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白山白川郷(0)~タッちゃん、どら焼きについて語る

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道の駅・飛騨白山にて前夜の宴会  ※波ちゃん持参の豪華カップ麺が並ぶ


これは4年前に思いついて、ずっと頓挫していた計画である。2週間後の佐渡(208㌔)に向けて、ある程度の距離は走っておきたかったし、重荷を背負っての長時間行動もしておきたかった。そんな時今度の週末はどこを走ろうかと考えていたところ、机の上に積んである地図の中から、ふとこの計画が蘇った。道の駅・飛騨白山を起点とし、県道白山公園線(14.2㌔、上り640m)を走り抜け、先ずは大白川登山口へ。そこから室堂を経て、名峰白山(御前峰)に登頂。そして中宮道、念仏尾根といった長い稜線を縦走し、妙法山、野谷荘司山を経て、白川村馬狩に下山。大白川からここまでの標準CTは16時間50分で、その5割ペ-スで考えている。その後は世界遺産の白川郷合掌集落を抜け、国道156号を走り、道の駅・飛騨白山にてゴ-ルを迎える。下山後のランは17.5㌔あり、ト-タルで50㌔を超える長丁場となる。

丁度明日は第7回白山白川郷ウルトラマラソンが開催されるようだが、僕は前日波ちゃんに教わるまで知らなかった。当初の計画では遠回りとなる白川郷の集落は避けて、馬狩から近道を抜ける予定だったが、同日開催の本家(大会)に対抗すべく急遽合掌集落もコ-スに盛り込むこととし、それに併せタイトルも『白山周回』から『白山白川郷』とした。前日の道の駅は翌日の大会参加ランナ-の車で一杯だった。果たして本家白山白川郷と、僕らの白山白川郷はどちらがきついのか・・。僕はコ-スが厳しい頃の大会(今は片道だが、以前はホワイトロ-ドを1往復した)にも出たことがあるので、明日の夜にはその答えが判明しているだろう。ただ実際、本家は『白山白川郷』と謳っていながらも白山市は通るが名峰白山は通らない。そんなこともあり、『僕らの方が、ある意味本当の白山白川郷だ!』と、仲間(僕だけ)の鼻息は荒い。
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第4回白山白川郷ウルトラマラソン 2016.9.11

前夜、道の駅・飛騨白山に集まった僕らは、早速17時から車の脇で宴会を始めた。当初計画では日曜決行(雨天中止)だったが、目まぐるしく変わる天候が読めなかった。僕はどうしてもこの週で片付けておきたかったので、快晴間違いなしの土曜に一人で行うか、日曜の天候に懸けるか金曜夕方の直前まで決めかねていた。しかしこうして仲間と前夜飲んでいるだけで充分楽しかったし、予定そのものを変更してこれがメインでもいいかもな・・とは皆共通した意見だった。それでは今日はとことん盛り上がり、明日は三方崩山にでも登るとするか・・。半分冗談だが、今度はそういう企画でも面白いかもしれない。明日は2時起床3時スタ-トと早いので、当初宴は3時間でお開きとするつもりだった。しかしあまりにも心地良い空間は、誰からともなく自ずと延長された。キャンプ派のほっしゃんがホットワインを作ってくれ、やがて酔ったタッちゃんの力説が始まる。なんでも明日の荷物を軽くする為に、あえて今夜寝る前にどら焼きを全部腹に詰め込んでおくのだと言う。そんなんで明日一日持つわけがない!お前ドラえもんか!と皆に突っ込まれるが、本人曰く、これで完璧!と自信満々。傍から見たら僕らも明日の大会参加ランナ-にしか映らないだろうが、僕らだけ駐車場の中で異様に浮いていた。
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夜の部に突入
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タッちゃん、どら焼きについて持論を展開


つづく・・


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