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外敵との共存~withクロ-バ-

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庭完成(2012.9.27撮影)  ※玄関アプロ-チに一箇所、『士(さむらい)』の隠し文字を入れている

この地に家を建てて、間もなく10年が建とうとする。第6子(次男)が生まれた平成24年のことだから、築何年かは次男の年齢から直ぐに割り出すことが出来る。新築間もない頃の芝生が懐かしい。雑草一つ生えていない、まだ青々として初々しかった芝ちゃん達。しかし10年経った今ではどうだ。雑草、特にクロ-バ-の野郎が好き勝手領土を広げ、まるで自分の居場所だと勘違いしてやがる。昨年までは芝専用の除草剤でこまめにクロ-バ-を枯らしていたが、結局気休めでしかなく、お金ばかりが飛んでいった。そしてこの春、忙しさのあまり草むしりさえもサボっていたら、もはや取り返しのつかない状況に陥ってしまった。
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庭の芝生がクロ-バ-に侵され大変なことに

いっそのこと芝生は諦めようかとさえ思ったが、色々悩み調べた結果、クロ-バ-と共存する道を選んだ。ウィズ・コロナのこのご時世、やはり何事も外敵と上手く付き合わなければ今の時代を乗り越えていけない。先日、今頃になって芝刈り機(手動)を購入した。在庫が無いのか全く届く気配がないが、一先ずこのクロ-バ-を一通り手で引っこ抜いてからは、こまめに芝刈り機で芝共々刈り込んでいこうと思う。しかし悩みは芝生だけに留まらず、敷地北半分を覆う大量のレッドロビン家庭菜園ハ-ブ畑など多岐にわたり、これに仕事や山やランニング、山菜やホタルイカ、はたまた町内の各種行事などが加わり、年がら年中暇がない。リビングでゆっくりテレビ鑑賞なんてことはほとんどなく、1ヶ月のうちでト-タル1時間もない。
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クロ-バ-のお花畑と第7子(五女)
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あ~、悲しい

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| 芝生 | 20:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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栗の木の下で

2012年の秋、庭に2本の栗の木を植えた。しかしその内の1本は豪雪被害に遭い、敢え無く廃木と化してしまった。そして今回、しぶとく残っていたもう1本の栗の木が、見事に沢山の実を付けた。『桃栗8年・・』とはよく言ったもので、9年目での本格的収獲は、ほぼことわざ通りだ。ただ実際、僕の記憶は間違っており、『桃栗3年、柿8年』が正しかった。これまでも多少の実は付けてはいたが、収獲する程のサイズ、量ではなかった。幹はヤニが付いたようにいつも黒ずんでいたし、広葉樹のくせに秋を過ぎても大半が落葉せず、雪囲いする際に全て手作業で落としていた。植えたことすら後悔し、眼中になかった我が家の栗の木。その栗の木がこれだけの実を育ててくれた。
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我が家の栗の木  ※2021.10.31
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イガの存在には気付いていたけど
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まさかこんなに大きな実を付けているとは

この栗の木を植えた4ヶ月前に生まれた第6子(大志)は、今では立派な栗坊主になった。その4年後には更にもう一人子供が生まれ、僕らは周りから”大家族”と言われるようになった。この栗の木を植えた頃が一番幸せだっただろうか。子育ては、子供が保育園児、小学生の頃が一番華だろうと思う。現在、僕らの子育て歴は25年目に入った。最後の子(第7子)の子育てを全うすれば、その期間は通算40年にも及ぶ。
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初収穫

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ジャガイモからトマト?

梅雨真っ盛りのこの時期、雨が上がった休日ともなれば、畑や庭や植栽(囲い)の手入れに目を回すほど忙しい。雨のおかげで水遣りの手間は省け、水道代も助かり、庭木や芝、花や野菜たちは活気付いてくれる。まさに”天の恵み”とでも言おうか。しかし反面、雑草が凄いことになっている。庭では世帯主の”芝”を余所に、訳の分からぬ雑草が勝手に住みついていて、芝の居場所を奪おうとしている。敷地を囲うレッドロビンは成長が著しい為手入れが本当に大変で、剪定や落葉拾いはどれだけやってもその繰り返し。レッドロビンの手入れだけで軽く1日は潰れるが、果たして僕が万が一早死にしたら、残された妻にこの面倒が見れるのかと今から心配している。そして、畑。僕だけではとても手が回らない為実家の母が主だった作業はしてくれるが、日々の草取りや水遣りなどは当然家主である僕の仕事となる。そんな慌ただしい休日のある日、ふと菜園のジャガイモに僕は釘付けとなった。

『なんで、ジャガイモの葉にトマトが成っとるの』 

これってどう見てもジャガイモの葉だし、実際根元にはしっかりとジャガイモが実を付けている。花は咲いても葉に実が付くなんて話はこれまで聞いたことがない。これは母とて同様。もしこの実が本当にトマトだったら、これは大変なことだ。奇跡の新種誕生だ!世紀の大スク-プだ!と僕と母は勝手に盛り上がる。これは絶対に世間に公表しなければと、地元新聞社への持込み用として一先ず子供を入れて写真を撮っておく。『○○在住の土地家屋調査士○○さん宅の畑にて、奇跡の新種発見!』、との朝刊の大見出しを想定して・・。しかしただの勘違いだと恥ずかしいので、この不思議な実に赤なり黄なり色が付き、確実にトマトだと断言出来るまでは経過観察とし、はやる気持ちを抑えしばらく様子見とした。この現象が起きたのが2種類植えたジャガイモのうち、品種『北あかり』の一部のみで、『男爵』にはこのような実は付かなかった。
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家庭菜園のジャガイモ  ※こちらの区画は『北あかり』
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ミニトマトだろうか
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新聞社への持ち込みを想定して、一先ず記念撮影  ※大志、ナイス笑顔!

しかし便利な世の中は、僕のはかない夢と希望を瞬時に沈め、正しき答えを直ぐに導いてくれた。数時間後、ネットで『ジャガイモ トマト』と検索してみたら、驚くことに僕と同じ体験をした人が何人も出てきた。『メークイン』や『男爵』では実は付かないようだが、『北あかり』では別段普通のことらしく、この実には『漿果(しょうか)』という名前まであるそうだ。結局ジャガイモもトマトもアンデス原産となり、同じナス科ナス属の植物なので特に珍しいことではないのだと言う。ただこの実(漿果)には、芽などに含まれるものと同じ中毒要素『ソラニン』が含まれているので、食べることは避けた方がいい。しかし本当に赤くならないのかは、未だに気になるところではある。しばらく観察してみようと思う。
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中はこんな感じ

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| 家庭菜園 | 13:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ミズトクサ~大自然の縮図

毎年この時期になると、自宅玄関へのアプロ-チに大きな水鉢を置いている。昨年はホテイソウとメダカとタニシを入れていたが、いつしかメダカはいなくなり、ホテイソウの成長も全然ダメだった。メダカがいなくなったことでボウフラ(蚊の幼虫)が大量発生し、何の楽しみもない最低最悪のビオト-プだった。ちなみに『ビオト-プ』とはギリシャ語の『Bio(生命)』と『Topos(場所)』を組み合わせた造語で、”多様な動植物が共生できる場所”のことを言う。ホ-ムセンタ-では睡蓮もよく見かけるが、実際育てて花が咲いた試しがない。そんな折、シマヤで水生植物のミズトクサ(水砥草)を見つけた。値段も410円と安く、多年草というお得感も僕の気を引き、迷わず購入。他の店でメダカとホテイソウも併せて買い込み、今年のビオト-プを完成させた。ミズトクサはスギナの仲間らしく、確かに見た目はスギナそっくりだ。耐寒性もあるらしいが、飛騨の冬は極寒なので、冬期は鉢毎家の中に入れ、玄関先で越冬させようと思う。以前同じようにメダカも玄関先で越冬させたことがあるが、餌はたまにパンの切れ端くらいしか与えていなかったが、翌春まで生き抜いた生命力にはかなり驚いた。
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今年のビオト-プ

ホテイソウの根はメダカの産卵床ともなるが、卵を確認したら別の鉢に移さないとメダカに食べられてしまうらしい。自分で産んでおいて食べるとは何とも意味不明だが、この知識がなかった為、以前は産卵を確認したがそこまでだった。今年買ったメダカは3匹(計97円)。そもそも雄と雌なのか確認しなかったので、無事産卵に至るのかさえも分からない。ただ、毎朝出勤前に水鉢を覘き、メダカが涼しげに泳ぐ姿を見るのは本当に気持ちいい。それに子供と眺めていると、心底癒されている気がする。ホテイソウがメダカに酸素と産卵床を提供し、メダカはボウフラなど水面に来た虫を食べ、糞は植物の栄養にもなる。後はどこかでタニシを獲ってきて入れるだけだ。タニシはメダカの食べ残しを片付けてくれ、ビオト-プを綺麗に保つとされている。そんな大自然の縮図が、こんな小さな水鉢の中で営まれている。僕はこういうのに浪漫を感じ、何時間でも眺めていられる。


| ビオト-プ | 21:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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キュウリに蟻が群がっていたら・・

今年はキュウリやトマトが不作と言われている。確かにス-パ-でもトマト1個100円だったりして、驚くほどの高値に目が点になっている。日替わりの特売で”1家族2個迄に限り、なんと1個80円!”なんて見ると、『ケッ、これのどこが特売なんだ・・』と内心笑ってしまう。しかしそんなご時世の中、我が家では今年もキュウリとトマトはアホみたいに出来ている(今年はナスが全然成らない)。苗として買った市販品はもちろん、母が昨年の収穫分の種から育てた回し者までが、形は不格好だが非常にたくさんの実をつけてくれる。キュウリは毎朝大抵5本以上。トマトは2、3個くらい、ミニトマト(赤、黄)は大概10個程は毎朝採れている。トマトは冷凍にしておいて、溜まったところで妻がトマトスパゲティを作ってくれる。キュウリは少々飽き気味だが、母がキュウちゃん(漬け物)を大量に作ってくれ保存している。

そんな大豊作の我が家のキュウリだが、ある朝、一畦のキュウリだけに大量の蟻が発生していることに気付く。しかし見た感じでは、葉にも茎にも、ましてや実にも全く影響はないようで、あまり心配はしていなかった。しばらくの間は様子見とし、そのうちに居なくなるだろうと安易な考えでいた。しかし毎朝これだけの蟻を見ていたら、さすがに心配になってきた。念の為、早速WEBで調べてみることに。『何、まさか奴だと・・』。そして翌朝、問題のキュウリをじっくりと観察する。『葉はどう見ても綺麗だし、実も花も犯されていない。やはり気のせいか・・』。ふと葉の裏を見てみると、やはりそこに奴がいた。出たな、アブラムシ!毎年庭の紅葉(3本)には必ず大量発生しており、今年も春先だったかに既に退治している。そして次の翌朝、早速スミチオンを5リットル散布しておいた。
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ある日、我が家の菜園の一畦のキュウリに
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突如大量の蟻が発生していた
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しかし見た感じキュウリには影響はないようで
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しばらく放っておいた
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しかし念の為WEBで調べるてみると嫌な予感が
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出たな、アブラムシ!
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翌朝、早速スミチオンで撃退!
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登園前のちび達(第6子、第7子)も興味津々

そして、散布の翌朝。問題のキュウリを見てみると、アブラムシはまだ付いているものの(たぶん死んでいる)、蟻は見事に1匹残らず綺麗に退散していた。蟻は現れ始めると何十匹でも気持ち悪いくらい出てくるが、用事がなくなると消えるのも早い。では、蟻とアブラムシはどのような間柄なのか。アブラムシは植物の汁を吸い、排泄物として甘い汁を出す。そして蟻はこの甘い汁が大好物なのだ。つまり、『蟻がいればアブラムシを疑え!』と言うこと。紅葉で散々体験しているくせに、この知識を援用出来ていなかった。蟻はアブラムシから甘い汁をもらう代わりに、アブラムシの天敵であるテントウムシを追い払い、互いにWinWinの関係を保っている。
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散布の翌朝、蟻は退散していた

ところで、今年もトマトにはテントウムシダマシが大発生した。このダマシはアブラムシ以上のくせ者で、放っておくと必ずトマトは痩せ細り破滅する。これは既に経験済みなので、今年も毎朝のダマシ潰しがランニング後の日課となっていた。毎朝20、30個は手で潰す。指は黄色く汚れるが、そんなことを気にしていてはトマトは守れない。ダマシも実にセコイ生き物で、僕が手を差し伸べると、死んだふりをして自ら土に落下する。その見え見えの根性も気にくわない。毎朝の駆除を数週間続けたことが功を奏し、今ではテントウムシダマシの姿は見かけなくなった。ひどい時には幼虫まで付き始めたら、いよいよ手作業だけでは手に負えない。そんな時はスミチオンの出番となるが、そのまま摘んで食べたいトマトやキュウリには出来れば農薬は使いたくない。

| 家庭菜園 | 18:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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