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只今、成長期真っ盛り!

この時期のレッドロビンは成長が驚くほどに凄まじい。容赦なく上に伸び横に伸び、2週間も放っておくと、それはもう大変なことになっている。つい先日剪定したばかりだと油断していると、剪定前にも増してヤバイ状況に。ロビンは手をかければかける程、必ずしや世話人の期待に応えてくれる。異常なまでに単純明快なこの植物は、理想の形に仕上げることは実に容易い。余所のロビンを見ていると、羨ましい程立派なものもあれば、可愛そうなくらい葉の付いていないものもある。この盛りの時期に真っ赤な新芽を付けているか否かは、春先の農薬散布に尽きる。この土地に越してきて、ロビンを植えて間もなく6年。最初の頃こそ僕も病気のことなどいざ知らず、周りの立派なロビンを見かけては嫉妬ばかりしていた。しかし一度失敗を味わってからは、僕も少なからず樹木の病気について学び、今では春先になるとトップジンとベンレ-トを半月ごと交互に、2ロ-テンション程散布している。レッドロビンに褐斑病はつきものだが、対策としては手間をかけるしかない。町で細々としたロビンを見かけると同じオ-ナ-として悲しくなり、手入れの無さを想像してしまう。
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発育旺盛な我が家のレッドロビン

ロビンはゴミ(剪定後の枝木、落葉)の量がハンパではなく、その処理にいつも困っている。畑や庭の雑草や台所で出る生ゴミは畑の一画で腐らして土に返しているが、さすがに枝木までは枯れないだろうし、結局は細かくして可燃物に出すしかない。燃やせれば楽だが、住宅地では消防署に通報されるのが関の山だ。落葉拾いは特に深刻な問題で、まともに一人で拾っていたものなら、毎週の休日はそれだけで終わってしまう。生育が著しい為、ご近所さんにも気を遣う。もし今後、新たに垣根を作りたいと考えている人がいたとすれば、住宅地でのレッドロビンは僕はあまり勧めない。赤芽はとても美しく、垣根としての役目は満点だが、剪定と落葉拾いには相当な覚悟が必要である。この先梅雨を迎え、夏を過ぎた頃にはきっとロビンとの押し問答も一段落ついているだろう。もしロビンを人間に例えるならば、『成長期真っ盛りの腕白坊主』といったところだろうか。頑丈で逞しく、成長を見守るのは本当に楽しいが、常に心配を抱え冷や冷やし、目を離すと何をするか分からない。だけど、それだから愛着が湧き、人間と植物以上の関係が成り立っている。
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どれだけ伐っても追いつかない
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落葉拾いも大変  ※珍しく妻が手伝ってくれた
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花が咲いた
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家庭菜園
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水路で遊ぶ下2人(第6子と7子)
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子供の落葉拾いは半強制
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| レッドロビン | 09:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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さすだがね、ロビン!

今年の大雪で大被害を受けたレッドロビンだったが、献身的な介護の甲斐あって、見事な復活ぶりを遂げている。昨年までの無頓着ぶりを反省し、今年は病気対策ばっちり。3月30日にトップジン20㍑を皮切りに、4月10日にはベンレ-トを15㍑、4月28日には再度トップジンを15㍑撒いてきた。新芽の時期、交互に撒くことに意味がある。感染源となる病葉は適時取り除いているし、落葉もちょくちょく拾っている。効果はてきめんで、病気の兆候はない。レッドロビンは面倒を見れば見るだけ、その期待に応えてくれる。正に、子育てのようなもの。後は鮮やかな新芽の成長を見守るだけ。してやったり・・。そんな心境である。
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敷地西面
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敷地北面
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実に綺麗だ
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敷地東面  ※さすがはロビン!雪で上半分が折れたが見事な復活ぶり

しかし、そう簡単にことは進まない。何も天敵は病気だけではなく、害虫もいる。レッドロビンを食い物にするのが、昨年来大発生しているマイマイガ。昨年は町全体がパニックに陥り、大変な有様だった。これ以上被害を拡散しないようにと、町全体が卵の除去に徹し、対策本部まで置かれていた。屋根の下、外壁、住宅の基礎裏・・。僕も身の回りの卵は、全て除去したつもりでいた。何せ一つの卵を見逃せば、そこから何百匹もの化身が現れる。

しかしコイツら、ただ者ではなかった。物置裏に立てかけていたテ-ブルの裏に、更には気付き難い物置裏の住宅基礎に、更には鉢棚に隠れた住宅基礎にちゃっかり卵を作っていやがる。どおりで最近、小さな毛虫を見かけていた訳だ。ロビンの葉は小まめにチェックしているが、ここ数日で確実に新芽に穴が増えてきた。完全にコイツら、又もや俺のロビンに生息しているな。至急、スミチオンの出番だ。そして5月5日、スミチオン15㍑をレッドロビンに、5㍑をモミジに散布し、醜き害虫を退治してみせた。
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全て取り除いたつもりだったが、死角で上手いこと生きている
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マイマイガの仕業

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| レッドロビン | 07:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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雪害、病気、害虫・・、全ての逆境から立ち上がれ!

今年の雪は異常に多かった。ここ数年、地球温暖化の影響により積雪量は少なかったが、今冬は五六豪雪(当時僕は小学生で、2階から出入りしていたことを覚えている)以来の、大豪雪の年となった。そして今年の雪の特徴は、雪が非常に重いこと。雨混じりの重たい雪が樹木を容易に押し潰し、道路沿いの山林から木が倒れ電線が寸断。停電は頻繁に起きていた。街路樹の被害も多く、折れた木々を多く目にする。我が家の庭でも被害は深刻だ。栗の木は1本全滅。ソヨゴは折れて1/3くらいに縮まり、辛うじて生きている。車庫の雪下ろし、しいては植えた場所がいけなかった。他の高木は雪囲いをしているので無事だった。低木のドウダンツツジは一時期埋まっていたが、車庫に面している為、頻繁に気にかけており被害なし。
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2月27日、植栽周りの雪除けをして異変に気付く

問題は、垣根のレッドロビン。自宅敷地の北側半分を覆うレッドロビンの内、被害に至ったのは東面のみ。屋根から下ろした雪ならまだしも、降り積もった雪でこんな状態になるなんて全く想像していなかった。2月27日、植栽周りの雪除けをしていて、この悲惨な現実を知った。竹の横木は無残にもへし折られ、幹もほぼ全てが上半分以上折れている。支えのない枝は折れても仕方なかったが、しんなりとじっと耐えていたものもあった。にわかに信じ難いこの悪夢を前に、自分の対策の無さを痛感。来冬からは植栽周りの雪除けはこまめに行い、常に道を作っておこうと思う。
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雪の重みで横木は折れ、幹も枝も悲惨なことに
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全く想像していなかった

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3月21日、雪もようやく解けてきた
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支柱の間隔が広過ぎ、横木にかかる負担が大きい

横木が折れたのは、負担がかかり過ぎていたから。例年の降雪量であれば問題はなかったが、豪雪に耐えるには明らかに支柱間隔が広過ぎる。支柱を4本買い入れ、既存杭の間に打設した。横木の竹も、古いものは新品と取り替えた。素人ながら、何とか補修完了。上の横木まで幹が到達しておらず、見た目が少し寂しいが、これで一応補強は出来ただろう。奇跡的に1本たりとも全滅がないことが、不幸中の幸いである。芯となる幹が折れたことで上への成長は止まり、どのような形になっていくのか、この先不安が残る。芯の代わりになりそうな太い枝を上へと誘導し、幹に見立てるのが妥当だろう。いずれにせよ、レッドロビンにはとてつもない生命力がある。何度へし折られても、生きてさえいれば、その都度地獄の底から這い上がってくれるだろう。だから僕は復活劇を期待する。
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補修後  ※支柱を間に追加した
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幹は上半分が折れてしまったが、ロビンの生命力に賭ける

雪害はノ-マ-クだったが、病気は春前から大警戒している。もうあんな坊主姿のロビンは見たくない。新芽が芽吹く頃を見計らい、快晴の3月30日農薬(トップジン4㍑)を散布した。そして2週間後にはベンレ-トを散布し、更に2週間後にはトップジン・・と交互に数回散布しようと思っている。病気対策はこれで万全だろう。今では病葉を見つけると直ぐに取り除いているし、感染源となる落葉も放ってはいない。

レッドロビンは芯はとても強いのだが、意外と繊細なところもあり、常に目をかけておかなければならない。農薬は上手く絡まっているかな・・。翌朝何気なくロビンに顔を近づけたら、ふと蜘蛛巣が目に付いた。しかもその糸は全部の幹に及んでおり、衝撃は大きかった。もう害虫のお出ましか・・。糸以外に不吉な物体(卵、幼虫、糞等)は見当たらなかったが、嫌な予感、不吉の前兆、害虫の前触れであることは間違いない。これも、早々に対処が必要だ。
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3月31日朝、蜘蛛の巣を発見!
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糸は全ての樹に繫がっていた

| レッドロビン | 07:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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まだいたのか、マイマイガ!

梅雨真っ只中の6月14日、偶然妻がレッドロビンに大量のマイマイガを見つけた。ちょうどその前日、測量現場でマイマイガによる被害を目にしていた。こりゃ、ひどい・・(絶句)。他人事のように妻と同情していたが、それは人事ではなかった。昨年突如大発生した白い蛾、マイマイガ。町は完全にパニックに陥り、見慣れないエイリアンの出現に誰もが日々駆除に追われていた。1つの卵から300匹もの毛虫が発生すると言われており、絶対に被害を拡散させる訳にはいかない。自宅で見かけた卵は当然徹底的に除去した。それでもどこからか小さな毛虫が現れ、潰しても潰しても追いつかず呆れ果てていた。そんなイタチゴッコではあったが、いつしか終焉を迎え、平穏な日々が訪れた・・かにみえた。

今では町の子供の話題にさえも頻繁に登場する、マイマイガ。我が家の2歳児ですら、虫を見つけるとそれが何であれ『マイマイガ!』と指を指して教えてくれる。赤ん坊が『ママ』『パパ』に次いで覚えた言葉、『マイマイガ』。久々に現れやがったな、しかも以前よりも不気味な面になりやがって。孵化しかけの頃は手でも潰していたが、ここまできたら怖くてとても軽々しくは近寄れない。このカラフルな色、人を喰ったようなふざけた顔、そしてその数・・。コイツらだけは、どうも好きになれない。世の中の大抵のものには何かしら存在意義があるのだろうが、マイマイガは何の為にこの世にいるのだろうか。糞や糸を見かけたら要注意、マイマイガが必ず潜んでいる。
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体長7cmと大きくなっていた
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このカラフルな色が気色悪い
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この間抜けな顔も気色悪い

とりあえず目についたマイマイガは一家総出で始末した。しかし別の問題が発生した。我が家の敷地半分を囲うレッドロビン、春先に見た鮮やかな赤の時期は既に終えている。それでもしぶとく輝き続ける数少ない貴重な赤葉に、蟻の姿を見つけた。蟻のいるところ、その先にアブラムシあり。アブラムシの排泄物には糖分が含まれており、蟻はこれを求めて近付いてくる。アブラムシと蟻は共生関係に立ち、蟻に好物を与え、代わりに外敵から守ってもらうのである。
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マイマイガの糞
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ベニカJスプレ-でミンナさらばじゃ!

そろそろ前回(5月10日)のスミチオン散布の効果が切れてきたのかもしれない。そして本日6月23日、出勤前に1時間半をかけスミチオン水和剤を15リットル撒いてきた。撒いている最中も数匹のマイマイガが、ビックリして這いずり回っていた。ヨシヨシ、効いているようだ。我が家には垣根役のレッドロビンの他、庭にはヤマモミジ、ヤマボウシ、ナツツバキ5本、ハナミズキ2本、カツラ、ソヨゴ2本、栗2本、ドウダンツツジ多数、チシオモミジ、イチジク等多くの品種を植え付けている。今のところ被害に遭っているのは、レッドロビンとモミジのみ。隣りの芝がやけに青く見えるのは何故だろう。病気や害虫、肥料や剪定・・、庭の管理にはことさら悩みが尽きない。
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蟻の先には・・
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アブラムシが大量発生
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カモミ-ルにもアブラムシ発生  ※これじゃカモミ-ルティ-が飲めないじゃないか

| レッドロビン | 18:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ベンレ-ト水和剤で殺菌2回目

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ロビンの成長は著しく早い(北面)

本日出勤前に朝の2時間をかけ、レッドロビンに病気対策2回目となる、殺菌剤ベンレ-ト水和剤(計20ℓ)を撒いてきた。先週は害虫対策の殺虫剤スミチオンを撒き、先々週は病気対策1回目の殺菌剤トップジンを撒いた。殺菌剤散布については、同じ農薬では効果が出にくいとされている。その為、当初からベンレ-トの散布は考えていた。・・はいいが、殺虫剤と殺菌剤の併用は樹木にマイナスとならないのか疑問が残る。今更心配しても、既に遅いのだが。
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西面は育ちがよい

さすがに農薬散布3回目ともなれば、一連の流れにも少しずつ慣れてきた。前回横着してマスクをしなかったので、今日は手ぬぐいでしっかり口元を塞ぎ、初心を忘れない心へと戻った。いずれの農薬を使うにしても液状の場合、展着剤の混入は必要となる。ベンレ-トは2000倍に希釈するので、水5ℓに対して2.5gの薬剤を入れることになる。これらのグラム数に対応した計量スプ-ン、かなり以上に重宝している。
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ベンレ-トが程よく載っている

農薬を散布しながら害虫の絶滅状況も確認していたが、先週のスミチオンの効果はそこそこあったようだ。マイマイガ数匹の姿こそあったが、葉の上で死んでいるか、自ら吐いた糸に絡まって死んでいるようだった。既に食われた赤葉や新芽に残る痛々しい穴が、彼等の生き様を物語っている。これが病葉だったら至急取り除かなければならないが、虫葉についてはその必要はないのだろうか。調べても分からない事が多く、試行錯誤の毎日が続いている。
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マイマイガにやられた赤葉
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お前はもう死んでいる  ※枝間は全てマイマイガの吐いた糸

| レッドロビン | 20:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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