盾と完走証
昨年春に開催された、本州縦断フットレ-ス2021《SPECIAL》。あの地獄のように辛かった日々も、今では懐かしき良い思い出となっている。そんな折、主催者であるスポ-ツエイド・ジャパンから完走証と立派な盾が届いた。6500円のエントリ-代しか払っていない分際で参加賞を頂いた上、ここまでしてもらい本当に有り難いし、逆に申し訳ないと思う。レ-ス中、『誰だ、こんな地獄のような大会を考えた人は
・・』と心の中で攻め立てたことを深く反省し、ここにお詫びしたい。

盾と
昔海外を彷徨っていた頃、宿かどこかで仲良くなったドイツ人青年が言い放った言葉。それが今でも僕の脳裏に深く焼き付いている。当時22歳の僕は、その青年にこう尋ねていた。『何故君は、世界を旅しているのに写真を撮らないのか・・』。すると青年は自分の頭を指さし、ぶっきらぼうにこう言い返した。『俺のカメラはここにあるのさ
・・』、と。今思えば、随分キザな野郎だ。

完走証
写真(カメラ)は当時を振り返るのに最も手っ取り早く、最良のアイテムであることは誰もが知るところ。そして完走を記す賞状やメダルや盾は、自分が頑張った証を形として残すもの。しかし仮にそれらが何も無かったとしても、別にたいしたことはない。大切なのはそこに至る過程であり、かけがえのないあの辛かった日々である。汗や涙とともに自分の脳裏に深く刻まれたあの日々は、僕が生きている限り決して薄れることはない。


盾と
昔海外を彷徨っていた頃、宿かどこかで仲良くなったドイツ人青年が言い放った言葉。それが今でも僕の脳裏に深く焼き付いている。当時22歳の僕は、その青年にこう尋ねていた。『何故君は、世界を旅しているのに写真を撮らないのか・・』。すると青年は自分の頭を指さし、ぶっきらぼうにこう言い返した。『俺のカメラはここにあるのさ


完走証
写真(カメラ)は当時を振り返るのに最も手っ取り早く、最良のアイテムであることは誰もが知るところ。そして完走を記す賞状やメダルや盾は、自分が頑張った証を形として残すもの。しかし仮にそれらが何も無かったとしても、別にたいしたことはない。大切なのはそこに至る過程であり、かけがえのないあの辛かった日々である。汗や涙とともに自分の脳裏に深く刻まれたあの日々は、僕が生きている限り決して薄れることはない。
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| 本州縦断レ-ス2021 | 13:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑