FC2ブログ

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

僕は自称、山菜ランナ-

僕は走ることが今でもあまり好きではないが、この時期のランニングだけは意外と好きで走っている。名付けて、”山菜ランニング”。僕の住む飛騨には、はっきり言って山しかない。自宅から30分も走ればそこは山菜の宝庫、宝の山。峠や林道など至る所に、その時期の山菜がゾンビのように湧いている。家族(特に調理する側)には若干迷惑がられているが、これも旬の行事だと思い、潔く諦めてほしい。ただ僕が採ってくる山菜は、近所の大型ス-パ-では結構な値段の物ばかりなので、僕としてはいつも優越感には浸れている。一度走ってこれば実益的に軽く5千円分くらいは得ているだろうと、その辺に関してだけは意識が高い。
DSC00420_convert_20190506151423.jpg
タラノメはまだ蕾  ※あと1週間はかかりそうだ
DSC00422_convert_20190506151436.jpg
こんな高い所、手だけじゃ絶対に採れない
DSC00425_convert_20190506151446.jpg
ハリギリもまだ蕾
DSC00427_convert_20190506151457.jpg
以上2019.4.28撮影  ※この日収穫したタラノメ

5月4日はタラノメ狙いで集落奥の林道を詰めた。ホタルイカ獲りの徹夜明けで辛いが、何とか得意の山菜で挽回したい。前回(4月28日)来た時はまだ蕾だったので今回は丁度いい頃だろうと思ってはいるが、問題は誰かに先に採られていないかだ。頑張って走り、現場に到着。今日はタラノメの一点狙いなので、バックは背負わず軽装で来た。幸いまだ誰も採りに入っていないようで、今年は僕に軍配があった。その後走っていて数台の軽トラと擦れ違ったが、ひょっとしたら僕と同じ場所のタラ狙いで、数分の差だったのかもしれない。タラの芽は4、5m程伸びているものもあり、当然手は届かない。対策として今日はヒモを持参した。軍手も必需品だ。頼りないヒモだったが、何とか全ての芽をゲット出来た。しかし短パンにTシャツというランニングスタイルでは、やはり凶暴なタラとは対等に闘えなかった。

倒木が散乱し、かなり足場の悪い中、体勢を崩し転倒は避けられない状態に。通常なら咄嗟に手が出て、そこら辺の木に手を掛けて転倒を免れるのだが、何せ一帯はタラばかり。さすがにタラの木に手を差し出せば、逆に大怪我をする。本能的にそれを悟り避けたのはいいが、そうなると転倒は必至。転ぶ先にタラの木が見えたが、体に力を入れ、タラの木目掛けてそのまま倒れ込んだ。両脚が傷だらけになり、血も出ている。その程度で済んだから、まだ運が良かった方だ。・・しかしその後夕方くらいから突如右脚が痛み出し、歩けない程になった。当初走り過ぎによる故障かと思っていたが、どうやらそうではないらしい。指で押すと痛む源が特定出来、そこには日中のタラ林での外傷の跡が残る。おそらくタラが刺さった箇所から菌が入ったかして、中で化膿しているのだろうと思った。その夜は寝返りも打てないし、痛すぎて眠れなかった。
IMG_0443_convert_20190506141701.jpg
2019.5.4収獲  ※コゴミ(上)、ハリギリ(下左1本)、タラノメ(下中)、リョウブ(下右)
IMG_0460_convert_20190506141857.jpg
今日の狙いはタラノメ  ※この代償は大きいものとなった
IMG_0459_convert_20190506141846.jpg
タラノメはタイミングが難しい  ※採り頃ばかり求めると、誰かに採られてしまう
IMG_0455_convert_20190506141723.jpg
コゴミの群生地を発見!  ※コゴミの時期は既に過ぎているが、ここは珍しく採り頃
IMG_0461_convert_20190506141912.jpg
リョウブ  ※これさえ覚えておけば、餓死することはない

5月6日。右脚の痛みはまだ残っているが、山菜も気になるし、リハビリを兼ね軽めのランニングに出かけた。この日の狙いはワラビ。3日前も採っていたが、その時はまだ少し早かった。しかし今回読みは的中し、この日は採り放題の状態がどれだけでも続いた。本腰を入れる時はトレランバックを背負って来るのだが、ここまで採れるとは思っておらず、毎回そうだが『何でバックを持って来なかったんだ・・』と悔いが出る。ワラビは雑草の背丈を越え、今が盛りを迎えていた。今週はワラビがどれだけでも採れそうなので、朝ランの際はバックを背負い、いつもより少し早く家を出ようと思う。横目で山菜を探しながらのランなので、一向にペ-スは上がらないし、見つけると止まったり歩いてばかり。この時期のランは全く練習になっていないが、楽しいから気にしない。僕は自称、”山菜ランナ-”。手の指が黒いのと、脚が傷だらけなのが何よりの証拠だ。それに、山菜ランニング・・。ランナ-の機動力を最大限駆使したこの形態は、山菜界では無敵だろう。車や自転車では見落としが多いだろうし、徒歩では活動範囲が限られる。
DSC00577_convert_20190506135305.jpg
2019.5.6収獲はワラビ3袋  ※今回も持ち帰るのに苦労した
DSC00582_convert_20190506135326.jpg
ワラビはこれからどれだけでも採れる

≫ Read More

スポンサーサイト



| タラ | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

コシアブラはまだ早かったが・・

最近の僕と言えば、5月GWが今年最後の勝負(3月4月は惨敗)となる『ホタルイカ獲り』のことと、つい3日前に1本走り終えたばかりでこの先3連戦(4週間で100㌔3本)を迎える『ウルトラマラソン』のこと、或いは春になり急に慌ただしくなってきた『庭(特にレッドロビンの手入れ)や畑』のことなどで頭の中はパンク寸前だった。しかし突然、重要なことを思い出す。しまった!コシアブラのことを忘れていた。僕の山菜手帳(記録)によれば、2018年は4/27にあの場所を訪れ、大きめだが可。2017年は5/3で蕾大、5/8の再訪で適期だった。ここ最近夏のように暑い日が連日続いており、今年は既に遅いか、丁度いいくらいだろうと目論んでいた。そんな訳で今朝、小雨舞う中、急遽仕事前にコシアブラ採りに向かった。

・・結果、コシアブラはまだ蕾小で、どう見ても後1週間は最低でもかかりそうだ。例年コシアブラ目的で訪れているので、収獲時期の少し早いタラの芽は大概が採られた後か、採りこぼしのものは大きくなり過ぎていた。ハリギリに至っては誰にも見向きもされず、大きくなり過ぎているパタ-ンが大抵だった。しかし今回そのタラの芽やハリギリさえもまだ蕾大で、もう少し日数がかかりそう。一通り様子を見て歩き、また出直すかと車を動かした瞬間、普段は気にかけていない道の反対側で気になる樹形と目が合った。念の為車から飛び出て、その正体を確認しにいく。すると予感的中、上物のタラの芽が何個が天に伸びていた。ここだけ日当たりがいいからか久々に上物を見つけ、自分の勘を見直した。
CIMG7828_convert_20190424113747.jpg
コシアブラはまだ蕾  ※今年はかなり遅い
CIMG7831_convert_20190424113800.jpg
タラの芽  ※帰り際、運転席から偶然目に留まる
CIMG7833_convert_20190424113810.jpg
収獲したタラの芽(上)とハリギリ(下)  ※ハリギリはまだ早い
CIMG7836_convert_20190424113837.jpg
上質なタラの芽

| タラ | 13:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

山菜ランニング

002_convert_20180430125657.jpg
こんな所でタラの芽発見!

山菜ランニング。この時期のランニングにぴったりの呼称が、僕の中で決まった。本来の走る目的はウルトラマラソン連戦に向けた走り込みのはずなのに、ここ数週間、道端で野草を見つけては脚を止め、又見つけては脚を止めの連続で一向に運動になっていない。幸い探すことに夢中なことと、それが楽しいこと、そして何より休憩ばかりしていることで、走る辛さはほとんど感じていない。気晴らしという意味では、これは超ウルトラ本番でも使えるかもしれない。村落地のような平地ならタ-ゲットは地面(下)ばかりだからいいものの、一旦峠に向かうものなら、視線は下だけに留まらず、上(木の先)も見なければならなくなり、目は脚以上に忙しい。手の指は常に土で汚れており、ウルトラランナ-の足指は黒いが、山菜ランナ-兼用ともなれば手の指までもが黒いことになる。

富士五湖100㌔を1週間後に控え、この日は最後の追い込みとして26㌔の峠走に出かけた。ランバックは背負っているし、収獲用の袋は沢山入れてある。普段からよく走るこの鬼峠、かなりの高低差を有し、走って上るなんてことは走らない人からしたら俄に信じられないことだろう。ふと中腹の目立つ場所で、タラの木を見つけた。芽はまだ小さいが、誰にも採られることなく付いていた。人に気付かれないよう、車が来ないことを確かめて慎重に目を紡ぐ。人気の高いタラなんかは人に場所を知られないことが肝心だ。車の走行では気付けない場所も、徒歩では来れない場所も、ランニングなら知り得ることが出来る。山菜探しに機動力の高いランニングは有効な手段だ。普段走っていて野草は多く採れど、木の芽を探すことはあまりなかった。以来視線は上に上げ、タ-ゲットをウコギ科に絞り込む。結果峠へと至るまでに、タラの群衆は何箇所かあった。いずれもまだ芽は小さかったが、時期さえ合えばかなりの量を採れそうだ。たださすがに目立つ道路脇だけはあり、心無い採り方で致命傷をまとった無残な姿が多くあった。そんなこともあり、被害防止の為にも小さな内に採っておいた。
010_convert_20180430125723.jpg
タラの無残な姿
014_convert_20180430125735.jpg
コシアブラも見つけたが、まだ蕾
018_convert_20180430125748.jpg
ノカンゾウ
022_convert_20180430125839.jpg
4/14の収穫  ※左下から反時計回りにノカンゾウ、タンポポ、ノビル、フキノトウ、タラの芽、ネギ坊主、ヨモギ
031_convert_20180430130029.jpg
タラの芽  ※まだ少し早いが、コ-ス上に結構あった

峠を上り切り、そこは標高1000mの高原地帯。下界では既に終わったノカンゾウやフキノトウも、この高地ではまだ収穫可能だった。そしてその後再び下界に戻ってくると、大きくなったノビルが腐るほど生えていた。どうしても山菜野草となると天婦羅がメインとなるが、このノビルと言う野草はニラ代わりにも使えるし、味は今一だが何かと都合はいい。母が近くの道端でスイバ(酸い葉)を採ってきた。この地方では『すいもさ』とも言うらしく、イタドリとともに母は子供の頃、おやつ代りに食べていたらしい。後々画像でスイバを確認すると、確かにこれなら僕も子供の頃よく食べていたことを覚えている。
032_convert_20180430130040.jpg
その夜、実家にて  ※コラ大志、手で食うな!
037_convert_20180430130631.jpg
春の山菜料理
045_convert_20180430130734.jpg
おはぎ3種(きな粉、ヨモギ、あんこ)
047_convert_20180430131106.jpg
天婦羅(手前からフキノトウ、ネギ坊主、ヨモギ)
052_convert_20180430131120.jpg
天婦羅(手前からタンポポ、ノカンゾウ、タラの芽)
061_convert_20180430130850.jpg
ノビルの卵とじ  ※ニラ玉のよう
043_convert_20180430130722.jpg
ノビルの酢味噌和え
070_convert_20180430130825.jpg
ノビル(鱗茎)の甘酢漬け
071_convert_20180430130911.jpg
ツクシの卵とじ
076_convert_20180430130940.jpg
スイバのサラダ  ※母が一人懐かしがっていた

| タラ | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |