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祝、引渡し

平成24年7月24日(大安)、引渡し。

いよいよ、待ちに待ったこの日がやって来た。施工者側からは現場統括の建築長に営業担当、施主側は僕等夫妻に建築中誕生した第6子(大志)が参加。約束の10時前には現場入り。各々軽い挨拶を交わし、まずは前回指摘していた傷や汚れの修正チェック。かなりの箇所が対象となっていたが、ほぼ修正は完了。子供部屋建具、主寝室建具枠の2箇所のみ、後日の取り替えとなる。続けてキッチンカウンタ-にて、立ったまま引渡書類の説明を受ける。保証書、領収書、建築確認済証、検査済証、建物御引渡書・・。かなり分厚い取扱説明書ファイルは、前回からカウンタ-の上に置かれている。
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使用クロスの全種を、今後の補修用に頂かる

続けて鍵の引渡し。これが俗に言う”引渡し”なのだろうか。鍵の入った袋を、引渡専用の特別なハサミ(建築長曰く)でゆっくりカット。母体から胎児を引き離す、臍の緒を切るような神妙な気分だ。大志の臍カットには運悪く立ち会えなかったが、ここは妻共々記念すべき儀式を体験。わざとらしくゆっくりと切り歯をスライドさせ、撮影を任された営業担当のシャッタ-音に耳を澄ます。無事封を切り終え、初めてこの地の空気に触れた鍵8本。適当に選ばれ持ち込まれた木箱に納められてはいたが、箱が大き過ぎてやたら不自然である。
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鍵袋開封の儀  ※撮影者、営業担当
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玄関鍵5本、勝手口鍵3本

そして、初開閉の儀。引渡された正規の鍵を玄関の鍵穴に入れた瞬間、工事用の鍵は使用不能となる。そのからくりは長さの違いが絡んでいるようだ。工事用の鍵を記念に貰い並べてみたが、正規の鍵の方が僅かに長い。積水で採用しているこの鍵はかなり特殊で高価、そこらへんの合鍵屋で簡単に作れるような柔な代物ではない、らしい。グッタイミングで現れた外溝屋の営業に撮影を頼み、係ってくれた積水2方と玄関前で記念撮影。引渡し自体は30分とかからない簡単なもの。お金も全て払ったし、これでこのダインは僕のもの。何もないリビングの床に腰を据え、アイスコ-ヒ-を飲み、菓子を喰う。御礼に地酒を渡し、現場を発つ彼等を道路で見送った。・・さぁ、やるぞ。今日ここへ乗り付けてきた車2台には、既に引越しの荷物が満載してある。これまで長い引越し人生だったが、いつだって二人で重い荷物を運んできた。だがそれも今回で最後だと思うと、何だか妙に感慨深い。士になり10年が経ち、僕の一幕は終わった。次の10年で隣りに母の家を建てる。苦労して育ててくれた母親に、息子として家の一つくらいプレゼントしたい。
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初開閉の儀  ※これで工事用の鍵は使用不能となる
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畑と車庫の仕切りブロック  ※設計打合せと弱冠違うぞ
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デッキ工事が始まった
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並ぶ鋼材
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