7%  ※肉離れした状態で残り91㌔を走り切った
18第2回南砺100㌔マラニック 2019.6.2(46歳) 100㌔ 12時間56分完走           105位/337人 完走率81.3%  ※肉離れ再発にも負けず、エイドのグルメを堪能
19第8回飛騨高山ウルトラマラソン 2019.6.9(46歳) 100㌔ 12時間58分完走              1038位/2115人 完走率77.0%  ※肉離れと膝痛で両脚を失うも、救世主現れる
+1、名古屋~高山R41 2019.7 160㌔  ※目標24時間
+2、白馬・栂海新道周回 2019夏 114㌔  ※今年こそは
20第14回佐渡島一周エコ・ジャ-ニ-ウルトラ遠足 2019.9.21(46歳) 208㌔  ※エントリ-済
21第8回能登半島すずウルトラマラソン 2019.10.20(46歳) 102㌔

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奇跡の完走劇(飛騨高山100㌔)  ※トイレの神様、本当に有難う!

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第8回飛騨高山ウルトラマラソン(3)~奇跡の完走


・・前回の続き


国府のBG関門さえクリアしてしまえば、完走は現実味を帯びてくる。ここからしばらくは家族にも会えるので、その点精神的に助かっている。上広瀬の裏街道を、西田さんに時折町の解説を入れながら走る。先週の南砺では帽子の中に氷を沢山入れて走っていたので凄く気持ち良かったが、この大会の公式エイドではその期待は持てない。そう言った意味でも、繋ぎとなる私設の被り水は本当に有り難かった。踏切を渡り、国道41号線を横切る。信号待ちでようやく休めると期待していたが、運悪くこういう時に限って信号は青になる。宮川に架かる橋を渡ると、ふとそこに見たことのある顔が。アレ、何してんの?走っているはずの仲間が、何故か応援に回っているではないか。訊けば風邪を引いて棄権したのだと言う。そら駄目だわ、出なきゃ・・と内心思いながら、差し入れにゼリ-飲料を頂く。村山公民館エイドを越え、その先の待避所で子供らと再会。だぶだぶの高山Tシャツを着た大志の姿は、毎度実に絵になっている。
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被り水が最高に気持ちいい
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大志が駆け寄ってきて
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子供らと合流

80㌔通過。次に目指すはグリ-ン薬局前(82.8㌔)エイド、そこに家族が待機しているはずだ。僕は走っている最中に後ろを振り返ることはないが、エイドや信号に着く度に直ぐ西田さんの姿を確認出来た。どのくらい僕の後ろに付けていたのかは分からないが、付かず離れずの位置で僕の様子をずっと伺ってくれていたのだと思う。家族らにはニアミスで会い、これが最後の応援となる。以前清見の最終関門にも応援に来てもらっていたが、その後駐車場やらシャトルバスやらの関係で、結局僕の方が早く会場に着いてしまった。その反省から早めに応援は切り上げてもらっているが、やはり八日町やラスボス辺りにも居てくれると嬉しいので、来年からはそうお願いしようと思う。
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80㌔通過
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信号待ち
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西田さんとはこの位置関係が多かった  ※完全に僕のサポ-ト役に回ってくれている

八日町新鮮野菜販売所(87.4㌔)エイドでは、仲間の波ちゃんに会った(昨年はここで瀧さんに会った)。スタ-ト前会場で会った時は普通だったのに、いつの間にか猿の姿になっていてかなり衝撃を受けた。ラスボス峠はほぼ歩いて上り切り、その後国道に向けて一気に降下。先程八日町エイドで休まず先に発った波ちゃんだったが、国道に出る直前で追いついた。最終関門の公文書館も無事クリアし、特産食を色々と頂く。この辺りから何度か波ちゃんと前後したが、僕がエイドでグルメを堪能している間に先に発たれ、後で追い抜くというパタ-ン。さすがは彼女のテリトリ-だけはあり、お猿に対する大声援を幾つも受け、波ちゃんは嬉しそうに頑張っていた。
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90㌔通過  ※僕の映っている写真は、ほぼ西田さん撮影
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第5関門 公文書館(93.3㌔)  ※関門閉鎖まで残り53分だったが、この後ペ-スを上げた
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清見サイダ-
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猪汁

そしてついに残り5㌔を切った。先週に続き12時間台は微妙なライン。先週の南砺の時は残り5㌔の時点で45分余っていたが、今回は残り39分しかない。厳しいような気もするが、頑張れば何とか滑りこめるかもしれない。いつしかペ-スも上がり、後に西田さんにもそう言われた。左手の農道には未だゴ-ルに背を向け走っているランナ-が多くいる。誰しも迫り来る時間に追われ、最終関門やゴ-ル制限と必死に闘っているのだろう。そんな経験は久しくしていないが、出来れば二度としたくない。残り2㌔を切り、ついに旅も終焉へと向う。そして残り1㌔。最後の信号待ちを経て、ビックアリ-ナへと続く最後の直線に入る。時間は気にしていないが、走り続けているのでおそらく12時間台は達成出来るだろう。会場入口で娘の声に気付き、先回りしておくよう指示。そしてゴ-ル手前でチビ2人を拾い、西田さんを交え4人でゴ-ルを切った。結果は何とか12時間台をキ-プ。この価値ある完走で、辛うじて連続完走だけは維持出来た。
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残り5㌔
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西田さん、今日は沢山いい写真を撮ってくれて有難う!  ※これだけ自分が映った記事は初めてです
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ラストの直線  ※陽子さんもナイスアングル
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奇跡のゴ~ル!  ※これまで走った19本の中でベストのシ-ンかな

走り始めて5年目でここまで19本(今年は後2本出場予定)の100㌔超を走ってきた。野辺山から始まる3連戦を前にして、その1週間前に肉離れを発症。野辺山の欠場も直前まで悩んだが、思いきって強行出場を選択。肉離れは9㌔地点で再発したが、残り91㌔を肉離れした状態で何とか走り切った。2戦目はその2週間後の南砺。ここで2週間空いていたことが、結果としてタ-ニングポイントとなった。エイドのご馳走に終始満足しつつも、又も肉離れした脚をひきずってのゴ-ル。そしてその1週間後の飛騨高山。1週間では全く完治はせず、覚悟はしていたが野辺山以上に壮絶な闘いとなった。開始3㌔で右ふくらはぎの肉離れ、その上左膝まで痛み出し、さすがに今回は無理だろうと走りながら思っていた。しかしそこに救世主(トイレの神様)が現れ、その後思いもよらないエンディングへと結びついていく。
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完走証を受け取って  ※ゴメン西田さん、ネットタイムの関係で僕の方が順位が上になってしまった
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ありがとう西田さん!  ※80㌔本当にお世話になりました

3連戦直前に受けた故障はとてつもなく大きな壁となり、突如僕の前に立ちはだかってきた。しかし越えられない壁は与えられないだろうし、今思えば中々いい壁だった。この3連戦を通し僕は一切諦めることはなかった。全ての大会を人生最後の大会のつもりで挑み、もう走れなくなっても構わないという覚悟だけは終始貫けた。ただ今回だけは自分の力だけではどうにもならなかった。西田さんがあの時間に外のトイレに並んでいなかったら、僕が一つ前のエイドでトイレを済ませていたら、運命の再会は出来ず、完走も危うかったかもしれない。西田さん、本当に有難うございました!これで僕の中にあったあの情けない表現は完全に消えた。中何週間・・。そう考えている時点で次のステップは遥か彼方。僕の目指す”さくら道”は、まだまだこんなもんじゃない。今の僕の心境が”ランナ-ズハイ”なのだろうか。故障さえなければ来週もその翌週も、その翌週だって100㌔くらいなら充分走れそうな気がする
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ラウンジのホットドリンク
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無料の鍼治療  ※待ち時間なしでやってもらえた
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痛くてこれ以上右脚が伸ばせない
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全然良くなってないような  ※ただ実際触られている分、整形外科よりは余程いい

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| 2019 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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