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4夜連続かまくらで宴会

日曜日の昼にかまくらを作って以来、その夜から4日連続かまくらでの夜を楽しんだ。かまくらの寿命はとても短く、せいぜい持って1週間くらいだろう。かまくら自体は存続するが、天井が日々低くなり、当初のように安気に座ってはいられない。かまくらの中は意外と暖かく(厚着のせいかもしれないが)、不思議と寒さを感じたことはあまりない。ロウソクの灯りをともし、ラジオから音楽を流す。この例えようのない異次元の空間は、雪国限定での贅沢な楽しみ方の一つだろう。長男の岳登とも久々にゆっくり話をした。彼が小学生の頃は、山や外国にとほとんど休日を2人で過ごしていた。そんな長男との思い出は我が子の中でも飛び抜けて多いが、この春には彼も高校3年になる。頭は悪いが、人一倍体力だけはある。丈夫に産んでくれた母親に感謝し、是非お国の為に尽くしてほしいものだ。
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2日目の夜(2/13)  ※長男と将来について話し合う

そして火曜日の夜、帰宅後急いで夕食と入浴を済ませ、大志と2人かまくらに入った。次男坊の大志には寄せる期待も大きい。血液型も僕と一緒だし、ジャスト出産予定日に生まれるくらいだから余程何かを持っているんだろう。岳登の後釜として、山に旅にと親父の相手を願いたいところだ。そう考えると、岳登の成長とともに僕の中での一つの時代は終わったが、大志がいることで又振り出しに戻ったような気分である。だてに7人も作ってはいない。
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3日目の夜(2/14)  ※今夜は大志と2人で
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可愛い奴だ
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そして水曜日の夜、再び大志と2人かまくらに入った。昨年は雪が少なかったのでかまくらは作っていないし、2年前の大雪の時は大志はまだ2歳でかまくらのことは全く覚えていないだろう。そう考えると大志にとって今年味わうかまくらが初体験となり、それが余程楽しいのだと思う。保育園お疲れ!グラスを上げ、そう言って大志に乾杯を求めると、大志は一瞬考え、仕事お疲れ!と上手く返してくれた。天井は一気に低くなり、一応まだ座れるが、頭の上に余裕がなくなってきた。このかまくらも今夜で最後だな・・。少し感慨深くなったけど、今年もいい思い出が出来た。
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4日目の夜(2/15)  ※今夜も大志と2人で
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天井がもう限界か
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2017かまくらの夜

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久々に出現した玄関前のかまくら
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奥の靴置き場が重宝した

2017年2月。今年は雪がそこそこ多く、冬らしい毎日を送っている。ここ数年、大雪の年と雪の少ない年が交互に来ているような印象がある。ここは、雪の多い飛騨地方。一晩で50cm積もろうが、今更誰も驚きはしない。よぉ降ったな・・とため息を一つつき、黙々と雪またじに精を出す。今年は降り始めが遅かったらしく、僕が帰国する直前の1月後半にようやくドカ雪が降ったようだ。その為帰国直後、自宅車庫と実家の屋根に連日上ると、雪は腰丈に何層にもなっていた。それから数週間が経ち、もう冬は終わったかと気を抜きかけた頃の寒波到来。

苦労して道を付けていた外周のレッドロビンはまたもや雪に埋もれ、前回(帰国前のドカ雪)程ではないけれど、更に被害が出ていた。一通りロビンに道を付け、ドウダンツツジの救出にかかる。生き物(植栽)優先で雪を片付けた後、ようやく車庫前の雪除けに向かう。やることはどれだけでもあり、もうクタクタだ。この場所に家を建て5年目になるが、これまで大雪の年は2度あった。車庫は積雪1.5m対応だが、車庫の雪だけは2年とも下ろした。しかし未だ、母屋の屋根には上ったことがない。56豪雪以来となった数年前の大雪の時でさえ、積水の邸宅は雨樋はその重みに耐えてくれた。

日が暮れ、風呂で体を温めた後、かまくらに入った。参加者は僕の他、4、5、6番目の子供達。妻の作ってくれたダゴ汁は豚汁風で最高に美味しかった。小さなロウソクを2つ灯し、ラジオを流す。僕は地酒、子供はコ-ラ。お菓子は何袋も買い込んできた。子供の成長と共に、毎年集うメンツには若干変化が起きている。長女(1番目)は大学生になり自宅を離れているし、2、3番目はもう年頃。6番目の大志だけが一人寝る気満々だったが、あの寝ぞうからして、寝袋で寝るのはまず無理だろう。夕食を終え、お菓子が全部尽きたところで、今回はおとなしく家に戻った。

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つい先日まで海で泳いでいたのに
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湯気で場は騒然
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ダゴ汁最高!
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こんなに美味いものはない
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ラジオと地酒とロウソクと
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お菓子があればいい

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冬の別邸~玄関前にかまくらが2つ

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ある日突然2つ目のかまくら(写真左)が現れた
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そしてその横には滑り台が
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満天の星空の下、かまくらで眠る娘2人に朝は来るのか・・

『かまくら作り』は僕の趣味なのかもしれない。大雪の翌日、雪除けの延長で僕はいつもかまくらを作る。家族の誰にも気付かれることなく、いつの間にか玄関前にかまくらを作り、家族を驚かす。う~ん、いい感じだ。サイズは人が5、6人入れるくらいで、横になると3人では少しきついかな。車庫から玄関へと続くアプロ-チは、無雪季とはがらりイメ-ジを変え、雪の小谷(立山の『雪の大谷』に対抗して)と化している。今年は本当に雪が多い。昨年末の大雪にも参ったが、その後の1月も雪は多かったようで(海外旅行の為不在)、2月中旬となった今でも雪の便りが届いている。まさかこの時期に大雪が降るなんて、近年では想像もつかない。毎日毎日雪かきばかりでは、いいかげん虚しくなってしまう。今日も狙いを1か所に定め、ラッセルの雪を放り投げていった。
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北屋根の樋が心配

『かまくら』の魅力はなんだろう・・。ふとそう考えた時、直ぐに幾つかが頭に浮かんでくる。子供が喜んでくれる・・、間違いなくこれが根本にある。かまくらでの夕食及び宴会・・、結局はそういうことだ。かまくらで寝る・・、勇気がいるが極寒体験も捨てがたい。更に僕にとっては運動不足解消も兼ねている。かまくらを作っているときは、外気温がマイナスでも大概Tシャツ姿だ。かまくらを掘って出た雪も決して無駄にはしない。滑り台や小さなスキ-場を作り、一石二鳥、三鳥を心掛けている。
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かまくらの夜

かまくらの中で過ごすには一体何が必要か・・。やはり音楽は欠かせない。ラジオの存在は至福の一夜を約束してくれる。かまくらの中は真っ暗なので、当然明かりも必要となる。いつもは電池式のライトを1つ置いているが、ロ-ソクの灯りはとても風情があり心地良かった。では、食事は何が合うのかな・・。こう考えた場合、体が温まる汁系は絶対だ。かつ腹が満たされるものとして、ダゴ汁(すいとん)が最近では多い。他に何か面白い試みはないかと僕は未だに模索している。所詮ただのかまくらではあるが、これだけ能書きを垂らせる程楽しいのも事実である。
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狭いかまくら内、棚は重宝する               入り口は狭い方がいい

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いい感じに酔っている  ※飲み会から帰ってきて、ここが二次会

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カマクラのすいとん汁

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今年は雪が多い(2月3日撮影)

1月31日、2月1日と2夜連続で、カマクラの夜を楽しんだ。今年は雪が尋常でなく多い。僕が小学生だった頃に体験した五六豪雪は今でも記憶に残っているが、今年はそれ以来とも、それ以上とも言われている。雨混じりの重たい雪質は、山の樹木をなぎ倒し、道路、線路は幾度となく寸断された。倒木に起因する停電も多く、日常生活にも多くの影響が出た。12月での雪下ろし(実家)は久々だったが、雪は腰以上はあった。自宅新築以来初めて車庫の雪も下ろした。積雪1.5m対応のはずだが、下ろさずに1ヶ月も旅に出る気にはなれなかった。積水ハウスの母屋についてはそれ自体は安心だが、雨樋いだけが心配である。

そんないつもと違う冬、雪かきばかりしていてもつまらない。雪に遊ばれるばかりじゃなく、雪を楽しんでやれ・・。この逆転の発想がいつも僕の中にある。毎冬の恒例イベントとなりつつある、カマクラの夜。庭は腰超の雪に覆われており、容易には近付けない。自ずと今年も玄関アプロ-チ脇に作ることとなった。屋根から下ろした雪ならかなり大きなカマクラも作れるが、雪かきで下から放り投げた雪では高さ的に限界がある。思った程大きなものは作れなかったが、それでも例年よりは大きいかなと思う印象だ。2時間の苦労は果たして報われるだろうか・・。

そして土曜の夜、中高生を除く家族5人がカマクラの中に集った。年々、思春期組は不参加となってくるが、ちびっ子組には未だに大好評である。そしてカマクラで迎える、夕食タイム。妻の作ってくれたダゴ汁(すいとん)はとても美味しく、心までもが温まってきた。食後は、大量に買い込んだお菓子をつまみ、ワイン、ジュ-スを飲み、旅の話を披露する。心地よいラジオの音楽とともに、楽しい夜はしんしんと更けていった。カマクラは鮮度が命。日々天井の高さは低くなり、1週間後に座っていられるかその保証はない。翌日、今宵もと再びカマクラに集まった。今日は豚汁すいとん。更に美味しく、とても思い出深い連夜となった。
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カマクラの外
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ナナ(小1)とタイ(2歳)
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レイ(小5)

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一夜限りのかまくらライフ

今年2度目の大雪となった、2月14日のバレンタイン。翌日、我が家の玄関前には恒例の”離れ”が出現した。玄関アプロ-チや門柱付近の雪をさらえ、狙いを定めた一箇所にラッセルで高く放り投げる。こうして突如膨れ上がった、大きな雪の山。明らかに僕の雪かきは、他の目的も伴っている。絶対にただでは起きないこの腐れ根性は、アジア貧乏旅行で養ってきたものだ。
そして穴を掘り始めて数分、大きなカマクラが完成した。あくまでも雪かきの延長、カマクラ作り如きには貴重な時間を割くことはしない。屋根から下した雪ならもっと大きなものも作れるが、人力で放り投げ積み上げたとなれば、このくらいのサイズがいつも精一杯となる。中で穴を広げている最中、大きな濁音と共に入口部の崩落に見舞われた。雪に埋れ、雪崩とはこういうものかと少し実感。入口に大きな開放口が出来てしまったのは、予期せぬ誤算だった。松葉杖の嶺花(帰国して数日後、足の指を骨折)には都合良かったが、吹雪が進入して困る。ん~、どうしようか・・。無い知恵を必死に絞った結果、ビ-チパラソルを雪に差し、難は逃れた。
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大雪翌日の我が家の光景  ※今年は夏と冬が入り混じった

妻が作ってくれたしること雑煮を大鍋ごとカマクラに持ち込み、皆何杯もお代わりしお腹一杯になった。こうして雪の中で食べるしるこや雑煮はいつもより数段美味しく、この為にある料理ではないだろうか・・とさえ本気で思っていた。身も心も温まり、ラジオから流れてくる音楽(演歌がよく雰囲気にマッチしていた)と共に会話も弾む。こういう場面ではいつだって旅や山の思い出話になってくるが、ネタが豊富な事だけが僕等の自慢だ。お腹一杯冬の味覚を堪能した後は、大量に買い込んできたお菓子とジュ-ス、ワインで乾杯。6人も入るとさすがに狭かったが、それはとても楽しく、来年も又やりたいな・・家族の表情を見てそう思わずにはいられなかった。
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しるこ、雑煮が最高に美味かった
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カマクラの外

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