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引渡前-再度改修

7月23日、引渡し前日。この場に及んで、脱衣洗面所のフロア改修工事が行なわれている。果たして明日の引渡しに、無事間に合うのだろうか。何ともご苦労さんではあるが、これは彼等自信が招いたこと。改修を依頼された地元職人の腕、施工に立会わない監督の責任でもある。せめてその腰道具を、養生した床の上に置いてくれ・・。そんな言葉が一瞬僕の脳裏によぎったが、明日の引渡しへの不安に直ぐに掻き消されてしまった。
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脱衣洗面所フロア 再度貼り直し
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引渡前-各種確認、取扱説明

7月21日、各種確認、取扱説明。本日10時、僕等施主夫妻立会いの下、現場を統括する建築長により、様々な説明が行なわれた。インタ-ホン、キッチン、バス、トイレ等の動作方法、洗面台や洗濯機、浴室等水周りの手入れ方法、建具やサッシ、網戸等の使用方法・・。最新の器具はとても複雑で難解だが、慣れれば便利な事は確か。こうして一通り説明を受けたが、一方的に聞くだけではその場限りの馬耳東風。かなり分厚い取扱説明書ファイルやカスタマ-向けのWEB動画でもこれら詳細は確認出来るようで、切羽詰ればそれらに頼ってみようかな。同席した穂乃花はシッコが我慢出来ず、記念すべき初トイレを1階で済ます。先日大改修した脱衣洗面所のフロアであったが、建築長の表情は明るくない。その仕上がりは万全ではなく、一生気にして暮らすのは好ましくない。建築長自ら再度の改修を申し出た。何ともご苦労さんな話だが、完璧に仕上がるのは時の運も少なからず左右しているようだ。又、あの大掛かりな工事がなされるのかと思うとゾッとするが、積水ハウスとして引渡せるレベルのものを頂ければ幸いである。
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洗濯機排水  ※たまに掃除した方がいいらしい
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洗面台排水  ※管が屈曲しているのは常時水を溜める事で、下から上がってくる臭いを阻止しているらしい
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トイレ排水  ※水は円形内部を廻るように放出され、円形際の掃除をしているらしい
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改修後の空気層

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仕上工事-引渡前の大改修

7月20日、カ-テン工事。予定では本日で工事は終了・・、だが中々思うようには進まない。些細なミスに気付いた現場監督の命により、引渡直前の大改修。傷一つ許さない完璧主義者の僕ですら見抜けなかった。黙っていればそれで済ませただろうに、そうはしなかった積水に頭が下がる。1階の脱衣洗面所と便所、ここのクッションフロア内部に溜まった僅かな空気層。脱衣洗面所には多箇所、トイレには数箇所、僅かな盛り上がりを確認。御苦労さんです・・。目の前の光景にかなり驚いた僕は、そんな言葉しか思い浮かばなかった。初顔の職人はフロア材を捲り、やすりで平らに均し、ドライヤ-で下地を乾かしている。この改修の為、水道業者及び孫請けも召集されている。心配になり、2階トイレも念の為確認。これくらいの空気なら許容範囲だな・・、積水と直接係らない地元の職人は楽な道を選んだ。
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脱衣洗面所 床貼り直し
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原因は小さなゴミ

だがその先、東端の子供部屋では更に大掛かりな改修が行なわれており、堪らず悲鳴を上げた。そこにいたのは、久々の大工職人。床仕上げ材のフロ-リングを捲り、掃除機でゴミを取り除いている。大工曰く、先日の検査時に中部ハウスの重量系監督がここを踏んだ際、床材の下で何かが擦れる感触を得たと言う。原因は定かではないが引渡前の今ならまだ間に合う、そんな勇気ある決断に踏み入った。こうして今捲っている大工ですら、結局原因は掴めていない。この改修でクロス下部は汚れ、後日一面貼りかえる。土日を挟み引渡まで後4日。果たして間に合うのだろうか。それにしても養生のない神経質なこの時期、腰道具をぶら下げた職人衆がわんさか建物内を歩き回っている。恐ろしくて見てられない、僕はもうここにいない方が良さそうだ。
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2階子供部屋 床貼り直し
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1階便所 床貼り直し
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エライこっちゃ
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孫を抱く母

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黒土(くろぼく)搬入  ※畑用に大型ダンプ2杯分購入、運搬料込みで計31,500円
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車庫と庭を仕切るブロック基礎

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仕上工事-クリ-ニング、床ワックス

7月19日、クリ-ニング、床ワックス。竣工検査の翌日、引渡しに向けての最後の工程が始まった。2階ではエプロン姿の叔母ちゃん2人が、掃除道具片手に念入りにクリ-ニングに励んでいる。その他に男性2名、計4名の清掃業者。養生を配慮した仕事振りには、さすが専門、と感心した。しかし2階子供部屋で内窓を拭く男性、その腰道具はないだろう。前回も思ったが、これが建築業界の常ならば是非改善してほしい。バルコニ-に出てみる。白の陶製タイルがダインのセラミックホワイトに上手く調和し、色の選択に一人微笑む。端部だけプラスチック素材となっているが、理由は大方の予想通り。陶製タイルは切断すると強度が落ち、割れ易くなる為だとか。だが切断不要な箇所にまで数箇所プラ素材を見つけ、そこは直ぐに指摘、既に修正済である。一流の住宅メ-カ-と言えど、ミスはある。全て業者任せにせず、粗探しも時には必要だ。
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クリ-ニング
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腰道具は止めてくれ
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外の窓拭き
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バルコニ-端部の素材
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庭地造成も本格化

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仕上工事-養生除去、荒掃除

7月17日、養生除去、荒掃除、そして1階和室の仕上げ工事。建具や床材等を傷つけないよう保護していた養生材、終にこれを取る時がきた。幾重もの養生材が、今日まで大切な売り物を守ってきた。当然養生から外れていた箇所は傷が付くリスクがあり、実際に汚れや傷も見受けられる。はたまた養生除去後でさえも、各種業者は何の躊躇いもなく、腰道具を付けては建物の中に入ってくる。従って養生除去後もリスクは残り、傍から見ていて心配や不安も拭えない。土地家屋調査士という職業柄、引渡し直前の竣工住宅に入る事がある。絶対コンベックスを落とさぬよう、ズボンのポケットに押し込み、細心の注意を払って建物を測る。そんな僕からしてみれば、腰道具は有り得ない。あれだけ野放しの工具を沢山入れ、万一それが落ちたらどうするんだろう。もし壁や階段に引っ掛けたらどうするんだろう。業者は段階を考え、もう少し気を配った方がいい。それにせめて、監督くらいはその意味に気付いてほしい。
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主寝室の床 養生除去
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バルコニ-に陶製タイルがついた
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バルコニ-完成
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子供部屋のワイズ 養生除去

和室では床下点検口が外されていた。そしてこの暑い最中、つなぎの作業服を着込んだ男性が何やら忙しく和室周辺を歩き廻っている。施工時に見逃していたプラモクレンの上の構造を、この機会に収めておく。床材は上から釘が打たれており、剥き出しの釘先が見るからに恐ろしい。この中層空間は這うことはないだろうし、這うようなスペ-スもない。急激に下を覗き込んだ為、逆立ち眩み状態に遭う。何とも情けない僕。建物の外ではエコキュ-トの設置作業が行なわれていた。ガスのいらないオ-ル電化住宅、電気代の安い深夜にお湯を作り、この槽に蓄えられるという。その辺の仕組みはまだ完全に把握しきれていないが、この時代に見合ったシステムである事は確かだ。和室のどこからか、騒がしい音が聞こえてきた。その音先を探り、床下基礎を覗き込んでみる。すると先程のつなぎを着た男性が狭暗い空間を必死に這っているのが見えた。片手にライトを持ち、掃除機で清掃をしているようだ。ブツブツと愚痴、文句、意気込み・・、のいずれかを吐きながら、必死に激務に耐えている。ちなみにその要素は、可能性の高いものから挙げてみた。そんな辛い態勢の清掃員に、遠慮しがちにカメラを向ける。ああやって潜るんだな・・、彼の苦行を無駄には出来ない。今度涼しくなったら僕も一度くらい潜ってみようと思う。
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和室の畳下地
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床柱下部の色違いは養生の差  ※時間が解決してくれるらしい
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和室空間の断面構造  ※上から客室、プラモクレン(中層部)、土間コンクリ-ト(下層部基礎)
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プラモクレンが床の高さを調整、畳下地を支えている
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エコキュ-トを積載したトラック  ※外溝工事も同時進行で進む
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エコキュ-ト設置
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床下土間コン基礎を清掃中

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