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モミジニタイケアブラムシ

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なんじゃ、こりゃ!

レッドロビンの衝撃を受け気を落としていたが、衝撃はそれだけに納まらなかった。あなた達、一体いつからそこにいるの・・。ヤマモミジの葉裏には、何やら不気味な黒い虫がそれも無数に、そのほとんどにびっしりと張り付いていた。ロビンの衝撃に触れなかったら、こうして気付くことはなかっただろう。彼等の存在は、常人の視野には一切入ってこない。意識して裏側を覗き込んでこそ、ようやくその存在に気付くことが出来る。それにしても気色悪い、本気で背筋がゾッとした。これでは安易に子供達を庭で遊ばせれないな、至急退治しなければなるまい。樹の上半分はこれから葉が付いてくるのかと思っていたが、もしやこのアブラムシ達が食い潰したのだろうか。
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一体いつから
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ヴォ~!
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春なのに

判別の付きやすいその風貌、モミジに寄生するというその生態から、彼等の正体は直ぐに分かった。モミジニタイケアブラムシ。カエデ類の汁を餌とするアブラムシの一種で、カエデ類の葉裏に寄生している。頭部は黒色、体は赤褐色で、透明色の大きな翅(はね)をまとっている。そして何よりも、その圧倒的な数に思わず目が点になった。衝撃はレッドロビンより遥かに大きい。しかしもしやと思いヤマモミジの次に向かった先には、更に大きな衝撃が待っていた。ねぇねぇあなた達、どうしてこんな所に一斉に集っているの。ひょっとして、僕を試しているのかい。


つづく・・
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| ヤマモミジ | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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