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草津箱根の旅(3)~世界遺産・富士山

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世界遺産 富士山~信仰の対象と芸術の源泉  ※2013年登録


【日時】令和5年11月23日(木・祝) 旅行3日目
【場所】箱根(神奈川県)~富士山(静岡県、山梨県)~甲府~自宅



旅行最終日。当初計画を練っている際、世界遺産・韮山反射炉(静岡県伊豆の国市)まで足を延ばすつもりだったが、甲府観光を優先した為計画から除外した。先ずは忍野八海にナビを合わせ、ドライビングを進める。時折姿を現す富士山に興奮しつつも、昨日一昨日の天気の方が良かっただけに、今日の雲の多さを多少悔やむ。2013年に世界文化遺産に登録された『富士山~信仰の対象と芸術の源泉』。サブタイトルが微妙だが、これは幾つかの構成資産により成り立っている。そしてこの移動中、たまたまその内の一つを目にし、迷わず立ち寄ることにした。ここは静岡県の須走口登山道側にある東口本宮冨士浅間神社。てっきり北口本宮冨士浅間神社(山梨県富士吉田市)が最重要なのかと思っていたが、どうやら富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)が全国にある浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心らしい。
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朝食バイキング  ※伊東園ホテル箱根湯本
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内容は昨日と全く同じだが、なめ茸が美味い
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温泉卵
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食後のデザ-ト
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チェックアウト
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世界遺産 冨士浅間神社(富士山東口本宮)  ※以降、世界遺産富士山の構成資産の一部
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裏鳥居
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表参道の大鳥居(明治33年寄進)  ※『不二山』は、『二つとない素晴らしい山』という意味を持つ
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世界遺産銘板
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富士山火山弾
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富士塚狛犬
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本殿  ※平成19年の御鎮座1200年に際し、記念事業の一環として大修理が行われた

思わぬ寄り道を経て、山中湖へと辿り着く。富士山の写真を撮ろうと、車を停めて外に出る。遊歩道右手には山中湖が広がり、左手には上半身雪化粧をまとった富士山が大きく聳えていた。ふと遊歩道の先にボ-ト屋が見えた。確かにこんな絶景の中でクル-ジング出来たら最高だろうな。早速子供に声を掛けると、大喜びで直ぐに飛びついてきた。ボ-ト屋の親父は、スワンボート(大)通常3000円のところを2500円にまけてくれ、サ-ビスと言い、餌を2袋くれた。動物園で子供と手漕ぎ足漕ぎのボ-トに乗ることはたまにあるが、この絶景、そして何より白鳥への餌やりが、思い出を最大のものにしてくれた。あまりにも近付いてくる白鳥に対し、『あっち行け!』と騒いでいたかと思えば、ピタッと姿が見えなくなると白鳥を探し、届くはずのない餌を投げる始末。山中湖で富士山を眺めながらの白鳥への餌やりは、この上ない最高のアトラクションだった。
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おそらくこの遊歩道、富士五湖ウルトラで毎年走っていた
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スワンボ-ト(大)  ※30分3000円、餌付き
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人馴れした白鳥が
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一堂に集う



富士山の絶景を眺めつつ、歓喜の餌やり
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世界遺産 山中湖
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この旅行中、一番の盛り上がりだった
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口を開けるだけで、完全人任せの鯉

世界遺産・富士山の構成資産でもある、忍野八海。かつて忍野村域にあった忍野湖が干上がって盆地になり、富士山や近くの火山山麓の伏流水を水源とする湧水の出口が池として残ったのが忍野八海とされる。風光明媚なこの場所で、昭和62年に水難事故が起きた。テレビ番組の撮影で潜水した水中カメラマン2名が、潜ったまま行方不明になり、その後遺体となって発見された。地表から見るとただの池にしか見えないが、池の底には洞窟があり、カメラマンは湧池の横穴へと入り込み、出口を見失ったのではないかとされている。曰くつきのこれだけ恐ろしい池にも関わらず、安全対策はされていない。
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世界遺産 忍野八海(天然記念物)
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湧池  ※忍野八海の中で最も深く、水深4m
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湧水量が多い為、透明度が高い
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名水百選
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安全対策は施されていない
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風光明媚な観光名所
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よもぎ饅頭(1個100円)
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辛子味噌を付けて食べると美味しかった
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絶好の富士山日和

かつて富士山が噴火した際、麓へと溶岩が流れ出した。溶岩は樹木をまるごと取り込み固化すると、樹幹の燃え尽きた跡が空洞化し、溶岩樹型を形成。そして内部の形態が人間の内臓に似ていた為『御胎内』と呼ばれるようになり、信仰の対象となった。ここ船津胎内樹型は世界遺産・富士山の構成資産の一つであり、胎内巡りをすることが出来る。富士山の麓にはこのような神秘的な洞穴が多数存在するが、アトラクションとして子供を楽しませたいなら、おそらくここがベストだろう。
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河口湖フィ-ルドセンタ-
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胎内神社
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世界遺産 船津胎内樹型  ※正面の白幕から胎内に入る
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入口の肋骨模様
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ヘルメットを被らないと絶対に怪我をする  ※頭ぶつけまくり
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本洞を外れ、母乃胎内へ

かなり盛り上がる
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母乃胎内
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延長20mの狭空間
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父乃胎内
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出口
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江戸末期の船津胎内の様子を描いた錦絵  ※画像クリックで拡大
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ミラ-越しの富士山

武田信玄を祀る、武田神社。武田信虎・信玄・勝頼の居館だった躑躅ヶ崎館跡に1919(大正8)年に創建された。境内では七五三詣が行われており、着飾った少女たちの姿が印象に残る。我が家の五女も今年丁度7歳ということで、記念に写真でも撮るとする。娘は父に促されステ-ジに上がるに際し、何を考えたか手で床をコンコンと軽く叩いて確かめた。まるで石橋を叩いて渡るその慎重さに家族一同大爆笑。アレッ、そんな性格だっけ?穴が開くとでも思ったのだろうか。娘の意外な、初めて知る一面だった。道向かいには信玄ミュ-ジアムがあるが、展示物は少なく、期待倒れに終わる。
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武田神社  ※武田信玄を祭神とする
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信玄公祭り
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拝殿
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甲陽武能殿
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五女(7歳)
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信玄ミュ-ジアム
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『どうする家康』パネル展
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風林火山マンホ-ル
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豊臣秀吉判物
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風林火山
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最初嫌がっていたが、姉の姿を見て、私もやりたいと言い出した

山梨県立文学館。ここには芥川龍之介や太宰治など、山梨県にゆかりのある文豪の貴重な原稿(大半が複製)が多数展示されている。大変興味深く見学していたのだが、どうやら僕にも風邪の番が回ってきたようだ。旅行前にこじらせた次女の風邪が、旅行中妻に飛び火し、終盤には僕に。そして帰宅後3日間、僕は完全にダウンしていた。甲州から信州へと入る。帰路に辿ったこの国道20号は、本州横断ゼロフジゼロ(日本海~富士山頂~太平洋、317km)ではコ-スとなり、富士五湖や野辺山などのウルトラマラソン、或いは昔長男との登山で幾度となく通い詰めた街道となる。そんな思い出の詰まった場所を、こうして家族と巡ることが、僕の些細な夢の一つでもあった。深夜1時半、無事帰宅。とても良い旅行となった。
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山梨県立文学館
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芥川龍之介、太宰治などの原稿が多数展示されている
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山梨の文学
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小作  ※山梨名物ほうとうの有名チェ-ン店
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メニュ-表
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かぼちゃほうとう(1300円)  ※お勧め。値段以上の価値はある
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噂通りのボリュ-ムで食べ応え抜群
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ぶつ切り野菜も美味く、子供にも好評
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広い店内  ※土産売場も併設されており便利
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サイン色紙
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リピ-タ-確定  ※存在は知っていたが、これまで食べてこなかったことを後悔
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つたの湯(道の駅・信州蔦木宿)
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21時閉館まで滞在


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終わり
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草津箱根の旅(2)~箱根温泉

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箱根駅伝栄光の碑 若き力を讃えて


【日時】令和5年11月22日(水) 旅行2日目
【場所】草津(群馬県)~箱根(神奈川県)



一人朝風呂に入り、7時からの朝食バイキングでは家族全員存分に楽しませてもらった。朝夕がバイキングなので、基本昼食は予定していない。今日は昨日より移動距離が長いので、箱根大涌谷到着は13時頃を予定している。宿を発ち直ぐにでも高速に乗りたかったが、この辺り高速道路が通っていないので、しばらく下道を進むことになる。やがて高速に乗り、これで一気に行けると思っていた矢先、渋滞に捉まった。ジャンクションがらみの自然渋滞だろうと軽く考えていたが、事態は想像以上に深刻だった。徒歩より遥かに遅い超ノロノロ運転が長らく続き、ようやく現れた圏央鶴ヶ島ICで咄嗟の判断を迫られる。そもそも渋滞にお金を払うほど、馬鹿らしいことはない。痺れを切らした僕は、一先ず高速を下りた。しかし高速渋滞の影響で、下道までもが大混雑。何とか渋滞場所を突き止め、次の狭山日高ICで再び高速へ戻ることにした。原因は大型トラックなど5台が絡む玉突き事故のようで、渋滞は先程より更に酷くなっていた。あそこで高速を下りた決断は正解だった。
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伊東園ホテル草津
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朝食バイキング(60分)
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なめ茸が嬉しい
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海老名メロンパン(1個350円)
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『世界一』の文字に惹かれたが、子供には不評
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渋滞に捉まる
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自然渋滞かと思いきや、事態はかなり深刻だった

箱根到着が大幅に遅れたことで、箱根観光のメインに位置付けていた大涌谷観光は敢え無く諦めることとなった。『箱根』と言えば誰しも真っ先に『箱根駅伝』を思い描くだろう。選手達はこの坂道を駆け上がっているのか・・、など思いながら、やがて箱根駅伝ミュ-ジアムへと到着。正月の風物詩、箱根駅伝。選手達の必死な形相を見ていると、自ずと込み上げてくるものがある。館内はそれほど広くはないが、名場面を流すビデオコ-ナ-や各種パネルの展示など、本来であればもっと時間をかけてゆっくり見学したかった。そして帰り際に偶然目に付いたのが、箱根駅伝の往路ゴ-ル(復路スタ-ト)の標柱。往路最終区間の選手は、この場所で大観衆のギャラリ-や仲間達に迎えられたのだろう。
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箱根駅伝ミュ-ジアム
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草創期に活躍した河野兄弟
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神奈川大学中澤晃選手のユニホ-ム
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館内
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早稲田大学 瀬古利彦選手  ※画像クリックで拡大
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日本体育大学 谷口浩美選手  ※画像クリックで拡大
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駒澤大学 三冠達成記念
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ビデオ上映
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駅伝カフェ
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第100回大会まで41日
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お気に入りの大学の前で
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背後に富士山が聳える
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台座に刻まれた歴代優勝校
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芦ノ湖海賊船 
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東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴ-ル
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復路スタ-ト  ※同じ標柱。隣の建物は箱根駅伝ミュ-ジアム

パワ-スポットとしても人気が高い、箱根神社。本堂でのお参りを済ませ、湖畔に建つ平和の鳥居へと向かう。鳥居前には撮影待ちの凄まじい行列が出来ていた。これだけ人が見ている前でポ-ズと取ること自体、僕ら家族には誰一人出来ない荒業だ。アジア系の外国人の姿も多く見られ、タイやベトナムなどの東南アジア系が多かったように思う。ふいに溢れんばかりの大歓声が湧き起こった。鳥居の麓に立った男性が婚約指輪を差し出しプロポ-ズしたようで、無事彼女に受け取ってもらえたようだ。この男女も見るからに東南アジア系で、この場所は外国人にとっても特別な場所のようである。
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箱根神社
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箱根ジオパ-ク  ※画像クリックで拡大
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樹齢600~800年を超える老杉の並木
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本殿
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撮影待ちの大行列が右の方に長く延びていた  ※推定、軽く1時間
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平和の鳥居  ※列に並ばなくても、自分を被写体としなければこれくらいは撮れる

今日の宿は、伊東園ホテル箱根湯本。大家族だと何をするにしてもお金がかかるので、宿は湯快リゾ-トか伊東園、大江戸温泉くらいしか選択肢がない。そして同じ伊東園と言えどホテルはピンきりで、元々が伊東園ホテルとして建てられた訳ではないのでそれも当然ではある。今回の宿は見るからに寂れた感があり(その分値段は若干安い)、草津の宿とのギャップは大きかった。家族の落胆も大きく、明らかに皆のテンションは低い。ならばと知名度抜群の箱根の湯に期待したが、今一パッとしない。箱根の湯はどこもこんなものなのだろうか。そして待望の夕食タイム。全般的にメニュ-は昨夜と同じで新鮮さはなかったが、揚げたて天麩羅がこの宿独自の目玉商品のようだ。生ビ-ルを中心に、レモンサワ-、白ワインなど今日もたらふく飲ませてもらった。
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伊東園ホテル箱根湯本  ※1泊2食付き、6人で42,758円
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草津の宿が良かっただけに、全体的に寂れた感が目立つ  ※407号室
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トイレと洗面所が一体だと使い勝手が悪過ぎる  ※フロアに共同トイレも無い
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銘菓
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せめて温泉くらいは期待したい
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地下1階の中浴場(露天風呂付き)  ※翌朝は男性が大浴場
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温泉の成分表示  ※画像クリックで拡大
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2階の展望露天風呂
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プ-ルのような薬の臭いが気になる
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進学校に通う四女には、旅行翌日にテストが控えている
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五女(小1)は平仮名の練習
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夕食会場へ  ※楽しみにしていた卓球ル-ムは完備されていなかった
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夕食バイキング
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メインの各種天麩羅以外、内容は草津とほぼ同じ  ※アルコ-ルの種類はこちらの方が多かった
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メロンソ-ダ


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草津箱根の旅(1)~草津温泉

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草津温泉 湯畑


【日時】令和5年11月21日(火) 旅行1日目
【場所】自宅~草津(群馬県)



久々の家族旅行。前回が令和3年11月の東北旅行だったので、家族全体としては実に2年ぶりということになる。僕ら夫妻には子供が7人いるが、その内4人は成人し社会人となった。故に子育て最中の残る3人(四女、五女、次男)と、社会人の次女、そして僕ら夫妻を合わせた計6人が今回の旅行メンバ-となる。目的地としては未だ訪れたことがなかった草津温泉をメインとし、伊東園ホテルのある箱根温泉を繋ぐ計画とした。出発数日前に初雪が降ったことは幸いだった。慌ててタイヤ交換をしたおかげで、初日の平湯も難なく通過することが出来た。完全な雪道だったので、あそこを夏タイヤで通過していたと思うと背筋がゾット凍える。高山の自宅を朝5時に出発し、平湯、松本経由の下道で、5時間程で草津に到着。
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峠のおやき なかざわ
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みそぽ-くまん(180円×3)、のざわ菜おやき(130円×2)、なすおやき(130円)
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草津温泉温泉門  ※構想から9年、先月竣工したばかり
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温泉門足湯  ※湯畑へも近く、無料駐車場(約100台)やトイレも完備されている

有馬温泉(兵庫)、下呂温泉(岐阜)と並び、日本三名泉の一つに数えられるのが、ここ草津温泉(群馬)。これは江戸時代徳川家康、秀忠、家光、家綱の四代の将軍に仕えた儒学者・林羅山(1583~1657年)が、天下の名湯としてこの3つの温泉を記したことなどに由来する。乗用車の無かったその時代に全国の温泉をどれだけ巡り、3つに絞り上げたのかは実際気になるところだ。湯畑(ゆばたけ)は温泉街の中心部に湧き、名実ともに草津温泉の中核をなす源泉として機能する。囲いの内側にある湯樋は、高温過ぎる源泉を加水することなく低温化する為の施設であり、湯の花を採集する目的も兼ねている。町の至る所に休憩所を兼ねた足湯があり、無料で入浴出来る温泉施設も幾つか用意されている。
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名勝 湯畑
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湯畑とは源泉を木製の樋等に掛け流し、湯温の調節を行う施設のこと

平日にも関わらず観光客が多い
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意外と近いのに初めて訪れた
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湯畑は湯の花採取を実施している温泉地に多く存在し、草津温泉では観光名所となっている

流れる源泉
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山門の仁王像
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草津山光泉寺本堂
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弘法大師尊像
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五重塔  ※今月10日に落慶式が行われたばかり
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釈迦堂
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光泉寺から見下ろす湯畑
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湯畑標高は1156m
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羅針盤には下呂温泉、高山市の記載もあった
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千代の湯(無料)
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ぬるい
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温泉まんじゅうの試食
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上州地粉うどん まつもと
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群馬名物 ひもかわうどん
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上州もち豚つけ汁ひもかわ(1000円)
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とにかく長い  ※量は少なく、値段は割高に感じる
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当然味は良い
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群馬名物 おきりこみ
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おきりこみ単品(1100円)
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冬期限定のこちらの方が良さげ
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草津片岡鶴太郎美術館
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ようこそお越し下さいました
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製作中の片岡鶴太郎
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略歴  ※画像クリックで拡大
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縁むすぶ
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金太郎
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奴凧
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江戸前寿司
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かつを
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伊勢海老
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ゴッホ
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お土産  ※漬物4個1050円と大変お得
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温泉地と言えば
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温泉卵  ※1個150円
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45度の源泉で2時間かかるらしい
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家族
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第7子
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第6子
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どんぐり共和国
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キャラクタ-
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キュ-ピ-ちゃん

♪草津よいとこ 一度はおいで(ア ドッコイショ)、お湯の中にも(コ-リャ) 花が咲くヨ(チョイナ チョイナ-)。これは有名な草津節のフレ-ズで、湯もみ唄として昔からこの地方で親しまれてきた。高温な源泉を、効能を薄めずに冷ます方法として考え出されたのが、湯もみ。熱乃湯ではこの伝統的な湯もみショ-を観覧することが出来る。実際のところ、唄を歌いながら湯を混ぜているだけなのだが、草津に来たからには是非とも体験しておいた方がいい。平日にもかかわらず溢れんばかりの観光客で町は賑わい、この日があいにく定休日の店もあったが(草津温泉プリンなど)、単に待ち歩きするだけでも充分に楽しめると思った。時間的に湯畑のライトアップは諦めていたが、日暮れとともに点灯が始まり、その幻想的な雰囲気に思わず引き込まれそうになった。
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草津温泉 熱乃湯
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踊り

草津観光のハイライト
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草津よいとこ 一度はおいで(ア ドッコイショ)、お湯の中にも(コ-リャ)花が咲くヨ(チョイナ チョイナ-)

草津温泉の源泉は50℃程と熱く、そのまま入浴することは出来ない
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しかし水を入れたのでは温泉の効能が薄れてしまう為、板で湯をもみ、一定の温度に下げる手法が考えられた
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白旗乃湯(無料)
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やや熱め
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伝統湯地蔵(無料)  ※ちょうど良い温度だった
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地蔵源泉
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顔湯
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湯畑ライトアップ
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幻想的な雰囲気に包まれる
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温泉門足湯

今日の予定を全て終え、高台にある伊東園ホテルへと移動。ここは伊東園ホテル草津。部屋は和洋ミックスの大部屋が用意され、一目見た瞬間、一堂歓声を上げた。少し寛いだ後、早速次男を連れて浴場へと向かう。草津の温泉は一体どんなものなのか。ここまで市中の3つの公衆浴場に入り、湯畑では轟々と唸る硫黄臭を嗅いでいた。そしてこのホテルの温泉は、無色透明の無臭で、ヌルヌルした肌触りが特徴だった。僕の地元飛騨の下呂温泉にもよく似ている。白や黄土色に濁った如何にも温泉っぽい色合いや、鼻を突くような温泉独特の強烈臭が好みだが、このヌルヌル感だけの泉質でも悪くない。そして待望の夕食バイキング。伊東園ホテルはアルコ-ルが飲み放題なのが嬉しい。おそらく生ビ-ル7、8杯は飲んだと思う。食後は子供と卓球をし、もう一度温泉に浸かった。
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伊東園ホテル草津  ※1泊2食付き、6人で48,533円
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イメ-ジキャラクタ-
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和洋ミックスの253号室  ※畳間の奥に2ベット
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バイキング会場は目の前で、卓球ル-ムや大浴場(露天風呂)も同フロア
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銘菓
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下呂温泉のように透明無臭でヌルヌルの泉質だった
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夕食バイキング(90分)
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食べ放題が一番盛り上がる
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ロ-ストビ-フ
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アルコ-ル飲み放題


2日目へ・・


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四国の旅(8)~名もなき池

Day6 2023年8月17日
関~高山



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モネの代表作『睡蓮』を想わせる 名もなき池  ※画像クリックで拡大


岐阜県関市板取にある、名もなき池。透明度の高い湧水に咲く睡蓮がとても美しく、池の中を優雅に錦鯉が泳ぐ姿はまるでモネの代表作『睡蓮』のようだと密かに話題になっている。この通称『モネの池』とは根道神社参道脇にある貯水池のことで、高賀山の伏流水を利用して1980年頃灌漑用に整備された。地元では『根道神社の池』、もしくは単に『池』と呼ばれている。池の透明度が高い理由は高賀山の山体が流紋岩類で構成されており、そこからの湧き水には養分が含まれず微生物が育たないことが原因。2015年にSNSでこの池が話題に上り、新聞や情報番組で取り上げられたことで一気に世に知れ渡った。そんな僕もその一人で、以前より一度は訪れてみたいと思っていた。印象派を代表するフランスの画家クロ-ド・モネ(1840-1926)は、数多くの睡蓮を描き、その絵画は世界中の美術館に収蔵されている。その中の一つを国立西洋美術館(東京都)で今年春に鑑賞しており、モネには申し訳ないが、名もなき池の方が明らかに綺麗だと思った。
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名もなき池 (通称:モネの池)  ※画像クリックで拡大
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池を囲うように、遊歩道が整備されている
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透き通る名もなき池を
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優雅に泳ぐ錦鯉
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睡蓮の間をかいくぐり
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静かに水面を揺らす
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鯉と人、一体どちらが見世物なのだろう

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道の駅 明宝  ※明宝と言えば明宝ハムが有名
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ここの明宝フランクはお勧め
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とても美味くて、身がぎっしり詰まっている


帰宅


ファミマ(コ-ヒ-120円×2) 道の駅明宝(明宝フランク220円×2)  計680円 (※旅行総額70,085円)

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四国の旅(7)~世界最古の木造建築 法隆寺

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世界遺産 法隆寺地域の仏教建造物 (1993年登録)


・・前回の続き


法隆寺。聖徳太子と推古天皇が推古15年(607年)に創建。世界最古の木造建築群とされ、1993年12月には国内初の世界遺産に登録された。境内は西院伽藍と大宝蔵院、東院伽藍から成り、国宝・重要文化財の建築物は55棟、所蔵する宝物は2300余点にも及ぶ。1300年前の姿を今尚残す五重塔や金堂を前にして、ガイドの説明が耳に残った。法隆寺観光のメインとなる西院伽藍には無料ガイドが多数待機しているので、ここは是非ともガイドの活用を勧めたい。法隆寺には飛鳥時代の建物など数多く残っているが、これには知っておくべき事柄がある。実は歴史あるこれら建築物の多くは、建築当時のまま同じ場所に建っている訳ではない。100年で屋根を替え、300年で大修理を行い、そのおかげで今の姿が保たれている。世界最古の木造建築と名高い五重塔、金堂に至っては過去数回の解体が行われ、直近では昭和17年に五重塔の解体修理が行われた。
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南大門(国宝)  ※室町時代創建、1438年再建
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法隆寺だけは是非とも一度は来てみたかった
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中門(国宝)  ※飛鳥時代創建、明治36年再建、平成27年再建
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金剛力士像・阿形(重要文化財)  ※711年造立
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金剛力士像・吽形(重要文化財)  ※711年造立
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五重塔(国宝)  ※飛鳥時代。心柱の下にある心礎には仏舎利が納められている
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金堂(国宝)  ※飛鳥時代
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法隆寺の御本尊を安置する
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薬師如来像(国宝)  ※飛鳥時代
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釈迦三尊像(国宝)  ※飛鳥時代
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大志は来年修学旅行で来るかもしれない
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大講堂(国宝)  ※平安時代
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薬師三尊像(国宝)  ※平安時代
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回廊(国宝)  ※飛鳥時代
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回廊(国宝)  ※飛鳥時代
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西院伽藍は国宝ばかり
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経蔵(国宝)  ※奈良時代
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鐘楼(国宝)  ※平安時代。鐘楼に吊り下がる梵鐘は、奈良時代前期鋳造の銅鐘で、国重要文化財
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西円堂(国宝)  ※鎌倉時代
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薬師如来像(国宝)  ※奈良時代
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三経院・西室(国宝)  ※鎌倉時代
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東室(国宝)  ※飛鳥時代

見る物全てが国宝という西院伽藍をようやく抜け出した。そもそも聖徳太子とは一体どんな人物だったのか・・。『厩戸(うまやど)』を本名とし、『聖徳太子』という呼び名は死後100年以上経ってから使い始めた尊称のようである。聖徳太子は飛鳥時代の政治家で、日本初の女性天皇となった推古天皇時代の皇太子として摂政を務め、政治の補佐を行った。摂政として実権を握っていく中で、天皇中心の政治を推し進めるべく、十七条の憲法や冠位十二階の制定など、多くの歴史的偉業を成し遂げた。正式な墓は大阪府南河内郡太子町にある叡福寺の磯長墓にあるとされる。
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大宝蔵院
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観音菩薩像(国宝)  ※白鳳時代
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百済観音像(国宝)  ※飛鳥時代
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閉館時間が迫り、大忙し  ※大宝蔵院(展示品多数)の見学が雑になり後悔
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夢殿(国宝)  ※奈良時代
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絵殿・舎利殿(重要文化財)  ※鎌倉時代
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東院鐘楼(国宝)  ※鎌倉時代
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東大門(国宝)  ※奈良時代
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綱封蔵(国宝)  ※平安時代

法隆寺は想像以上に見所が盛り沢山で、宝物を数多く展示する大宝蔵院の見学が適当になったことを悔やんでいる。17時の閉館時刻に合わせ退出し、一路家路を目指す。とは言え、台風の影響で高速道路は通行止となっており、三重県周りの下道を強いられた。狭い道をナビに操られつつも何とか街道に出て、いよいよ本格的なロングドライブが始まった。しかしここで全く予期せぬエンディングが始まることになる。左側の河岸道路から白い軽自動車が目の前に飛び出してきて、ふいに衝突事故の当事者となってしまった。その瞬間は今でもスロ-モ-ションで脳裏を流れ、あの時の衝撃も鮮明に覚えている。楽しかったこれまでの記憶は、一瞬にして粉々に砕け散った。何故・・。観光を全て終えていたことがせめてもの救いで、これが行きだったらと思うとゾッとする。警察を呼び、保険会社に電話をし、必要な事故処理を済ます。フォグランプがぐらついていたが、運転するには支障はないと若い警官に言われた。
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法隆寺を出て数分、河岸道路から出てきた車と衝突  ※僕は直進
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名阪国道 伊賀サ-ビスエリア

高速道路が通行止でさえなかったら事故には遭わなかった気もするが、三重県周りの下道で帰ることになった為、横綱に寄ることが可能となった。ラ-メン横綱は、僕が最も好きな店。店の前を通りかかれば必ず立ち寄るし、だからこそ名古屋や三重では横綱以外の店にはほとんど行ったことがない。ラ-メン大盛りを頼み、着丼とともにネギ1ケ-スを全投入。ニントン(にんにく唐がらし)でス-プを真っ赤に染め、尋常でない量の大汗をかきながら、目ん玉を真っ赤にして食べる。ネギのお代わりを早々に申し出、今度は少しずつ投入しては2ケ-ス目も難なく空に。25年変わらない僕のこの行いに、家族はいつも引いており、この日は他客から熱い視線を浴びた。僕と同い年の横綱ラ-メン。結局は麺やス-プ単体が好きというよりは、ネギとニントンで絡めた時の絶妙なコンビネーションが好きなのだ。岐阜市内へと入り、一度来たことのある喜多の湯へ。ここで汗と一緒に悪運も洗い流し、今宵の宿泊地を目指し車を走らせた。
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ラ-メン横綱 川越店 
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メニュ-表  ※画像クリックで拡大
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ラ-メン大(840円)、黒豚餃子(240円)
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大志との横綱は、韓国旅行の締めに食べた2月の京都以来
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ニントンも追加追加でたっぷり入れていくので、ス-プ本来の味は知らない
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ネギ、軽く2ケ-ス完食
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本場香川の讃岐うどんも最高だが、僕にとって横綱が生涯最高の食べ物
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六条温泉 喜多の湯(岐阜市)
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24時間営業ならいいのだが(0:00)
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道の駅ラステンほらど(2:21)


関(道の駅ラステンほらど)泊


ガソリン(945円※@176円) ハロ-ズ六条店(パン191円) うどん縁や(かけうどん小280円×2、からあげ120円) なりや本店(かけうどん小270円×2) こがね製麺所(かけうどん小290円) 大鳴門橋(580円) 道の駅あわじ(ミックスソフト350円×2、鳴門金時タルト778円) 明石海峡大橋(760円) 高速NEXCO西日本(330円、1090円) 阪神高速(1090円) ガソリン(2275円※@178円) 法隆寺(大人1500円、子供750円) ラ-メン横綱(ラ-メン大840円×2、黒豚餃子240円) 喜多の湯(大人750円、子供350円)  計15,519円

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