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よみがえった、真っ白なカ-テン

新築して約2年。リビングの汚れたカ-テンを見るたびに、やり場のないストレスが溜まっていく。何故、カ-テンにカビが発生するのか・・。それはさておき、まずはこの信じ難い汚れを早くどうにかしないといけない。これではせっかくの新居が台無しである。積水ハウスのカスタマ-Y氏は言う。『自分で洗えないこともないけど、縮んでしまうのでクリ-リングに出した方が無難ですよ・・』。うむ、ホントにか。だって、カ-テンの絵表示ラベルには洗濯可と示されている。それに、引渡時に積水から貰った冊子(住まいのしおり、メンテナンス編)には、自分で洗えるという前提で手順が細かく説明されている。クリ-ニングに出せば高そうだし、持ち運ぶのも面倒だ。意を決し、自分らでトライしてみることにした。
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洗濯前  ※汚れが次第に増え、かなり気になっていた
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自分では洗えないのだろうか・・

まずはカ-テンをレ-ルから取り外し、カ-テン上部に埋め込まれているフックも全て外してしまう。後々フックの付け方が分からない場合に備え、外したら直ぐに装着の練習をしておくとよい。最初こそ戸惑ったが、慣れれば実に簡単。ここからは妻に任せる。カ-テンをひだ山に合わせて屏風畳みにして洗濯ネットに入れる。ここが、形を崩さない重要なポイントとなる。何せ初めてのカ-テン洗い、どんな洗浄剤が効果的なのか全く分からない。この日に備えて買っておいた漂白剤と洗濯用洗剤を入れ、洗濯機を回す。しかし結果、効果なし。やはり予備洗いなるものが必要なのだろうか。
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漂白剤(手間なしブライト)と洗剤では、全く効果なし

こりゃ、よわったな。妻が急遽、スマホでネット検索。何が適しているか定まらないが、取りあえず妻をドラッグストアへと買い出しに向かわせた。そこで買ってきたのが、キッチン泡ハイタ-(詰替え218円)とカビキラ-(ペアパック360円)。キッチン泡ハイタ-は先程残り物で試し済みで、妻の信任を得ている。カビキラ-は半信半疑での挑戦だった。僕は受験勉強でとても手が回らない為、要所要所妻からの呼び出しを受け、その都度階下へ下りて対応している。洗面所での予備洗い。カビキラ-を一吹きすると、あの頑固な汚れがみるみると落ちた。一吹きで落ちない汚れでも、数回スプレ-するだけで完全な真っ白に。成分の問題だろうか、やはりカビにはカビの洗浄剤が効くようだ。
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キッチンハイタ-でも効くが、カビキラ-だけで完璧

洗面所で軽くもみ洗いしたら、あとは洗濯機での仕上げにかかる。洗濯ネットに丁寧に屏風畳みにしてカ-テンを納め、洗濯用洗剤を入れ、弱で8分。すすぎは2回、脱水は30秒。脱水時間が長すぎると、シワが出来るようだ。ここからは再び僕の出番。無事洗い終えたレ-スのカ-テンにフックを装着する。先程外す際に装着の練習もしておいたから、スム-ズにことが進む。そしてレ-ルへ。カ-テンは吊るして乾かすのが基本。反湿りのカ-テンに網戸や窓等の汚れがつくと洗った意味がないので、吊るす前には周辺の一切を綺麗にしておくことが重要となる。僅か30秒の脱水であったが、思いの外湿り気はない。水が垂れることもないが、窓を開けて風を通し乾燥させる。こうしてよみがえった、我が家のカ-テン。縮むこともなく、シワもない。まるで新品のようだ。僕等はまた一つ何かを得た気分で、この日は終始気分が良かった。カ-テン洗い・・、それは洗浄アイテムに尽きる。
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畳んで洗濯ネットへ
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洗濯後  ※簡単に洗えてこの仕上がりに大満足


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| アフタ- | 19:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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町を襲うマイマイガ

マイマイガ(舞舞蛾, Lymantria dispar)、いわゆる蛾(ガ)の1種である。10年周期で大発生を繰り返し、凄まじい数と旺盛な食欲であらゆる草花、樹木の葉を食い尽くすので森林害虫として有名であるという。この”マイマイガ”という得体の知れない生物が、先週くらいから突如大量発生した。それまでは『あっ、ガだっ!』くらいの感覚で、毎朝掃除の度に2、3匹見かける程度のものだった。そんな折、地元FM放送でこの蛾の話題を小耳にし、同じ頃自宅に届いた市の広報紙面で蛾の正体、深刻な実情を知るに至る。そしてこの時を境に、話を合わせたかのようにこのマイマイガが恐ろしい程の勢いでこの静かな山間の町を覆い、人々を襲い始めてきた。
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コラッ、ダインから離れろ!

成虫は人体に害を及ぼす影響はないようだが、孵化したばかりの小さな幼虫に触れると、皮膚の弱い人は赤く腫れたりかゆみを伴うという。成虫の寿命は7~10日間程度と短く、蝉のように実にはかない生涯ではあるが、こ奴らに対して同情する余地はない。現在の状況は一時的なものと思われる為、市民の皆様のご理解とご協力をお願いします(市の広報より)・・。一種の非常事態宣言の発令と受け取っていいだろう。

成虫は水銀灯の照明や白の外壁を好み、その付近に卵を産むという。町の玄関口でもあるJRの鉄道駅は確かに夜遅くまで明かりを灯しているだけあり被害も深刻のようで、早速、地元の土建業者が駆除(業務用掃除機で吸い取るだけ)にかり出されていた。その真向いにある僕の事務所もその明かりの恩恵を受け、マイマイガが事務所の壁や通路に何十匹も張り付いている。死んでいればまだ駆除もし易いが、実は生きていたりすると、蛾が僕の顔面目掛けて体当たりしてきてそれは恐ろしい。早速近所のガソリンスタンドの男性は手を赤く腫らせ、蛾の駆除に手を焼いていた。広報から数日経過、益々増える蛾の存在はいやが上にも市民に浸透し、町を歩く子供達の会話の中にまで、マイマイガの名前が登場する。僕自身10年前に大量発生したという記憶はないのだが(前述の業者も過去記憶にないそうな)、大震災の悪い前触れでなければいいのだが。
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玄関天井に張り付く卵  ※この卵一塊から300匹程度の毛虫が発生
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マイマガの成虫と卵は基礎にまで

生憎、白い壁の我が家だけれど思った程の被害はなく、15匹前後の成虫、卵の駆除で済んだのは幸いだろう。しかし鉄道駅にも増して被害が深刻なのが、ドラッグストア。我が家の家計を支えてくれる大変頼もしい大型店なのだが、トイレ、壁、屋根裏にびっしりマイマイガが張り付き、自動ドアを潜った最初のフロア(商品も並んでいる)にまで壁や天井にびっしりマイマイガが張り付いていた。これはひどい・・、食料品、医療品を扱う店として早くどうにかするべきだ。そしてショックを引きずった自宅への帰り道、娘が恐ろしいものを見つけた。終にここまで来たか・・、僕は言葉を失った。町は完全に得体の知れない生物に占拠されつつある。
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かなりヤバイ!

| アフタ- | 12:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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白華現象(エフロレッセンス)

降雪量に反比例して非常に寒い日が続いていた今年の冬、気がしぼむような現状を目の当たりにする事が幾度かあった。玄関前でひっそり佇む我が家の門柱が、何やら白い粉をまとっている。きっと吹雪か冷気が張り付いたのか、焼きレンガが寒さに化学反応を起こしたのだろう・・。理由はざっとこんなとこかと勝手に結論付け、たまにブラシで洗い流して対処していた。汚れは一先ず完全に落ち、数週間後ふと気が付くと再び同じ現象が起きている。それでもあまり意に介さず、3月中旬になり暖かい春の陽気を迎えた。コリャ想いと違うかな・・。この陽気でこの門柱はないだろ・・、勝手に納得していた根拠のない理由は単なる思い込みだったのか。外溝業者に問い合わせる前に、先ずはWEBでの検索に入った。

長女は父親の事を昭和、昭和と馬鹿にし、高校生になる4月までにはスマホを買えとかなり煩い。子供のくせに携帯はいらん!僕のこの頑固な信念が、昭和そのものなのだろう。携帯を買おうか買わまいか悩んでいたが、娘にとって二つ折り携帯は眼中にないらしく、『スマホを買ってくれんかったら死ぬ』、とまで言い出してきた。そんな折、最近では中1の長男ガクも随分偉そうになり、丸坊主にする度に『今は昭和じゃないんだ!』と逃げ回っている。まぁ確かに今は平成の世、かなり便利になった事は明らかである。何せ”レンガ、白い、粉”と適当な単語を並べWEB上でボタン一つ押せば、知りたい情報は5秒で分かる。
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門柱に白華現象 ※2013年3月16日 最低気温-3.3℃(湿度90%)、最高気温14.3℃(湿度22%)気象庁

白華(はっか)とは、コンクリ-トやモルタルの表面部分に浮き出る白い生成物のことをいい、これが浮き上がる現象を白華現象(エフロレッセンス)と呼ぶ。白華が生じたとしても製品や施工上の欠陥ではなく、構造物の強度や耐久性に問題はない。原因はコンクリ-ト内部(表層部)に侵入した水分が蒸発する際に石灰分などの可溶成分とともに表面に染み出し固まる(一次白華)、空気中の二酸化炭素と反応して固まる(二次白華)など。太陽光が当たり乾湿の差が大きいと考えられる南側に生じやすく(確かにそうだった・・)、冬季で気温が低く湿度の高い場合(確かに・・)や梅雨時、秋の長雨の時期など雨が多く湿度の高い状態が続くときによく発生する。この現象を完全に防止する方法はないらしく、雨に流され自然と消えるのを待つも相当な時間がかかり、結局は水をかけブラシで擦り落とすのがベタ-となる。

結局のとこ、原因も対処法もだいたいは合っていた。しかし知って見過ごすのと知らずに見過ごすのとでは、精神的に雲泥の差がある。これで来冬からは無駄なストレスを溜めず、大きな心で白華を受け入れる事が出来そうだ。それにしても”白い華”とは少し乗せ過ぎじゃないか、あまり格好のいいもんじゃないからな。
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玄関アプロ-チの白い華

| アフタ- | 12:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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驚くべき、積水の断熱効果

積水ハウスのダイン住宅に住み、間もなく半年が経つ。
夏。我が家にク-ラ-などない(地域柄、ある方が少ない)が、窓を開けておくだけでも充分に涼しく過せていた。扇風機すらいらない、大変心地良い夏。さすがだな・・、積水の品質に驚きを隠せなかった。

そして、冬。予期しなかった結露の発生で、一度は失った積水への信頼。しかしそれは単に間抜けな施主が自ら招いた現象。結露についての知識を深め、温度湿度計を買い色々試してみた。結果、就寝時のみ除湿機を焚くだけで結露は見事に消えた。窓もサッシもサラリ、気分爽快な朝を取り戻す事に成功した。そして驚くのが、室温。外は氷点下10度の冷え込みでも、主寝室は10度前後を維持している。外との気温差、なんと20度。これは勿論、暖房器具なしでの話である。除湿機を結露セ-ブ運転で入れると、室温は徐々に上昇し15度くらいまで上がる。結露も防げ室温も快適、まさに一石二鳥。お陰で2台目のファンヒ-タ-は、買ったが出番はほとんどない。

驚くべき、積水ハウスの断熱効果。いつか他の施主が興奮気味で語ってくれた、その熱弁の意味が僕にもようやく分かってきた。最低気温氷点下10度、最高気温でも氷点下2度3度の冬らしい日々が連日続いているが、この家にとって外気温は全くの無縁。この極寒の雪国で暖房器具なしで過せている信じ難い毎日、しかしこれが現実である事が恐ろしい。毛布と布団だけで充分暖かい睡眠も得られているし、以前の家で使っていた電気敷毛布や湯たんぽの類も全て不要となり、嬉しい悲鳴を上げている。
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ぐるりん断熱  ↑画像クリックで拡大

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| アフタ- | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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和室襖のがたつき

リビングのソファ-で寛いでいたある日、嫌な現象に気分を悪くした。どうやら2階で誰かがドアの開け閉めをする度に、軽い地震でも起きたかのように襖(和室建具)が揺れる。おいコラ積水、結露の次はこれかい・・。ただ結露の原因は積水側にはなく、自分の知識の無さが招いたものだった。でもなこの揺れは明らかにおかしくないか、施工ミスでもしたんかいな・・。2階の床は肉厚のALCが入り、その上遮音材や断熱材もバンバンで振動はないはず。早速揺れの原因を探ってみると、長女部屋での開け閉めが、直下のリビングに伝わっているようであった。

しかしそこは百戦練磨の一流企業。どんな事例(苦情)にも慣れたもので、フォロ-は素早くかなり手堅い。結果、振動は完全には消えないようで、襖に2階の振動が伝わっていたというもの。襖の揺れは僅かな振動に起因していたようで、襖のぐらつきはカタカタ音や目で明確に感じ取れるが、振動自体を感じた事はない。襖の凹凸の誤差くらい工場出荷の段階で解決しておくべきだろうが、凹凸の隙間は襖の動きをスム-ズにする為にわざと設けられているらしい。それにしても隙間が広過ぎだろ、言わずしてやっておいて欲しかった。
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畳をずらし、襖(ふすま)を外す

補正は至って原始的。隙間にパイルフィットという毛並みの揃った補正材を取り付け、隙間を狭くする。補正材は毛並みの違いで数種あり、隙間の広さで使い分けている。凹凸の隙間を完全に失くすと襖が開け閉め出来なくなるので、補正するにせよ少しの隙間は必要となる。そして補正完了、襖を開け閉めする度に毛が窪みを擦る音が新たに発生した。手が抜けて掃除の手間が増えるけど、窪み(受け)に傷は付かないという。そりゃ、ちっとも慰めになってないゾ。その上、毛が抜ければいつしかパイルフィットを再度取り付けなければならない。夏には外から吹き付ける横風で、襖が揺れる事例もあるという。何はともあれ気に食わない事は遠慮せず言っておいた方がいい。階段下のきしみ音がいい例だ。結局積水と言えど、細部に亘るまで完璧ではない。だけどアフタ-担当がいるから、施主としてはこの上なく安心だ。
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がたつき補正完了
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パイルフィット

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| アフタ- | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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