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INDEX~ジブラルタル海峡を越えて編

旅の概要~ジブラルタル海峡を越えて
行く当てのない旅~ジブラルタル海峡を越えて編(1) 名古屋~フィンランド/ヘルシンキ~スペイン/マドリッド~
アルハンブラ宮殿~ジブラルタル海峡を越えて編(2) ~グラナダ
朝の決断~ジブラルタル海峡を越えて編(3) グラナダ~マラガ~
待望の朝~ジブラルタル海峡を越えて編(4) ~アルヘシラス~
ジブラルタル海峡を越えて~ジブラルタル海峡を越えて編(5) ~モロッコ/タンジェ
ティトゥアンのメディナ~ジブラルタル海峡を越えて編(6) タンジェ~ティトゥアン
ハリ-の住む青の世界~ジブラルタル海峡を越えて編(7) ティトゥアン~シャウエン
町を好きになる条件~ジブラルタル海峡を越えて編(8) シャウエン
古都メクネス~ジブラルタル海峡を越えて編(9) シャウエン~メクネス
ヴォルビリス遺跡~ジブラルタル海峡を越えて編(10) メクネス(ム-レイ・イドリス)
黄昏のル-ル~ジブラルタル海峡を越えて編(11) メクネス
首都ラバト~ジブラルタル海峡を越えて編(12) メクネス~ラバト
退屈な大都会~ジブラルタル海峡を越えて編(13) ラバト~カサブランカ
ポルトガル都市~ジブラルタル海峡を越えて編(14) カサブランカ~アル・ジャディ-ダ
大西洋に日が沈む~ジブラルタル海峡を越えて編(15) アル・ジャディ-ダ~エッサウィラ
旅先での体調管理~ジブラルタル海峡を越えて編(16) エッサウィラ
ジャマ・エル・フナ広場~ジブラルタル海峡を越えて編(17) エッサウィラ~マラケシュ
世界最大のス-ク~ジブラルタル海峡を越えて編(18) マラケシュ
化石と鉱石~ジブラルタル海峡を越えて編(19) マラケシュ
吹雪舞うアトラス山脈の先に~ジブラルタル海峡を越えて編(20) マラケシュ~ワルザザ-ト(砂漠ツア-1日目)
絶景、トドラ峡谷~ジブラルタル海峡を越えて編(21) ワルザザ-ト~メルズ-ガ(砂漠ツア-2日目)
星空に捧ぐ~ジブラルタル海峡を越えて編(22) メルズ-ガ(砂漠ツア-2日目)
サハラから、一路フェズへ~ジブラルタル海峡を越えて編(23) メルズ-ガ~リッサニ~フェズ(砂漠ツア-3日目)
フェズ・エル・バリ~ジブラルタル海峡を越えて編(24) フェズ
遠き新市街~ジブラルタル海峡を越えて編(25) フェズ
アフリカの大地~ジブラルタル海峡を越えて編(26) フェズ~タンジェ
遠いタンジェMED~ジブラルタル海峡を越えて編(27) タンジェ
国際バスでの国境越え~ジブラルタル海峡を越えて編(28) タンジェ~
水道橋を眺めながら~ジブラルタル海峡を越えて編(29) ~マドリッド~セゴビア
城壁の町、アビラ~ジブラルタル海峡を越えて編(30) セゴビア~アビラ
サラマンカに雨が降る~ジブラルタル海峡を越えて編(31) アビラ~サラマンカ
ティッセン・ボルネミッサ美術館~ジブラルタル海峡を越えて編(32) サラマンカ~マドリッド
古都トレド~ジブラルタル海峡を越えて編(33) マドリッド~トレド
アランフェスの王宮~ジブラルタル海峡を越えて編(34) トレド~アランフェス
マドリッドの夜~ジブラルタル海峡を越えて編(35) アランフェス~マドリッド
雲の上で想う~ジブラルタル海峡を越えて編(36) マドリッド~ヘルシンキ~
雪国へ~ジブラルタル海峡を越えて編(37) ~名古屋
旅のまとめ~ジブラルタル海峡を越えて編(38)
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旅のまとめ~ジブラルタル海峡を越えて編(38)

地球紀行'15~ジブラルタル海峡を越えて編
旅のまとめ


【正式国名】エスパ-ニャ王国、モロッコ王国
【訪問都市】スペイン/マドリッド~グラナダ~マラガ~アルヘシラス~モロッコ/タンジェ~ティトゥアン~シャウエン~メクネス~ラバト~カサブランカ~アルジャディ-ダ~エッサウィラ~マラケシュ~ワルザザ-ト~ティネリ-ル~メルズ-ガ~フェズ~タンジェ~スペイン/セゴビア~アビラ~サラマンカ~マドリッド~トレド~アランフェス~マドリッド
【日  程】平成26年12月23日~平成27年1月23日  32日間
【旅  人】嶺花(小5)、僕
【旅行費用】航空券一式(OSU):230400円、海外旅行保険(損保ジャパン):12300円、日本国内交通費(JR、名鉄):7900円、現地滞在費:212274円     合計:462,874円(2人分)
【現地情報】①現地通貨と為替レ-ト 1€(ユ-ロ):137.9円(ATM)~163.9円(港)、1DH(モロッコ・ディルハム):12.8円~13.7円 ②空港から市内へ マドリッドではレンフェ(鉄道)が分かりやすい  ③安宿情報 スペインではオスタルのダブル30€(セゴビア他)~45€(グラナダ)。部屋は大概トイレ、バスタブ、TV付き。たまに朝食も付く。タオル、石鹸など各種アメニティも充実。大都市より地方の方が断然質は良い。2人ならユ-スに泊まる値段と大差はない。モロッコでは80DH(シャウエン他)~170DH(カサブランカ)。シャワ-、トイレは共同が多く、温シャワ-は別料金。テレビはない。宿の数は多く、宿探しには困らない。 ④食事情報 スペインで安上がりに済ませるにはス-パ-マ-ケットしかないだろう。食材を買い込んで朝昼晩サンドイッチが常。マドリッドのバルは訪れる価値あり。モロッコでは鶏の丸焼きがお勧め。ス-パ-で買えば安食堂の半値以下。名物料理タジンやクスクス、ハリラは是非。酒類は期待出来ないので、苦いコ-ヒ-でたそがれよう。エスカルゴ屋台は最高。ケ-キも安くて美味い。マクドナルドのビックテイスティはモロッコの味。水代わりにコ-ラばかり飲んでいたら歯が痛くなった。 ⑤観光情報 スペインには世界遺産が44箇所(6箇所制覇)あり、イタリアに次いで世界で2番目に多い。町一番の絶景を前に激安ワイン(1㍑0.59€~)で酔いしれる、これ以上贅沢なことはない。美術館巡りは曜日や時間帯を選んで無料で見学したい。闘牛やフラメンコは昔見たからいいっか。フェリ-でジブラルタル海峡を越えると、そこはアフリカ大陸。モロッコには世界遺産が9箇所(全制覇)あり、これらを中心にル-トを組むと良い。2泊3日のサハラ砂漠ツア-はこの旅一番の思い出。マラケシュ発が断然お勧めで、サハラまで自力で行く意味はない。シャウエンの青は必見。化石鉱石はタンジェが一番安い。 ⑥両替情報 スペインの地方では両替は不可能。マドリッド市内か空港で済ませておくべき。初めてATMを利用したが、やはりこれが一番賢い。モロッコでは銀行や両替商などで日本円からの両替が可能だが、円は若干通りにくい。出来る所でまとめて両替しておくか、ここもATMが妥当かも。 ⑦治安情報 スペインの治安は悪くないが、セビ-リャでス-ツケ-スを盗まれたとの報告あり。冬はとにかく寒く、野宿は相当の覚悟が必要。クリスマス前後の移動はどこもチケットが取れず、計画通りにはならない。モロッコではエボラ感染にばかり注意していた。高熱が続き少し焦ったが、ただの風邪でホッとした。隣国はイスラム過激派の巣であること、モロッコからも多くの若者がイスラム国に加勢していることをよく知っておくべき。あと、イスラム教徒の写真撮影には十分注意を。屋台を撮っただけなのに、イスラム教徒の女性客が映ったとして何故か屋台の親父に叱られた。

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雪国へ~ジブラルタル海峡を越えて編(37)

2015年1月23日
~名古屋(帰国)



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中部国際空港(セントレア)


旅が無事終わった。
ジブラルタル海峡を越えて巡ったモロッコ、世界遺産の宝庫スペイン。
ともに、魅力的な国だった。

今、生きていることに感謝。
命は、この地球(ほし)の何よりも尊い。

今、こうして生かされていることに感謝。
誰だって、人は一人では生きていけない。

これらを肝に銘じ、
謙虚さを忘れずに毎日を過ごしていきたい。


おわり

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| '15ジブラルタル海峡を越えて編 | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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雲の上で想う~ジブラルタル海峡を越えて編(36)

2015年1月22日
マドリッド~ヘルシンキ~



飛行機は今、ロシア上空を飛んでいる。
朝6時、腕時計はたった今、日本時間に合わせたところだ。
先程から何度か睡眠を試みているが、結局一睡も出来ないでいる。
堪らず僕はCAの所までビ-ルを貰いにいき、眠るのは諦め、席の明かりを着けた。

昨夜も眠れていないのに、何故快く眠りにつけないのだろう。
既にビ-ルは2本、ワインは3杯飲んでいる。
空きっ腹も相まって、それなりに酔いは回っているはずなのに。

ヘルシンキ発名古屋行きの飛行機は、定刻より1時間遅れ、18時15分に離陸した。
北欧は遠いと感じるし、実際そうでもあるのだが、たいしたフライトではない。
モロッコ・リッサニからフェズへの10時間のバス移動に比べたら、ここは正に天国である。
トイレはあるし、アルコ-ルもフリ-。
食事を取り、映画を観ていたら、あとは仮眠程度で目的地が見えてくる。

マドリッド発、ヘルシンキ行きの飛行機は最悪だった。
昼を挟むにもかかわらず昼食はないし、アルコ-ルは有料。
おまけに窓側シ-トは3人掛けで、席毎のモニタ-もなく、本を読むか寝る以外することがない。
ヘルシンキに到着し、飛行機を乗り換える。

1ヶ月ぶりに日本の新聞を読み、母国の情報に目を走らせ、衝撃を受けた。
イスラム国による、日本人拉致事件。
パリで起きたテロにも驚いたが、卑屈極まりないこの拉致事件には言葉を失った。

これまで旅した世界の国々で、どこが一番好き?
そう尋ねられたら、僕はシリアやモロッコ等のイスラム圏を挙げるだろう。
理由は、誰もが言うように”人々がとても親切だから”。
そのシリアで終わりのない内戦が続いている。

今回の拉致事件も、他人事ではないと身近に感じた。
旅行中、エボラだけに気を遣っていたが、モロッコの隣国は全てイスラム過激派が息を潜めている。
そんな重要なことを、恥かしながら今更知った。
モロッコからも多くの若者が、イスラム国に加勢しているという事実も衝撃だった。

イスラム国のことを、モロッコの国民はどう思っているのだろうか・・。
進むべき道は同じはずなのに、信仰を正当化して、力づくで何かを強引に得ようとする。
宗教とは、そんなに都合のいいものではないだろう。
欧米を中心とする世界各国の若者が、この武装勢力に加わっていることも深刻な問題だ。
自国への不満、世の中への不満がその要因なのは明らかだ。

イスラム教徒は町角でも宿でも、フェリ-の中でさえ、ひたすら神に祈りを捧げている。
見えない何かを、今でない来世を真剣に信じる、とても純粋な人達。
それに比べ無宗教の僕は、都合のいい時だけ手を合わせ、神頼みを行っている。

一刻も早く、イスラム諸国の混乱が収まりますように・・。
神様仏様、山の神。
もう誰でもいいから、僕の、世界共通のこの願いを叶えて下さい。
シリアで、アレッポで、受けたご恩を僕は忘れてはいません。

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| '15ジブラルタル海峡を越えて編 | 07:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マドリッドの夜~ジブラルタル海峡を越えて編(35)

2015年1月21日
アランフェス~マドリッド



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バル(ムセオ・デル・ハモン)  ※ビ-ルとタパスで0.7€と激安、サンドイッチは1€
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プラド美術館 (フラ・アンジェリコ/受胎告知)
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ソフィア王妃芸術センタ- (ピカソ/ゲルニカ)


・・前回の続き


アランフェスを発ち間もなく、マドリッドのアト-チャ駅に到着した。
この駅はとても大きいが、アランフェスのように見かけだけではなく中身も伴っていた。
コインロッカ-に荷物を預け、軽身となったところで颯爽と町に繰り出した。
一度歩いた町は頭に入っており、地図は必要ない。
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アト-チャ駅

まずは、プエルタ・デル・ソルを目指し、周辺を散策しながら土産物を物色。
思い出に残りそうな物を厳選し、幾つか買い込んだ。
そして以前から気になっていた場所へ。
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プラド美術館
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顔なし男
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ミラ-越し

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